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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー [映画]

年末にけっこう働いたので、正月は4日まで休み。
かみさんも休みをそろえたので、
近くのシネコンまで映画を観に行った。

映画は「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。
ちなみに2D・日本語吹替版。

本作の時系列はep.4「新たなる希望」の直前。
「4」の冒頭、例の飛んでいく文章の中で語られていた
同盟軍によるデス・スターの設計図奪取作戦が
堂々の2時間13分の映画として完成したもの。

あらすじはもういろんなところで紹介されているだろうし
内容についても事細かに分析したブログ記事もあるみたいなので
そのあたりは簡単に流しながら、感じたことを書いていこう。


ヒロインのジンは、科学技術者・ゲイレンの娘。
彼は帝国の目を逃れて惑星ラ・ムーに隠棲していたが、
デス・スター完成のためにゲイレンの力を必要としていた
開発責任者・クレニックに発見されてしまう。
ジンは逃がすことができたものの、
妻・ライラは殺され、ゲイレンは捕らえられてしまう。

そして数年後。
帝国に対してゲリラ戦を続けるソウ・ゲレラに育てられたジンは、
卓越した戦士へと成長していた。

帝国軍に捕まっていたジンは同盟軍によって救出され、
育ての親・ゲレラに再会する。
そこで彼女が見たものは
父・ゲイレンが彼女に向けて託したメッセージ映像。

ゲイレンは告げる。
デス・スター開発に協力しながらも、
その構造に致命的な弱点を仕込んだこと、
そしてその弱点を記した図面データが
惑星スカリフにある帝国軍の文書アーカイブに納められていること。

 今まで「スター・ウォーズ」シリーズを観てきて
 泣いたことなんてなかった私なんだが、
 今回は不思議なくらい涙が出てきた。
 特に、このメッセージ映像のシーンは泣けたなあ・・・
 こういう「親子の情愛」ってのに弱いんだ。

 ep.4でデス・スターはルークたちによって
 破壊されてしまうわけだが、あんな脆弱な欠点が
 放置されているのはなぜだろうって思わないでもなかった。
 当時は、そんなところは些細なことだと感じていたものだが、
 そこにきっちりと答えを用意してきたところも
 心憎い出来と言うべきか。

このあと、いろいろと紆余曲折があって
主要メンバーが集まってくるんだけどその辺は略。

 ネットの感想をちらっと見たら、「前半がタルい」って意見が。
 私はそこまでダレてるとは思わないんだけど、
 確かに出てくるキャラが多すぎて、
 誰がメインなのか、誰に注目していけばいいのかが
 よく分からないせいもあるかな。
 ストーリーとメインキャラを把握した上で再見すれば、
 前半の印象は変わってくるようにも思う。

ジンはスカリフ攻撃を同盟軍に進言するが、
幹部たちはデス・スターの圧倒的な脅威に動揺し、
意思統一ができない状態に陥る。

しかし、ゲイレンに恩のあるパイロットのポーディー、
帝国軍によって故郷を失ったチアルートとベイズ、
そして特殊部隊のキャシアンとドロイドK-2らが協力を申し出る。

 敵の要塞攻略のために少人数の部隊が潜入する。
 考えたらこれ、「ナバロンの要塞」だよねえ(古くてすみません)。
 古今東西、よく使われたシチュエーションではある。
 でもそれをスター・ウォーズの世界で見るとはね。
 まさに「ウォーズ」、「戦争映画」だよなあ。
 本家シリーズより "戦争" してるよ。

彼らが無断で出撃していくシーンで、
管制塔からコードネームの問いかけを受けたポーディーが
咄嗟に答えたのが「ローグ・ワン」だった。

まさにならず者・はみ出し者ばかりで構成された
彼らにふさわしいネーミングだ。

 タイトルの「ローグ・ワン」には3つの意味を込めたと
 監督のギャレス・エドワーズは語っているらしいが、
 そのあたりはwikiに詳しく載ってます(笑)

 ちなみに、レギュラーであるC-3POとR2-D2も
 ワンカットだけ登場してる。そのへんはそつが無い。

そしていよいよ、惑星スカリフを舞台にした
彼ら "ローグ" たちの激闘が始まるのだが・・・

 潜入したローグ・ワンは、少人数にも関わらず獅子奮迅の戦いぶり。
 しかし衆寡敵せず、櫛の歯が欠けるように命を散らしていく。
 もともと成功率のきわめて低い作戦であるから
 生還などおぼつかないのは分かっているのだが・・・
 でもやっぱり切ないよねえ・・・

 ラストシーンがまた必見だ。
 未見の人のために明かさないけれど、
 ここで登場する人物が発する最後の台詞。
 ここでまさに「ローグ・ワン」とep.4がぴったりとつながる。


観終わっていろいろ考えたんだけど、真っ先に思ったのは
「スター・ウォーズ」ってのはやっぱり「親子の物語」なのだなあ、
ていうこと。

本作はゲイレンとジンという親娘の話だし、
ep.4~6も、言ってしまえば壮大な親子喧嘩の話で、
ep.7も父と息子の確執がストーリーのベースにあった。

てことは、やっぱりep.7のヒロインであるレイも、
誰かの血を引いていそうだなあ。
巷ではルークの娘だとかオビ=ワンの孫だとか
いろいろ噂が飛び交っているらしいが、さて。


