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星読島に星は流れた [読書・ミステリ]


星読島に星は流れた (創元推理文庫)

星読島に星は流れた (創元推理文庫)

  • 作者: 久住 四季
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2016/08/31
  • メディア: 文庫
評価:★★★☆

天文学者サラ・ローウェル博士は、
彼女が所有するボストン沖に浮かぶ孤島、
《星読島》(ほしよみじま・スターゲイザーズアイランド)で
毎年、天体観測会を開いていた。

この島にはなぜか数年に1回という超高頻度で隕石が落ちてくるという。
そしてその隕石は観測会の参加者の一人にプレゼントされるのだ。
そのため毎年、参加希望者が殺到していた。

観測会に応募していた医師・加藤盤(ばん)は、
高倍率を突破して島に招待されることになる。

参加者は彼を含めて7名。
サラ博士の教え子でNASA職員のエリス・バーナード、
日系アメリカ人で情報工学博士号を持つ天才少女、
美宙(みそら)・シュタイナー、
隕石回収業者のコール・マッカーシー、
ニートのデイヴィッド・グロウ、
スミソニアン博物館職員のアレク・クレイトン博士、
陰鬱な雰囲気を漂わせる女性、サレナ・カーペンタリア。

もし隕石が見つかったら、誰に贈られるかはサラ博士の胸三寸。
隕石の大きさによってはひと財産になるため、参加者の間には緊張が走る。
そんな中で迎えた滞在3日目の朝、参加者の一人が死体で発見される・・・


孤島という非日常の世界を舞台にしたクローズド・サークルもの。
大向こうを唸らせるような派手な作品ではないけれど
きっちりつくられた本格ミステリ、という雰囲気。

孤島という変化の少ない舞台なのだけど
視点人物となる加藤のもつ悲劇的な過去をはじめ、
登場するキャラそれぞれが抱えた複雑な事情が
物語の進行とともに明かされていき、単調になりがちな展開を救って
終盤へ向けての興味をつないでいく。

エピローグでは、事件解決後に生き残った人々が
再び日常の世界へ戻ったあとの生活が語られる。
ここのエピソードでちょっぴりほっとさせてくれるので、
読後感は悪くない。

nice!(2)  コメント(2) 
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コメント 2

mojo

鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2018-02-15 21:53) 

mojo

31さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2018-02-18 21:57) 

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