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きみのために青く光る [読書・ミステリ]


きみのために青く光る (角川文庫)

きみのために青く光る (角川文庫)

  • 作者: 似鳥 鶏
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/07/25
  • メディア: 文庫
評価:★★★☆

心に不安をもつ人間が ”超能力” を発動するという現象が起こる。
その ”超能力” の種類はさまざまだが、共通するのは
発動時に体が青く発光するということ。

この現象は「青藍(せいらん)病」と呼ばれるようになるが、
原因、治療法ともに解明されていない。この ”病” によって、
望まぬ ”超能力” を手に入れてしまった者たちの物語が綴られる。


「犬が光る」
田辺拓実(たくみ)は、幼い頃に犬に噛まれた経験から
動物に対して恐怖感を抱くようになり、青藍病を発症した。
彼の ”超能力” は、「動物から攻撃される能力」。
拓実の体が青く発光した瞬間、周囲にいる動物たちは
彼に対して敵対的な行動を始めるのだ。
高校3年生になった拓実は、クラスメイトの澤野真由に恋をするが、
彼女はなんと動物病院の娘だった。
散歩の途中で彼女に出会っても、いつも彼女の隣には
飼い犬のブルーノ(ジャーマンシェパード)が控えていて、
拓実が近づくことを阻んでいた(笑)。
夏休みを控えたある日、雷雨に遭遇したブルーノは
パニックに陥り、真由のもとから走り去ってしまう。
彼女のために、恐怖心を抑えてブルーノを探しに出た拓実は、そこで
男が幼い女の子を誘拐しようとしている場面に遭遇する・・・

「この世界に二人だけ」
中学2年生の吉岡空途(ひろと)が青藍病で手に入れた ”能力” は
「見つめた生き物の命を絶つこと」。しかし、最近になって
無意識のうちに ”力” を発動してしまうようになり
暴走しつつある自分の ”能力” に恐怖感を持ち始めていた。
そんなある日、町中で出会った少女・アヤメは
空途の目の前で人を殺してみせる。
彼女は空途と全く同じ ”力” を持っていたのだ。
「人を殺して、何が悪いの?」と言い放つ彼女だったが・・・
「なぜ人を殺してはいけないのか?」なんて
わかりきったことのように思うが、いざこれを
論理的に説明しようとするとかなり難儀な気がする。
これについて作中である人物が自説を語るのだけど
万人が納得するものではないかも知れない。
でも「こういう説明もあるんだなぁ」と、私は腑に落ちたよ。

「年収の魔法使い」
OLの小林千尋が青藍病で手に入れた ”能力” は
「目の前の相手の頭の上に、昨年の年収(手取り)が数字で見える」(笑)
というなんとも人を食った能力。
だからといって、彼女にとって一文の得にもならないんだが。
そんな彼女がある日、鏡を見たところ、自分の頭の上に浮かんだ数字は
「10,563,350」という桁違いの年収の数字だった。
慌てて銀行預金を調べたところ、彼女の口座には
800万円もの謎の金額の振り込みがあった・・・
深刻なエピソードばかりの本書の中で
いちばんコミカルでいちばんミステリっぽい。

「嘘をつく。そして決して離さない」
高校2年生の高橋修哉(しゅうや)と、彼の家の向かいに住む
雨沢鈴乃(すずの)は幼なじみだった。
生まれつき体が弱く、病気がちな鈴乃だったが
いまは修哉と同じ高校に通っている。
ある日、修哉は叔父・洋介の胸に青い光が灯っていることに気づく。
そしてその2週間後、洋介は事故死してしまう。
修哉が青藍病で手に入れた ”能力” は
「人の死期を悟る力」だったのだ。それを知った修哉は、
あるとき町中で ”青い光を灯した男性” を見つける。
彼の命を救おうと、鈴乃とともに追いかける修哉だが
奮闘むなしく男性は命を落とし、”運命は変えられない” ということを
思い知らされるのだった。そして修哉は、
今度は鈴乃の胸に、”青い光” を見つけてしまう・・・
絶望的な状態からの逆転が、本書がミステリであったことを思い出させる。
文庫で120ページと最長で、
本書の掉尾を飾る感動のラブ・ストーリーだ。