映画館を出たら、急にかみさんが「ep.4が観たい」って言い出した。
そこで家に帰ってから急遽ディスクを引っ張り出して上映会。

冒頭のあの文章を観たら、かみさんは「あー、つながってるんだぁ」
そして、レイア姫の乗った宇宙船を追いかける
スター・デストロイヤーが映ると
「ほんと、続いてるんだねぇ・・・(しみじみ)」

ep.4は大学2年の夏に観て以来、何回となく観てる。
当時、映画館で6回観たし、TV放送でも何回か観たし、
ディスクを買ったし。

でも、「ローグ・ワン」の激闘ぶりを知った今では
ep.4を観る目が変わってしまった。

しかしそれはいいことだと思う。
ep.4をこれまでよりも深く、
そしてより面白く観られるようになったのだから。


さて、最後にどうでもいいことを三つほど。

一つ目。
この映画でデス・スターの司令官として
モフ・ターキンが登場してるんだが、
どう見てもピーター・カッシングその人。
でもカッシングご本人は1994年に亡くなってる。
ep.4とこの映画は40年の時を隔てていることを考えても、
絶対に本人のはずがない。
これ、映画を見ている間、けっこう気になっていた。
「そっくりさんを見つけてきたのかな」なんて思ってたんだが
家に帰ってネットで調べたら、
どうやら別の俳優さんが演じた映像に、
顔の部分だけCGで作って合成したんだそうな。
いやはや、技術の進歩は凄まじい。

二つ目。
亡くなったと言えば、レイア姫役のキャリー・フィッシャーも
つい先日お亡くなりになってしまった。
なんと60歳とのこと。これは悲しい。いくらなんでも若すぎる。
年齢を重ねてきて悲しいことは、直接間接を問わず、
こういう古くから知っている人がいなくなってしまうことだ。
ご冥福をお祈りします。

聞くところによると、ep.8の登場シーンは
もう撮影済みらしいのだけど、やっぱり寂しいねえ。
ep.9ではCGでのご登場になるのでしょうか?

三つ目。
日本語吹き替え版の常で、どんな声優さんが演じているのかも
興味があったんだけど、聞いていて分かったのは二人だけ。
まずはソウ・ゲレラ役の立木文彦さん。
「エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役は言うに及ばず、
多くの番組でナレーションを担当していて、お馴染みの声ですね。
もう一人はゲイレン役の田中正彦さん。
この人もいろんな役をやってるけど、私にはやっぱり
「蒼穹のファフナー」シリーズの真壁指令だなあ。

ヒロインのジン役は渋谷はるかさん。
wikiを見たら舞台と洋画吹き替えがメインの人のようですね。
とても魅力的な声で凛とした女性戦士を演じてます。

上の方で三つと書いたけど、あと一つだけ追加ね。
メインキャラにチアルートという盲目の修行僧がいるのだけど、
彼を巡るかみさんとの会話。
「あれって、絶対『座頭市』がモデルよねぇ」
「そうだなあ。日本人ならそう思うだろうな。
 『スター・ウォーズ』って、けっこう日本の影響受けてるから。
 勝新太郎が生きてたらモデル料が請求できるかも(笑)」
「でも、身のこなしは中国の武術っぽいわよねぇ」
「日本も中国も、欧米からみれば一緒で差が分からないんだろうね。
 我々だってスウェーデンとフィンランドとノルウェーの違いって
 分からないでしょ?
 少なくともオレは説明できる自信がない」
「そういえばそうねえ」
うーん、なんだか微妙に論点が違うような気もするんだが、まあいいか。


さていよいよ今年の年末はep.8、
そして来年はハン・ソロの若き日が描かれる番外編。
再来年にはep.9。
ディズニーは、その先もシリーズを続けることを考えているらしい。

毎年スター・ウォーズの新作が見られるなんて、
いい時代になったものです。


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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 [映画]

2つ続けて映画の記事だけど、
続けて観たわけではなく、あいだに何日か挟んでる。

この映画は、かみさんと二人で先週の日曜日に近くのシネコンで。
ちなみに観たのは日本語吹き替え版。


さてこの映画、『ハリー・ポッター』シリーズの
70年ほど昔が舞台らしい。

主人公である魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーが
ニューヨーク港に降り立つところから始まる。

ニュートはある目的を持ってアメリカにやってきたのだが、
彼のトランクから、詰め込んだ魔法動物が逃げ出したことから
ニューヨークは大混乱に陥る。
とは言っても、トランクの締まりが悪かったのが原因だから
ほぼ100%、彼のせい(笑)。

やがて彼はMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)で働く女性・ティナ、
その妹のクイニー、そしてノー・マジ(普通の人間のこと)で
パン屋を開業することを夢見るジェイコブと知り合い、
魔法動物を追いかけることになる。

しかしその裏では、闇の魔法使い・グリンデルバルドが
人間界と魔法界の間に争いを引き起こそうと画策していた。

 ちなみにグリンデルバルドは
 『ハリー・ポッター』第7巻「死の秘宝」にも
 登場していたらしいんだけど、すっかり忘れていたよ。
 (読んだはずなんだけどねぇ)


ストーリーは、よく言えば分かりやすい。
悪く言えばひねりがない、かなあ。

いかにもこいつは怪しいぞ、って奴はやっぱり怪しかったし、
こいつは終盤に何かしでかすだろうな、って奴はやっぱりしでかすし。

そのせいかどうか分からないが、
2時間13分という上映時間がやや冗長に感じる。
2時間弱くらいに刈り込んだ方がテンポよく観られたかも。

 まあ、原作者J・K・ローリング自ら脚本を書いたとのことなので
 誰も逆らえなかったのかな(笑)。
 彼女は基本的には童話作家なのだと思うのだけど
 本作でも死人は出るし、
 『ハリー・ポッター』で見せたようなダークな面も健在だ。

