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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」TV放映決定 [アニメーション]


ここ10日ほど、ブログを放置しているんですが
別に体調が悪いとかではありません。
まあ一番の理由は私がナマケモノだからなんですが(笑)。

実は最近、夜にウォーキングをしているのです。
もともとはかみさんが早朝に近所を歩き回っていたのですが
10日ほど前から夜も歩きたいと言い出してきて。
さすがに女性が一人で夜道を歩くのは怖いというので
私もお供することになりました。

とは言っても、夜の9時頃に家を出て、
せいぜい30分くらい近所を歩くだけなんですけどね。
駅前まで行ってちょっとした買い物をしたりしてます。
それでも、公園の近所なんかを歩くと
けっこう同じような熟年カップルに出くわしたりして、
同好の士は意外と多そうな感じです。

しかしながら、たかが30分、されど30分。
かなり気合いを入れて歩くと、汗もかくし筋肉も使うし。
家に帰ってくるとぐったりして
そのままリビングで寝てしまうこともしばしば。

はっと気がつくと真夜中を回っていて。
3日前には、目が覚めたら2時半でした・・・orz

そんなわけで、ここのところブログの更新が滞ってます。
感想を書かなければならない本も10冊以上溜まってるんですが。

もう少し経って、体がこの生活に適応したら、
またそろそろと再開しようと思ってます・・・
って、果たしてその通りに行くのか本人も疑問ですが(笑)。

閑話休題。


さて、「ヤマト2202」の第五章公開も近づき、
公式サイトにもいろいろ新情報が追加されてきましたが、
その中に「今秋よりTV放映決定」というものがありました。

まあ、今の公開ペースでいけば「第六章」公開は2018年の9月頃、
「最終章」公開は2019年の1~2月頃だろうと思ってましたから
もしTV放映があるなら2018年10月~2019年3月くらいかなあ・・・
って思ってたので、予想の範囲内ではあります。
問題は放映時間帯ですね。できれば深夜はやめてほしいのだけど
こればかりはなんとも言えない。

 「2199」のときみたいな日曜17:00の枠はもうないみたいだし。
 案外「タイムボカン」(日テレ系土曜日17:30)の後釜だったり?

思えば私が20歳の成人を迎える年に観た「さらば」がリメイクされ、
60歳の還暦を迎える年にTV放映されるなんて
巡り合わせの不思議さを感じますし、感無量でもあります。

ただ問題は「どう終わるのか」、これに尽きます。


さて、「第五章」ですが、25日の金曜日は私の仕事の都合上、
やっぱり抜けるのは難しそうなので見送りになりそうです。
26日の土曜日はまだ未定ですが、
こちらはかみさんの都合で場所が決まりそうです。
とは言っても新宿の舞台挨拶の回は無理だったので
他の上映回か他の映画館になるでしょう。

どう転んでも、26日のうちには必ず本編を観るつもりですが。

いったいどんな「衝撃」が待っているのか。
期待よりも不安が大きいのですが(笑)
過度な期待はせず、とはいっても過度の悲観もせず
淡々とその日を待っているところです。

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第五章 煉獄編 本予告 30秒ver. & 60秒ver. 公開 [アニメーション]


公式仕事しろよ~なんて思いながら
忙しい年度初めを慌ただしく過ごしていましたが
20日になっていろいろ公開されましたねぇ。

まず第五章の本予告なるものが2本、30秒ver.と60秒ver.が。
うーん、大盤振る舞いのようでいて
実は情報を小出しにしてるって思うのは
ちょっとひねくれてますかね。





90秒ver.を1本公開してくれてもいいんじゃないの?
なんて思いましたが、案外GW明けか先行上映会の後あたりに
120秒ver.が公開されるような気もしないでもない。

とは言っても、相変わらずの高密度PVなので
情報量が半端でないのは毎度のこと。
それでは恒例の、PV観ながら思ったことをダラダラと。
今回は60秒ver.の方で。