作者はミステリが主戦場なのだろうが、
SF的な舞台設定でも素晴らしい物語を紡いでみせる。
4作品のうち「年収-」を除いた3作は、
かなり深刻な設定で始まるのだけど
「年収ー」を含めてどの作品も読後感は爽やかで心地よい。


「嘘をつくー」のラスト近く、「犬が光る」で主役を務めた拓実君が
ちょっとだけ顔を見せてくれる。
事件後の彼の動向が気になる人にとっては嬉しいサービスだろう。

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風ヶ丘五十円玉祭りの謎 [読書・ミステリ]


風ヶ丘五十円玉祭りの謎 (創元推理文庫)

風ヶ丘五十円玉祭りの謎 (創元推理文庫)

  • 作者: 青崎 有吾
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/07/20
  • メディア: 文庫
評価:★★★☆

風ヶ丘高校の2年生・裏染天馬(うらぞめ・てんま)は
学校に住み着いている変人だが、素晴らしい推理力を持っている。
後輩の1年生・袴田柚乃(はかまだ・ゆの)を相棒に、
学校の内外で起こる事件に関わっていく。

「体育館の殺人」「水族館の殺人」と
長編が2冊続いた後の、初の短編集だ。

「もう一色選べる丼」
風ヶ丘高校の食堂では、最近食器の返却率が悪いことから、
食堂利用のルールが厳しくなっていた。
そんなとき、柚乃は返却されないまま
屋外に放置された食器を発見してしまう・・・
発見場所、トレーの様子、食べ残しの状態。
たったそれだけの情報から昼休みという短時間で
天馬は犯人を絞り込んでいくのだが、
いやはや、こんなものまでミステリネタにしてしまうんだ・・・

「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」
風ヶ丘の神社の夏祭りに出かけた柚乃だが、
なぜか買い物をすると渡されるおつりにやたらと50円玉が多い。
そこへ現れた伝馬とともに、その理由に迫っていくのだが・・・
真相は面白いし、なるほどとも思うが、
実際にこんなこと実行する奴はいないだろうなあ・・・とも思ったが
案外これを読んでやってみようと思う輩が出たりして。

「釘宮理恵子のサードインパクト」
アニメ好きならいろいろ思うところがある(笑)タイトルかも知れないが
中身はいたって普通(?)の学園ミステリ。
周囲から問題児と目されている高校2年生・釘宮理恵子は、
なぜか後輩の早乙女泰人(やすひと)と恋仲になってしまった。
その泰人が、所属する吹奏楽部の中でいじめに遭っているらしい。
理恵子は泰人たちの練習場所に乗り込んでいくのだが・・・
事態を解決に導く天馬が、ついでに二人に粋な計らいをする。
変人だが、いい奴なんだということがわかる一編(笑)。

「天使たちの残暑見舞い」
風ヶ丘高校を5年前に卒業した演劇部の先輩が残したノート。
それに書かれていたのは奇妙な人間消失。
その謎を解明しようとする現部長の梶原と天馬に頼まれて、
放課後の教室で、柚乃は同級生の早苗と
女性同士で抱き合うことを強要される。もちろん服は着たままで(笑)。
明かされる真相は、まあ理屈としては成立するかも知れないが
実際は「いくらなんでもそれはないだろう」と思うなあ・・・

「その花瓶にご注意を」
天馬の妹・鏡華(きょうか)は、花私立緋天学園中等部の3年生。
放課後、空き教室で友人と二人で過ごしていた鏡華だが、
そのすぐそばの廊下においてあった花瓶が
いつの間にか粉々に砕けてしまっていた。
割れた音も聞こえなかったことから、
鏡華は花瓶の壊れた謎の解明に取り組むことに・・・
兄貴ほどの切れ味はないけれど、鏡華嬢も堂に入った探偵ぶり。

「おまけ 世界一居心地の悪いサウナ」
タイトル通り、仲の悪い二人の男がたまたまサウナで出くわしてしまい、
その気まずいやりとりが綴られる。
ある意味シリーズ設定の根底に関わるエピソード。


前2作を読んでも思ったことだけど、
推理によって意表を突く真相を引き出してみせる
”論理のアクロバット” の見事さ。作者が
「平成のクイーン」って呼ばれるだけのことはある。
でも、彼の魅力はそれだけではない。

登場するキャラクターたち、特に中学・高校生たちの描写がいい。
ガチガチの本格ミステリを、実に楽しく読ませる。
まだ30歳前という若さがなせる技なのかも知れないが
若ければ誰でも出来るということでもないだろう。