ストーリーがやや物足りないのを補うためでもないだろうけど
登場する魔法動物たちはどれもとってもキュートで愛らしい。
ローリングのイマジネーションの豊かさは特筆ものだろう。

登場するキャラもいい。
ヒロイン・ティナの妹のクイニーは
色っぽいだけで、ややオツムの弱い女性かと思いきや、
姉の危機に際しては毅然として行動して事態を打開する。

メインキャラ中、唯一の人間であるジェイコブは、
その太めの体型も相まって、ムードメーカー兼ギャグ要員的な
立ち位置なのだけど、今ひとつ笑いがとれないのは残念だね。
でも、その親しみやすい "いい人キャラ" が、
終盤になって観客の涙腺を一気に崩壊させるとは
誰も想像してなかったと思う。
いやぁ、達者だよこの人。

その分、主役カップルの印象が薄いようにも感じるが
終盤にいたっての魔法を使っての "戦闘" シーンは
力の入ったCGもあってなかなかの迫力。

特に主役のニュートは一人前の魔法使いなので、
術の使用も堂に入ったもの。
瞬間移動を連続して駆使するシーンを観ていたら
『サイボーグ009』を連想してしまったよ。

 どうも頭の中が古くてスミマセン。

009の "加速" って、実写化したらこんな風になるのかなぁ・・・
なんて思ってたら、
日本語吹き替え版でニュートを担当している宮野真守さんは、
2009年の映画『009:RE CYBORG』で009を演じていたりする。


ネットを観てたら、本作は5部作を予定しているらしい。
次回作にもグリンデルバルドは登場するらしいけど
ニュートやティナたちのその後も知りたいな。

とは言っても、今作は上にも書いたようにストーリーがイマイチで
(魔法動物の描き方は素晴らしいんだけど)これで2時間超は少々キツイ。
次作をまた映画館まで観に行くかは正直いって微妙なところ。

レンタルビデオで借りてきて、家のリビングで
のんびりとお茶とお菓子を前にして観るならいいかな・・・

あ、かみさんが「映画館まで観に行く」って言えば
もちろんつきあいますよ、ハイ。


最後に余計なことを

全8本にも及ぶ『ハリー・ポッター』映画が完結したと思いきや、
すぐまた新シリーズに関わってるJ・K・ローリング。
私には彼女が、全盛期の頃の鳥山明とダブって見えるんだが、
気のせいだろうか。

 『ドラゴンボール』がTVに映画にメディア展開をしていて、
 それぞれ莫大な収益を上げていた頃。
 原作者の鳥山明は「そろそろ終わらせたいな」って思ってたが
 それで飯を食っている人がたくさんいたので
 なかなか連載をやめさせてもらえなかったという話。
 円満に終了するために、さらに2年くらい連載を延長し、
 その間にあちこちに根回しやらお願いやらして、
 やっと終わりにできたと聞く。

出版社や映画会社も、『ハリー・ポッター』で大儲けして
それで飯を食ってる人がたくさんいたので(以下略)

ローリングさん、身体だけは大事にして下さいネ。


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STAR TREK BEYOND [映画]

忙中閑あり、と言うわけではないが
たまたまぽっかりと半日休めることになった。

仕事がヒマなわけではないし(むしろ通常より忙しい)
父が亡くなっていろいろ手続きも進行中だし
やることはいっぱいあるんだけど、
ここんとこかなり休みなく動き廻ってた。
そこで、ここらで少し
「自分にご褒美をあげよう」と思って休むことにした。

 実は父の年金を母の遺族年金に切り替えるために
 年金事務所に行ったんだけど、そこの職員の対応とか、
 父に年金を支給していた組織の対応とかが
 いかにも通り一遍のお役所仕事で、
 いろいろ不満を感じたり憤りを覚えたり呆れたりとか
 あったんだが、それはまた別のお話。

その半日休みの使い道は、前々から観に行きたかった映画
「STAR TREK BEYOND」に決めた。

実は「君の名は。」をもう一度観る、というのも
頭の中をよぎったのだけど、こちらはまだまだ
大ヒット中なのでもうしばらく上映するだろう。

それに対し、「BEYOND」は今週末で終了、って館が多そうなので
(今回行ったシネコンもそう)これを逃すと観られないかも。
というわけで久しぶりの「STAR TREK」に決定。

 映画館でスタトレを観るのはひょっとして
 「スター・トレックⅥ 未知の世界」(1991)以来かも知れない。
 それ以降はずっとレンタルビデオだった気がするので、
 だとすると、なんと25年ぶりのスタトレ映画だ。
 自分でも書きながら驚いてる(笑)。

今回、映画館に足を運んだのは、前2作をレンタルビデオで観て、
そのスピーディでスケールの大きなアクションに驚いたから。

まさに現代のスペースオペラだと思ったし、
これを映画館で観ないのはもったいないとも感じた。

 ちなみにこの2作はBlu-rayも買ってしまった。

閑話休題。

さて、今回観た第3作はどうか。
結論から言うと、私はこの作品も迷いなくBlu-rayを買うだろう。

映画の内容は、あちこちで紹介されているだろうし、
ブログ等に採り上げている人も多いと思うので、ごく簡単に。

前作「Into Darkness」のラストで、
5年間の探査ミッションに就いたエンタープライズだが、
すでに道半ば、3年の月日が過ぎようとしていた。

カークは異星人間の紛争の調停に失敗し、這々の体で逃げ帰る。
彼は日々の生活や探査の目的に疑問を覚え、
船を下りることを考え始めていた。
そんな折、エンタープライズは物資補給のために
宇宙基地 "ヨークタウン" に入港する。