・「土星軌道上に大量の敵艦見ゆ」
・「ついにこの時が」えーと、あなたは誰ですか?
・舷側に "LABORATORY PROMETHEUS" と描かれた主力戦艦。
 場所は時間断層内みたいに見えます。
 後述の "トランジット波動砲" の開発中でしょうか?
・「人類生存の要」新見さん久しぶりの登場。
・続いて桐生さん、機関室(?)の山崎さんは例の防護服(?)姿ですかね。
・「何としても完成を。奴らが来る前に」新キャラの藤堂早紀さん。
 藤堂長官の娘さんでしょうかね。もしそうなら、
 27歳ということはお父さんが36歳の時のお子さん。
 結婚が遅かったのか、それとも末っ子なのか。
 このへん、個人的にはとても気になります(笑)。
 ちなみにこの世界に晶子さんは存在してるんですかね。
・山南「作戦に変更無し!全艦ワープ準備!」
 月軌道上に集結した地球艦隊。戦闘衛星も見えますね。
・「踏み潰せ!」余裕の大帝。この台詞は欠かせないのでしょうね。
・大戦艦群の斉射。あの "ビット" 以外の武器は初めてのお披露目です。
 唖然とする藤堂、そしてバルゼー、ワープインする地球艦隊。
・手を伸ばす山本、そして土星をバックにワープアウトする巨艦。
 これは超巨大空母ですか。ナスカ級が子どもみたいに見えますね。
・ここで一瞬映るのは、まさかのギムレー?
 生きていたのか、それともガトランによる蘇生体だったりして?
・銃を構えるミル君。狙うのは誰でしょうか。
 流石に今回は雪ではなさそう。本命はデスラーかな?
・バイザーを上げて驚く山南。
・ガトラン艦隊、一斉攻撃。いよいよ土星沖海戦か。
・デスラーと共に歩くキーマン。どんなシーンなんでしょうか。
・ガトランのビーム?
・涙を流す加藤。なんだか悪い予感しかない。
・ここでやっと「第五章」のタイトル。
 テレザート星でのデスラーとの戦いのシーンか。
・一瞬映る笑う口もとはミル君か。いかにも性格悪そう。
・ガトラン艦の攻撃に沈む金剛改二型。
・「トランジット波動砲」呟く土方。そして古代。
 (「古代君、顔変わったねぇ」とはかみさんの弁。)
 復活編に出てきたのは "トランジッション波動砲" でしたね。
 単純に同じものとは思えないんだけど、何がどう違うのか?
・なんだか剣みたいなガトランのミサイル。地球艦隊の他のフネにも
 波動防壁はあるみたいだけど、それを貫通して刺さるフネもある。
 艦種によっては波動防壁の防護力も差があるのか?
・「それがテレサの言う ”縁” の力」敬礼する古代とキーマン。
 ところで古代が乗っているのは何? 船体色が青いような。
・土星の輪(?)から浮上する地球艦隊。反撃の一斉射か。
・一瞬だけ山本のアップ。そして銃を構えるキーマン。
 続いて幼少期のキーマン?
・「その衝動と感情が宇宙を滅ぼす」これはミル君の台詞か。
・5隻のアンドロメダ級を先頭とした地球艦隊、ワープイン。
・そしてワープアウトするバルゼーの旗艦?
・「ガトランティスが人間的だというの?」新見さん
・「土星沖海戦のデータを見る限り」新キャラの市瀬美奈。
 20歳にして戦艦の航海長とは才媛ですね。
・新たなサーベラーの覚醒シーン?  心なしか大帝の顔がやや穏やか?
・浮上しつつ主砲を撃つ主力戦艦。
・「山南指令、行って下さい!」ささきいさおさん演じる
 新キャラの安田艦長でしょうか?
 この人、あまり長生きしないような気がしてるんですが(笑)
・金剛改二型も波動砲が撃てるんですって、奥さん!(誰)。
・「全艦隊、マルチ隊形へ!」この台詞もお約束なんですね。
・「拡散波動砲から収束波動砲へ」切り替えられるのがリメイク版。
 メタ的には、拡散波動砲では彗星のガス帯に歯が立たないことは
 みんな知ってますからね。
・一瞬映る主力戦艦。しかし地球艦隊の数の多いこと。
 時間断層様々ですね。
・「彗星内部に潜むガトランティスの拠点を殲滅する!」
 これはヤマトからの報告で分かっていることですね。
 今回の地球艦隊は旧作よりもガトランの情報を多く持ってる。
 だけど勝てるとは限らないんだよなぁ・・・
・対閃光バイザーをした古代、土星空域を舞うコスモタイガーII、
 同じくバイザーをした土方、波動砲発射態勢のヤマト、
 山南の眼のアップ、同じく波動砲を撃つ寸前のアンドロメダ、
 そして、余裕の笑みを浮かべる大帝・・・