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ルパンの娘 [読書・ミステリ]


ルパンの娘 (講談社文庫)

ルパンの娘 (講談社文庫)

  • 作者: 横関 大
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/08/09
  • メディア: 文庫
評価:★★★★

本書の文庫版が発売されたのは2017年8月、
購入したものの、ずっと積ん読状態になってて
やっと読了したのは今年5月末。
本来なら、この本の読書録を書くのはもっと後になるはずだった。
だって2月に読んだ分さえ、まだ書き終わってないんだもの(^_^;)。

じゃあなんて前倒ししたかというと、
現在、同名のTVドラマが放映されているから。
これを書いてる時点で第1話が放送済み。

放送前に、深田恭子(主役の三雲華を演じる)の出てる
ドラマのCMを見てたかみさんが
「これ、どんな話なの?」って聞いてきたので
「原作なら家にあるよ」って渡したら読み始めて
「すごく面白い!」って感想が返ってきた。
とはいっても、現時点でまだ1/3位しか読んでないんだが(笑)。


図書館司書として働くヒロイン・三雲華(はな)は
”公務員” である桜庭和馬(かずま)と交際中。

華との結婚を考えている和馬は、彼女を家族に引き合わせるが、
桜庭家の職業を知った華は仰天する。

和馬は警視庁捜査一課の刑事、父・典和(のりかず)も警察官、
母・美佐子は鑑識課勤務、妹の香(かおり)は交通課の婦警、
祖父・和一は、かつて捜査一課長まで務めた元鬼刑事、
祖母の伸江は警察犬訓練士、おまけに飼っている犬まで元警察犬という
三代続く警察官一家だったのだ。

そして、華の一家もまた ”特殊” な職業だった。すなわち泥棒である。
父の尊(たける)は美術品専門、母・悦子は装飾品を専門に狙い、
祖母・マツは鍵師、祖父・巌(いわお)は伝説のスリ師として知られ、
兄の渉(わたる)は凄腕ハッカーとしてネットから情報を盗んでくる。

華もまた幼少時から巌に徹底的な ”英才教育” を受け、
10歳を迎えた頃には祖父をも超える ”才能” を示すようになった。

しかし華本人は ”家業” である泥棒を嫌い、
真っ当に生きて堅気な人生を送ることを願っていた。
司書として働いているのもそのためだったし、
”公務員” である和馬との結婚を望んだのもそのためだった。

桜庭家の職業に愕然とする華に、さらに悲報がもたらされる。
荒川の河川敷で、祖父の巌が他殺体で発見されたのだ。

そして和馬は、殺人事件の捜査の中で
華が伝説のスリ師の孫娘であることを知ってしまう・・・


現代版「ロミオとジュリエット」だけれど、
全編を通じてコミカルなラブコメ調で綴られていく。

考え事をしていると、無意識のうちに人の財布をスってしまう(!)という
華さんの設定をはじめ、登場人物みんながぶっとんだキャラ立ち。
警官のプライドと泥棒のプライドがぶつかりあい、
ページをめくるのが楽しくて止まらなくなる。

物語が進むにつれて、和一と巌が顔見知りであったことや、
二人の大学時代にまで遡る、桜庭家と三雲家の間の ”秘密” が
明かされてゆき、ひいてはそれが今回の事件の背景になっていて、
意外な犯人につながることなど、ミステリとしての要素もきっちり。

クライマックスは、豪華ホテルの結婚式場が舞台となる。
(誰と誰の結婚式かは読んでのお楽しみ)
禁断の恋の行方も、殺人事件の真相も、
全部まとめて披露宴の中で解決(!)というとんでもない展開を迎える。

いやあ、読んでるときも思ったけど、
これは連ドラよりは映画向けの素材だよなあ。
文庫で470ページとちょい長めなので、細部を刈り込んで
2時間くらいの映画にしたら面白いと思うんだけど・・・

あと、主役は若い二人なんだが、年長組も見逃せない。
特に祖父母世代の活躍は特筆もの。これを読んだ人はみんな、
こんな老人になりたいと思うんじゃないかな。
高齢者が読むと元気がもらえる(笑)作品だね。


最後にTVドラマ版について。

放映前のCMと第1話の前半しか見なかったので(おいおい)
大きなことはいえないのだけど、かなり原作から改編されてるみたい。

だいたい、華さんはあんなぴっちりスーツを着て
「悔い改めな!」なんて叫びません。もっと控えめな女性です。

 ああいう演出は「キャッツ・アイ」の下手なパロディみたいで
 やらなかった方がいいと思うんだけどなぁ・・・
 でも、派手な演出にしないと観てもらえないのかなあ・・・
 なんて考えてしまった(笑)。

なんで深キョンが主役なのかも考えてみた。
だって原作の華さんは25歳くらいのはずなんだけど
深キョンはそれより10歳くらい上でしょ?