そこへ所属不明の宇宙船が現れ、乗っていた異星人から
仲間の宇宙船の救助を求められる。
"ヨークタウン" の司令官はエンタープライズに出動を命じるが・・・


感想と言うほどたいしたことは書けないので
映画を観ていて思ったことを3つほど挙げてそれに代えよう。

まずは、ビジュアルの素晴らしさ。
特に "ヨークタウン" のデザインがいかにもSFチックで目を奪われる。

 昔、「宇宙軍大元帥」の肩書きで親しまれ、
 SF研究家でSF作家でもあった野田昌宏氏の名言である
 「SFってのは、絵だねぇ・・・」を思い出したよ。
 百万の言葉よりも、1枚の絵が異世界へ誘ってくれる。

実態としては「宇宙基地」というよりは「宇宙都市」の方が近いが
このSFXとCGを駆使して描かれた(であろう)
"ヨークタウン" を観ていると「SFっていいなあ・・・」
って素直に思えてくるから不思議だ。
心が、往年の "SF少年" の頃に帰って行くような気がする。

映画の序盤と、クライマックスである終盤の舞台となる
この「宇宙都市」を観るだけでも映画館に足を運ぶ価値があると思う。


二つ目は、「エンタープライズが出てこなくてもスタートレック」

予告編を観ていてもだいたい見当がつくが、
今回、エンタープライズは救出任務に赴いた早々に
"敵" の大攻勢を受け、呆気なく沈んでしまう。
それはもう気持ちいいほどにコテンパンにボコボコにされて。

敵の本拠地のある惑星を目前に、クルーの大半は脱出するが、
ほとんどは敵に捕らえられてしまう。
辛うじて逃れたのはカーク、スポーク、マッコイ(ボーンズ)、
そしてスコッティとチェホフの5人。

バラバラに地表に降り立った彼らだが、個々に行動するうちに
だんだんと集まっていき、やがてクルーの奪還作戦を実行する。

彼らの会話を聞いていると、エンタープライズのブリッジでなくても、
そこにカークとスポックとボーンズがいれば、
そこが立派に「スター・トレック」の舞台になることを改めて実感した。

 「スター・トレックⅣ 故郷への長い道」も
 エンタープライズが出てこないスタトレ映画だった。
 (前作「Ⅲ」のラストで自沈してしまったからね)
 この映画でも同じことを感じたのを思い出したよ。


三つ目は「まさにジェットコースター・ムービー」

とにかくアクションシーンが満載。
前2作も多かったけど、今作はそれらを大きく上回る。
もう上映時間122分の最初から最後まで息つく暇もなく、
と言っても過言ではない。

そしてカメラアングルがまたグルグル動くんだなあ。
ジェットコースターに乗りながら映画を観てるみたいだ。
まさに、これがホントのジェットコースター・ムービー?(笑)

上にも書いたけど、SFマインド溢れるビジュアルの世界を背景に
迫力満点で壮大なスケール、カメラ視点の移動がもたらす浮遊感。
(私は経験がないが)3Dで観ていたら
船酔いするんじゃないかと心配になるくらい、
アクションアクションまたアクションの連続である。

そして、ストーリー的にちょっと「?」ってところも
なくはないんだけど、そんな些細な疑問は
溢れんばかりのアクションの大洪水が押し流してしまうんだな。

 まさに「細けえことは、いいんだよ」てな感じだ。
 もっとも、ラストまで観れば、最小限のつじつま合わせというか
 「実はこうだった」的な説明は作品内で示される。いちおう(笑)

言ってしまえば、その場の "ノリ" で
どんどんストーリーが進行してしまう映画なんだけど
決してそれが不快じゃないんだなあ・・・むしろ心地よい。

 往年のTVシリーズ、特に1966年から始まった『宇宙大作戦』や、
 79~91年のオリジナルキャストによる映画版の雰囲気を
 期待する人には、不評かも知れないが・・・

 まあ評価はひとそれぞれ。
 TVドラマと映画というメディアの違いもあるし。
 何と言っても時代の違いも大きい。
 私はこのリブート・シリーズは大好きだけどね。

浮き世の憂さにまみれた私の頭は、
案外こういう "何も考えずに楽しめる、スカっとさわやか" な映画を
欲していたのかも知れないなァ・・・

なぁんて思いながら映画館を後にしたのでした。


余談その1

昔は「洋画は字幕に限る」って思ってた時期もあった。
ところが、トシを取って老眼になった身では、
字幕を追うのがちょいとつらい。
ましてやアクションシーンが猛スピードで展開する映画ではなおさら。

というわけで、最近はもっぱら日本語吹き替え版を観ている。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」も、
「インディペンデンス・デイ リサージェンス」もそうだった。

ところがなぜかこの「BEYOND」には吹き替え版が存在しない。
どこの上映館も字幕のみ。

「なんてこったい」って思いながら観たんだけど、
意外とついて行けたのでほっとしてる。

(たぶん)半年後くらいに発売されるディスクには
吹き替え版も収録されると思うので、
いまからそれが楽しみだったりする。


余談その2

「BEYOND」を上映してたハコは定員90人ほどの小さなもの。
チケットを買う時に窓口のお姉さんに座席の希望を聞かれた。
「もっとも、ほとんど貸し切り状態みたいなものですけどねぇ」
って笑いながらだったけど。
ひょっとして私一人なのかしらん・・・て思ったのだけど
残念ながら観客は私以外に6人いた(笑)。

いやあこんなのはまだまだヌルいね。
なにせ大学時代に定員250人のハコに私を含めて3人、
というのを経験してるからさぁ。(←何を自慢してるんだか)

ちなみにその映画は『スーパーマン』(1978年)だった。


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君の名は。 [映画]

何だかモノスゴイ話題になっているこの映画。
先日、ひょっこり時間が取れたので観に行ってみた。


ざっくりとストーリーを紹介すると、

飛騨の山中にある町に暮らす女子高生・三葉(みつは)は、
自分が東京の男子高校生になった夢を見る。
一方、東京で暮らす男子高校生・瀧(たき)も、
山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見るようになっていた。

夢にしてはあまりにもリアルすぎる。
二人は、お互いの心と体が入れ替わっていることに気づく。
そして入れ替わりは週に2~3回の頻度で起こるようになる。

二人は不思議な体験に戸惑いながらも事態を受け入れ、
お互いの生活を楽しむようになっていく。

しかしある日を境に、入れ替わりは途絶えてしまう。
三葉に惹かれるものを感じていた瀧は、
彼女に連絡をとろうとするがメールも通話も通じない。

三葉の身体に入っていたときの風景の記憶を辿り、
瀧は彼女の住んでいる町を探し始めるが・・・


男女の心が入れ替わる、なんて昔の大林宣彦の映画であったよなあ、
なーんて思いながら見ていた。
序盤は、そんな一風変わったboy meets girlの状況を
ユーモアたっぷりに描いていてなんとも微笑ましい。

ところが、瀧が三葉の町を突き止めるところから
ストーリーは急展開を見せる。

このへんから後はネタバレになるので詳しくは書けないけど
二人の入れ替わりには "ある秘密" があり、
そして二人の身に起こったことには "意味" がある。

物語の全貌が次第に明らかになるにつれて、
二人の高校生の出会いが
"王道" とも言えるSF・ラブ・ストーリーへと変貌していく。

しかもタイムリミット・サスペンスの要素も加わり、
終盤にかけては怒濤の展開でハラハラドキドキ、
その中を駆け抜ける主役カップルの一途さ、健気さ、切なさ、
そしてひたむきさに、ひたすら感動の嵐。

ああ、世俗の垢にまみれて心が荒んでしまったオジサンには
若い君らは眩しすぎるよ・・・
ただでさえゆるい涙腺が、君らのおかげで大崩壊だ・・・

すっかり心を洗われて映画館を出た私です。


主役二人は神木隆之介と上白石萌音。俳優と女優さんだが、
声優としても水準以上の力を発揮していて安心して観ていられる。

脇はプロの声優さんが固めていてこれもバッチリ。
市原悦子さんも出ていたのだけど、
「まんが日本昔ばなし」みたいな口調ではなく(当たり前だが)、
ヒロインの祖母をおだやかな声で演じている。
長澤まさみも、瀧のバイト先の先輩役で出演。
"大人の女性" の魅力たっぷりでとても達者に演じてるんだけど
声を聞くと顔が浮かんできてしまうのはなんとも。

画面の美しさも特筆もの。
飛騨の景色が素晴らしいのはもちろんだが
ストーリーに大きく関わる「ティアマト彗星」の華麗なこと。
これは映画館の大画面で観る価値がある。

あんまり書くとこれからこの映画を観る人の
興を削ぐことにもなりかねないのだが、
あとひとつだけ。

小道具の使い方も実に上手い。
ヒロインの三葉が、自分の長い髪を紐で束ねるシーンが
たびたび描かれるんだけど、これも伏線の一つ。
これから観る人は彼女の髪紐に注目だ!(笑)


新海誠さんって、ネット配信で『ほしのこえ』しか観たことなかった。
光年単位で離ればなれになっていく恋人たちを描いた
切ないラブストーリーだった。
ほとんど一人で作り上げたという自主製作だったというのも驚きだった。

マイナーな同人作家のイメージが強かったんだけど、
蓋を開けてみれば今作は堂々のメジャー大作。
これからネットで、過去の作品をまとめて観ようと思ってる。


今年はジブリ映画がなかったせいもあるのだろうが
「シン・ゴジラ」に並ぶくらい大ヒットしているらしい。

宮崎駿は引退してしまったけど、新しい才能というのは
次々と現れてくるものなのですねえ。次回作にも期待します。


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シン・ゴジラ [映画]

8月は外出も減らした、って先日の記事に書いたばかりなんだけど
生活維持のためのスーパーマーケットへの買い出しと
お盆関係の用事を除けば、
数えるほどしかなかったお出かけのうちの一つがこれ。
こればかりはどうしても観たかった。

実はかみさんも行きたがってたんだけど、
なかなか時間が合わず私だけの鑑賞となってしまった。

場所は家から一番近いシネコン。
さすがはゴジラで、田舎なのにしっかり上映していた。


例によってムズカシイことは書けないので
観ながら思ったことをダラダラと。

ネタバレもあるかと思うので、未見の方はご注意を。


■庵野的演出?

まず観ていて思ったのは、カット割りとかカメラアングルとかが
普通の映画と違うなあ、ということ。
ひとつひとつのカットも短くて、テンポ良くつないでいく。
たぶん、庵野氏か樋口氏が絵コンテを描いてるんだろうけど
アニメ出身の人が実写を撮るとこうなるのかなあ。


■シミュレーション?