思うに、このドラマ版のヒロインを演じるには次の条件が必要。
(1)連ドラの主役を張れるくらいネームバリューがある。
(2)ぴっちりスーツを着ることを嫌がらない。
(3)体のラインが出ても問題ない、つまりナイスバディ(笑)である。

これらを満たす20代半ばの女優さんがいなかったってことなんだろう。
特に(2)と(3)の条件が難しいかな(笑)。


小説のほうは、続編である「ルパンの帰還」が昨日(12日)刊行された。
なんと文庫書き下ろしである。今日、手に入れてきたんだけど
新キャラとして、今度は探偵一家に育った女性刑事が登場するらしい。
和馬とともに、華さんが巻き込まれた事件の解決に奔走するみたい。

 驚いたことに9月にはシリーズ第3弾が刊行予定とのこと。
 タイトルは「ホームズの娘」。
 新キャラの女性刑事さんが主役になるのかな?

それにしても、「ルパンの娘」のほうはTVドラマ化のおかげで
大々的に宣伝されて書店では大量に平積みになってるのに
続編のほうが見つからない。
本屋を2軒回ってみて、やっと1冊見つけたよ。
(その1冊も私が買っちゃんたんだが)
売れてしまって残ってなかったのか?
それとも、もともと仕入れ数が少なかったのか?

※追記
今日(14日)、某ショッピングモールに買い物に行ったついでに
そこにある書店をのぞいてみたら、
「ルパンの帰還」が6冊ほど平積みになってましたよ。
それなりに売れてるようで、めでたいことです。


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舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 [読書・ミステリ]


舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (光文社文庫)

舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (光文社文庫)

  • 作者: 歌野 晶午
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/08/07
  • メディア: 文庫
評価:★★★

前作「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」に続く第2弾。
とはいうものの、前作を読んだのはたぶん8年くらい前。
内容はさっぱり覚えていかった。(^_^;)

本作を読んでるうちに前作の記憶が呼び覚まされるかと思ったが
こちらもさっぱりだったね(笑)。

語り手は中学生・高梨愛美璃(えみり)。
同級生の織本凪沙(なぎさ)、萩原夏鈴(かりん)ともに
私大の付属校である女子中学校に通っている。
この3人に、愛美璃の小学校時代の同級生で
公立中に通う舞田ひとみが加わった4人が遭遇する事件を描いた
6編が収録されている。


「白+赤=シロ」
愛美璃たち3人は、繁華街で災害義援金を装った
募金詐欺らしき女を見つける。
たまたま出会ったひとみとともに、女の家を突き止めた4人だが、
そこで殺人事件に遭遇する。
文庫で60ページほどだが、登場人物紹介が大半。
なので、事件発生から解決までは10ページちょっととかなり忙しい。
でも、ひとみさんの名探偵ぶりがしっかりアピールされてる。

「警備員は見た!」
愛美璃たちの通う中学校の水泳部の部室で
水着や下着が盗まれる事件が発生する。
犯行時に学校は授業中で、2カ所ある校門にはそれぞれ警備員がいた。
犯人は捕まらないまま夏休みを迎えるが、
今度は職員室に泥棒が入ってしまう・・・

「幽霊は先生」
愛美璃たちの通う中学校の英語講師、オーストラリア人のトム先生は
週に1時間、愛美璃のクラスの授業を担当している。
しかし、その日授業に現れたトム先生は、わずか1週間のうちに
体重が激減してすっかりやつれてしまっていた。
本人は「とても怖い目に遭った」という。
理由を知りたいとせまる愛美璃たちにトム先生は語る。
「幽霊を見た」と。
動機は分かるが、ミステリの落ちとしては正直なところ微妙なネタ。