ネットの感想に「会議のシーンが長い」ってのがあった。
たしかに映画の序盤における会議は、数も種類も多い。
政治家や官僚も常識を逸脱した事態に対応できない。
事なかれ主義というか先送りというか
"不明生物" への対処が遅れる。

そういえば、この映画では "怪獣" という単語は一切使われてない。
「実際にゴジラが現れたら」っていう
シミュレーションを描くというのも今回の映画の目的なのだろう。


■自衛隊の描き方1

いざゴジラが上陸し、被害が出てからも
自衛隊になかなか出動命令が下らないし
出動したらしたで発砲も簡単には行えない。
いちいち総理大臣の命令が必要なのだ。
シビリアンコントロールの原則から言えば
それは当たり前のことなんだけど、
その総理が決断をなかなか下せない。

いままでのゴジラ映画では、そのへんは完全に取っ払ってしまっていて
ゴジラが出た→自衛隊出動→攻撃開始→ぼろ負け
ってパターンがある意味お約束になっていたが
そういう、いままでなおざりにされてきた部分を
今回の映画はかなりきっちりと描いている。
ある意味原点回帰なのかも知れない。


■ゴジラ?

今回のゴジラだけど、最初に上陸した時にはゴジラと思えなかった。
背びれは間違いなくゴジラのそれなのに
全体は蛇とトカゲの中間のような形でしかも顔が恐い。
やたら目が大きいのに表情はなく爬虫類っぽさ全開でとにかく不気味。
ゴジラと対戦するもう一方の怪獣かと思ったよ。

思えば第一作の『ゴジラ』(1954)で
(もちろんリアルタイムではなく、レンタルビデオで観たんだが)
はじめてゴジラが登場するシーン。
山の稜線の向こうからニュっとゴジラが顔を出すシーンは
白黒の画像と初代ゴジラの造型も相まって、
とにかく恐かったことを思い出した。
こういうところも原点回帰か。


■自衛隊の描き方2

いままでのゴジラ映画では、自衛隊の開発した超兵器やら
対ゴジラ兵器やらが登場するのもお約束だった。
メーサー戦車に始まり、スーパーXとか機龍とか懐かしいねえ。
「vsビオランテ」なんて、自衛隊は善戦したよねえ。
抗核エネルギーバクテリアなんてのもあったし、
M6000TCシステムなんて大好きだったよ。

ところが今作では、自衛隊は通常兵器のみで戦う。
多摩川に絶対防衛線を設定した戦いは見応えがあった。
高層ビルを挟んでゴジラと自衛隊の攻撃ヘリが対峙するシーンがあって
「どこかで見た風景だなあ」って思ったら
「武蔵小杉駅付近」ってテロップが出て納得。

3年ほど前、いろいろ事情があって
何度か横浜に車で出かけていたんだが
あの辺は何度も車で通ったんだよねえ。

残念ながら通常兵器がゴジラに通用するはずもなく、
したがって自衛隊は無念の敗北となる。
現地部隊の指揮官役でピエール瀧がいい味を出してる。


■はみ出し者の戦い

自衛隊が歯が立たない "巨大生物" をどうするか。
最終的にゴジラを倒すことになるのは、
異端の学者や変わり者の技術者などを寄せ集めた
"はみ出し者" 集団なのは、映画としてはお約束の展開か。
まとめるのは二世議員の矢口蘭堂。
これも若輩者ゆえ、上への提言がことごとく容れられない。
しかしゴジラに
対して打つ手が無くなり、
彼と彼のグループに "お鉢" が廻ってくる。これもお約束か。

彼らの立案したゴジラ撃退法の "原理" が
今ひとつよく分からなかったのだが、
これは私のアタマが悪いせいかなあ。
wikiを読んだらいちおう解説されてるんだけど
できたらもう一回見て確認したいなあ・・・無理かなあ・・・


■放射能熱線

ゴジラと言えば口から吐く放射能熱線が代名詞だが
今回のゴジラはなかなかこの奥の手を出さない。
終盤近くになってやっとのご披露になるのだが・・・
いやはやすさまじいの一語。もっと言えばすんごくカッコいい。
これ、ゴジラ映画史上最強ではないかなぁ。
これを見るだけでもこの映画、金を払う価値があると思うよ。


■俳優

キャストが豪華なのもこの映画のウリらしいが
特に女性陣がいいなあ。
石原さとみは日系アメリカ人役で、英語の台詞に苦労したらしいけど
気になるほどではないし、なにより堂々と演じているのがいい。
環境省の変人官僚役の市川実日子もいい味出してるし。
余貴美子も、肝が据わった防衛大臣役で、とても気に入りました。


■音楽

音楽は庵野作品ではお馴染みの鷺巣詩郎氏なのだけど、
ゴジラ上陸や最終決戦といったシーンでは
懐かしの伊福部メロディが流れる。
いやあ私の世代では、これは胸熱だぁ・・・


■ゴジラvs東京

第一作以来、ゴジラによって何度も破壊され灰燼に帰した東京。
ところが今作の最終決戦では、
その "大都会" という地の利やインフラが
ゴジラを倒す "武器" として使われる。
あたかも "東京" が、積年の恨み重なる(笑)ゴジラに対して
"一矢を報いた" ようにも私には見えたよ。


■続編?

庵野氏は「1回だけ」という条件で監督を引き受けたらしいし
今回のラストは続きの作りにくい終わり方とも言える。
私個人としては、今作の続きにこだわらず、
自由な発想で作られたいろいろなゴジラ映画を観たいと思う。

3年とか5年間隔でもいいので、いい企画と才能ある監督を起用して
ゴジラ映画が定期的に製作されるようになるといいなあ。
あ、今回みたいに12年とか空いちゃうのは勘弁ね・・・


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スター・ウォーズ/フォースの覚醒 [映画]

実はこの映画を観たのはかなり前なんだけど、
とりあえず昨年分の読書記録の残りをupするのを
優先してたもんで、今日になってしまった。

観たのは2D・日本語吹き替え版。
「洋画は字幕に限る」なーんて思ってた時期が私にもありました。
でも、トシを取って視力が衰えた身では、
激しいアクションの合間に文字を読むなんて至難の業。
迷わず吹き替え版を選択。結果的にこれは正解だったと思う。

さて、1回目を見たのは今年最初の連休、1月9日(土)。
そして実はその2日後の11日(月)に2回目を見てるんだなあ。

そうかそうか、そんなに面白かったのか・・・
いやぁ、間違ってはいないんだけど、本当の理由は別にある。

お恥ずかしい話だが、トシを取るとトイレが近くなって・・・
2時間ちょっとの上映時間のうち、後半に入ったあたりから催してきて
落ち着いて見ていられなかったのだ(^_^;)。

私はとりあえず最後まで見られたが、かみさんはガマンできずに中座。
すぐ帰ってきたんだけど、けっこう重要なシーンを見逃していた。

そのことを後で私から告げられたかみさんは、
「え~、やっぱりそうだったんだ。ねえ、もう一回観に行こうよ~」
私ももう一度じっくり見たかったので、2回目の鑑賞と相成った次第。

2度目は、朝から水分を控えて万全の体制で出発。
おかげで、全編バッチリ見ることができた。
ストーリーが頭に入っているので細かい台詞の内容まで理解できたよ。

閑話休題。


本題であるところの映画の感想だけど、
私はたいへん楽しんだし、気に入りました。

Ep.4~6のあとに製作されたEp.1~3。
CGとSFXの進歩のおかげで、やたらと画面が派手になった。
ライトセーバーの殺陣も軽やかになり、
一見するとものすごく進化したように見えた。
(実際、進化してたんだろうけど)
ただ、技術的には長足の進歩を遂げたのだろうけど、
見ていて今ひとつ満足感に浸れなかったのも事実。

まあ、主役のアナキンが闇落ちしていく物語という
予めバッドエンドが決まったストーリー、というのもあったろうけど。

でもそれを差し引いても "物語" として印象に残らなかったよなあ・・・


そんな "不完全燃焼" 感をずっと持ち続けてはや幾星霜。
Ep.7「フォースの覚醒」は、そんな不満を吹っ飛ばす出来だった。

Ep.6から30年。
第二デス・スターは破壊され、皇帝も倒されて
共和国復活万歳、って話かと思いきや、
帝国の残党は「ファースト・オーダー」を名乗り、
いまだ大きな勢力を保っている様子。
共和国もこれに対抗すべく、レイア姫率いるレジスタンスを支援、
銀河は未だ戦乱が続いていた・・・
というのが映画冒頭で恒例の "流れゆく文字列" で語られる。
そしてレジンスタンスの中核、ジェダイ・マスターたる
ルーク・スカイウォーカーは、ある "事情" により、失踪していること、
戦いの帰趨を握る彼を「ファースト・オーダー」、レジスタンス双方が
探し求めていることも・・・

今回の主人公はレイ。何と妙齢の女性である。
たった一人で惑星ジャクーの砂漠に暮らし、
スクラップから部品を引っぺがして生活の糧にしている。
失踪したルークの行方を示す手がかりを持つドロイドBB-8との出会いが
彼女を銀河の運命を巡る大冒険へと導いていく・・・

こう書くと、レイの立ち位置が、
まんまEp.4におけるルークと重なるんだが
実際、Ep.7はEp.4を彷彿とさせるシーンが多々あり、
口が悪い人は「Ep.4のリメイク」っていう人もいるらしい。

でもこれは、意図的にやっていることだと思うよ。
あえてEp.4に寄せていくことで、
Ep.1~3でちょっと違う方へ向かってしまった(笑)
「SWサーガ」を、"本流" へと引き戻す。
それこそが本作の目的だったように思う。

2回見たせいか、台詞も頭に入ってきて、
すごく良くできた脚本なのも分かったし。

ヒロインのレイ、元ストーム・トルーパーだったフィン、
レジスタンスのエースパイロット・ポーなど新しいキャラも魅力的。

特にレイはスゴい。女性にもかかわらず腕っ節も強いし
メカに詳しく宇宙船の操縦にも秀でてる。男に頼らない自立心も旺盛。
たぶんEp.4のルークより "できる子" になってる(笑)。
レイの相手役になるフィンも黒人俳優が演じているし
このあたり、40年という時間の流れと時代の変化も感じる。

ハン・ソロ、チューバッカ、レイア姫などの旧キャラの登場も嬉しい。
青春時代にSWに胸躍らせた世代にはたまらない贈り物だろう。
ルークの出番がほんのちょっとしかないのがちょっと淋しいが、
おそらく彼は次作以降でたくさん活躍するんだろう。