「電卓男」
愛美璃は母親から、小学5年生の弟・修斗(しゅうと)の
携帯メールについて相談される。
意味不明のひらがなの羅列でしかない暗号のような文面のメールを
やりとりしているらしい。
ひとみは謎のメールを解き明かし、
ついでに修斗が抱えていた秘密にもたどりついてしまう。
しかし、愛美璃の家庭では
「親は子どもの携帯の中身を自由にチェックできる」んだそうだ。
実際、そんなことしたら今時のお子さんは激怒するんじゃないかな。
ちなみにこのタイトルを最初に見たとき
てっきり「電 ”車” 男」だと勘違いしたのはナイショだ。

「誘拐ポリリズム」
家にいた愛美璃のもとへ弟・修斗から電話がかかってくる。
謎の男に誘拐された、身代金を持ってきてほしい、と。
修斗との会話から、誘拐犯と監禁場所の見当をつけたひとみだが・・・
”誘拐もの” は数あれど、まだこんなアイデアがあったんだね。

「母」
ひとみが交通事故に遭い、骨折して入院してしまう。
そして同じ病院の入院患者・兼森初恵が失踪し、
20キロ離れた山林の中で遺体となって発見される。
ベッドから動けないひとみの安楽椅子探偵ぶりが発揮される一編。


中学生が殺人事件などの情報を手に入れるのはかなり無理があるが
ひとみの叔父が地元警察の刑事をしているので
いわゆる ”身内が警察関係者” というパターンでもある。

ある短編の後日談が次の短編の冒頭で語られたり、
前の短編の展開がそのまま次の短編に受け継がれたりと
全体がゆる~くつながった連作短編集になっている
冒頭の「白+赤=シロ」が1学期の話で
最後の「母」が年度末の春休みの話と、
主人公4人組が1年間の間に遭遇した事件の話になってる。

11歳→14歳ときたから、順調にいけば(笑)
次は17歳のひとみさんの話が読めるはずだが・・・
愛美璃たち3人はエスカレーター式に付属中→付属高とすすめそうだが
ひとみ嬢のほうは無事に高校生になれるかな。
勉強も嫌いでダンスばっかりしてるし、父親との折り合いも悪いし。
現在まで続編は発表されてないみたいだけど、さて?

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総閲覧数160万に到達 & 近況 [このブログについて]


本日、このブログの総閲覧数が160万を超えました。

20190711.jpg

未だ開けぬ梅雨空のもと、皆様はいかにお過ごしでしょうか。


毎回書いておりますが、お約束(笑)なので、また書かせて頂きます。

(どれくらいいるのか分かりませんが)
ご常連の方、毎度のご訪問ありがとうございます m(_ _)m ぺこり。

そして、(もしいるなら)たまたま今日が初めてのご訪問の方へ。
まもなく1800件になろうとする駄文の塊でございますが
よろしかったら、これからどうぞご贔屓に(笑)。

どちら様も、よろしくお願いします m(_ _)m ぺこり。


私の定年退職&新職場への異動に伴い、
というかそれを口実にして(笑)
3か月の放置(サボりともいう)期間を経て
今月より、とりあえずの再開をしております。

新しい環境にもかなり慣れてきて
仕事もまあまあ順調にこなしております。
ただ、現在の職場は来年3月末までの1年契約。
来年度も継続して今の場所に残って働ける保証はなく、
(残れない可能性のほうが大きいかなぁ・・・)
「来年の今頃、オレはどこで何してるんだろう?」
なぁんて疑問もふっと脳裏をよぎったり。
ま、今から心配しても仕方がないんですけどね。
なにより、鬼に笑われてしまいます。

 来年も異動があったら、それを口実にして
 また3ヶ月間ブログをサボったりして(笑)。

その放置していた3ヶ月の間も、実に多くの方に閲覧していただき、
感謝の言葉もありません。ありがとうございました。

再開したとはいっても、読書録を書くべき読了本も大量にかかえ、
毎日四苦八苦しながらキーボードに向かってます。

昨日も書きましたが、今書いてるのはなんと2月に読んだ本ですからね。
現在に追いつくのはいつになることやら・・・

読書録以外の宿題もいろいろ抱えてるんですが、
当面は読書録の消化のほうをメインにすすめていこうと思います。

これからも MIDNIGHT DRINKER を
よろしくお願いいたします。m(_ _)m ぺこり。

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