吹き替え版ならではの話だが、演じている声優さんも
ハン・ソロを磯部勉、ルークを島田敏、レイアを高島雅羅と、
30年前と同じ人が演じている。ここもうれしいところだ。
新ヒロインのレイを演じているのは永宝千晶さんという方。
ちょっとネットで調べたら舞台をメインに活動している人らしく
声優としては新人。でもとっても達者で安心して観ていられる。

 Ep.4のTV初放映(1983年10月)のときの悲劇を覚えているだろうか。
 ルークが渡○徹、レイアが大○久○子、ハン・ソロが松○し○る。
 今思い出しても悪夢以外の何物でもなかったなあ・・・

残念なのがC-3PO役の野沢那智さんが5年前にお亡くなりになったこと。
でも、今演じているおられる岩崎ひろしさんというのがまた達者で
野沢那智そっくりの声質で演じていらっしゃる。これもたいしたもの。


新三部作の第一弾らしく、レイたちの冒険は始まったばかり。
次作へ向けての伏線もたくさんあって、期待はいやが上にも高まる。
2017年公開のEp.8が今から待ち遠しい。


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清洲会議 [映画]

土曜日は映画を観に行った。三谷幸喜の「清洲会議」だ。
まえまえから、かみさんが「観に行きたい!」って叫んでいた。

前の記事にも書いたが、かみさんが「大仕事」を終えたので、
ようやく、心おきなく観に行ける環境になったということだ。

ネットで見てみると、まだまだやってるんだねー。
公開から一ヶ月経とうというのに、近所のシネコンはどこでもやってる。
それもけっこう大きいハコで。たいしたもんだ。さすがは三谷幸喜。

というわけで、行ってきた。

  時代劇の映画なんて、最後に観たのはいつだろう。
  独身の頃、沢田研二と千葉真一の出てた「魔界転生」は観た。
  真田広之と薬師丸ひろ子の「里見八犬伝」も観た。
  それ以来かなあ。

  今思ったけど、私の観た時代劇映画って偏ってるなあ。


さて、「清洲会議」である。
まあ、大河ドラマをはじめ、戦国ものを見慣れている人なら、
この会議の結末は先刻ご存じだろう。

この手の時代劇は、結末が分かっているものをいかに面白く見せるか。
ここが工夫のしどころだとおもうんだが、そこは三谷幸喜だね。
一級品の喜劇に仕上げてきた。

「大爆笑の連続」というほどではないが、あちこちで「クスッ」とさせて
たまに「どひゃあ」ってウケをとり、上手に興味をつないでいく。


大ヒットしている要因はたくさんあるのだろうけど、
一つだけ挙げさせてもらうなら、絶妙なキャスティングにあると思う。

大泉洋の秀吉がとにかく素晴らしい。
コメディな演技はもちろん絶品だが、
シリアスな場面でも迫力と威厳を感じさせて
まさに「秀吉」だなあ、と思った。

外見もまさに「はげねずみ」そのもの。
この映画は大泉洋の個性抜きには成立しなかったと思う。

役所広司という、この現在の日本では
「日本映画の顔」といっていい「重鎮」に対して、
ここ何年かで急速に人気俳優に登り詰めてきた大泉洋が
一歩も引かず、堂々と張り合ってみせる。

役所広司vs大泉洋 という役者の対比がそのまま
柴田勝家vs羽柴秀吉 に重なって見えたよ。

「天下人を目指す」という巨大な野心を内に秘め、
卓越した人心掌握術で、会議の根回しを図る秀吉。

それに対して、ごく個人的なお市の方への "老いらくの恋" にうつつを抜かす勝家。
これはこれでまた微笑ましいんだが、だからこそ、
「この勝家では秀吉には勝てない」って思わせる。実にうまいね。


他のキャストもいいねえ。

佐藤浩市の優柔不断な池田恒興とか。
この人、こんなコメディタッチの演技が出来るとは知らなかったよ。
これも三谷監督・脚本のおかげ?

妻夫木聡の織田信雄もいいねえ。底抜けのバカ殿ぶりが笑わせる。
鈴木京香のお市の方も妖艶ぶりもいい。こういうのを怪演というんだろね。

個人的には、秀吉の妻・寧を演じた中谷美紀が好きだなあ。
最初、柴崎コウかと思ったのはナイショだ。きっとメイクのせいだろう(^_^;)。

剛力彩芽も出ていたねぇ。
最近、風当たりが強そうな彼女なんだが、この作品に関しては悪くなかったよ。
素晴らしく上手、とは言わないが、頑張ってたんじゃないかと思う。


全部で2時間18分くらいあるんだが、飽きさせずに見せてくれる。
とはいうものの、肝心の会議の場面そのものはあまり長くない。

会議に至るまでの駆け引きが面白いので、それはいいんだが、
(というか、この映画はそこが見せ所だよね。)
会議後、決着がついてからがちょっと長くないかなあ・・・

会議後を中心に、すこし冗長さを感じるところをカットして
2時間ちょっとくらいにまとめたら、もっとすっきり楽しめたような気もしてる。

まあ、監督自身が脚本も書いてるから、それぞれのシーンに思い入れがあって
そうそうカットできなかったのかも知れないけどね・・・


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ハリー・ポッターと炎のゴブレット [映画]

 話題の映画。第1作と第2作はレンタルビデオで視て、前作から映画館で視るようになった。今回も家から車で35分ほどのところにあるシネコンまで見に行った。
 上映開始時間の45分前から行列ができた。かなり前から公開しているはずなのにこの人気はすごい。正月というのを考えてもたいしたものだ。

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