つらつら書いてたらけっこうな分量に。やっぱり凄い情報量。


新キャラ・藤堂早紀のCVは高垣彩陽さん。
私は「ガンダムOO」のフェルト・グレイス役で知りました。
あと彼女の出演作品で観たのは
「戦姫絶唱シンフォギア」での雪音クリス役ですかね。
なかなかの人気声優のようです。

同じく新キャラ・市瀬美奈のCVは黒沢ともよさん。
私は寡聞にして存じ上げなかったのですが
プリキュアに詳しい某知人(笑)からの情報によると
「ドキドキプリキュア」のOP主題歌を歌っていた方で
舞台女優・声優・歌手とマルチな活動をしてる人みたいですね。


「第五章」は前半2話がヤマトvsデスラー、
後半2話が土星沖海戦(地球艦隊vsガトラン艦隊)というのは
事前情報で分かってますが、PVで見ると
ヤマトは後半2話にも何らかの形で関わっていそうですね。

しかし、第五章の時点で土星沖海戦とはちょっと展開が早いような。
艦隊決戦後のストーリーがまだ8話分あるというのも気になりますが
私たちは粛々として公開日を待つしかありません。

ああ、でも5月25日は金曜日なんだよねぇ。
今回はさすがに初日に観に行くのは無理っぽい・・・

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「太陽の王子 ホルスの大冒険」のこと ー高畑勲氏逝去に寄せてー [アニメーション]


アニメーション映画監督、高畑勲氏がお亡くなりになった。
各種媒体で氏の経歴が紹介されているが
氏の代表作として挙げられているのは「火垂るの墓」以降、
「かぐや姫の物語」に至るまでのジブリ作品がほとんどで、
初監督作である「太陽の王子-」に触れているものはほぼ皆無のようだ。

「太陽の王子-」がどんな作品であるのかは、wikiをはじめとして
紹介する記事はネットの中にたくさんあるだろう。
それらに対して屋上屋を架すような気もするが、
私も思うことをいくつか書いておこうと思う。


太陽の王子 ホルスの大冒険 [Blu-ray]

太陽の王子 ホルスの大冒険 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray

公開は1968年。なんと今から50年も前のことだ。
モチーフとなったのはアイヌの伝承らしいが、
作品としては北欧に近い雰囲気の場所を舞台にしているようだ。
人間に災いをもたらす氷の悪魔グルンワルドと
太陽の剣を持つ少年ホルスの戦いが描かれる。


人里離れた地で父と二人暮らしで育った少年ホルスは、
ある日出会った岩男モーグから錆びついた "太陽の剣" を与えられる。
父と死別したホルスは遺言に従い、剣を携えて海を渡り、
人間が住む村にたどり着く。

しかしそこは悪魔グルンワルドが滅ぼそうと狙っていた場所で、
彼は "妹" ヒルダを村に送り込み、
人々の間に不和と諍いを生じさようとしていた。

ホルスもまたヒルダの罠にはまり、"迷いの森" へ誘い込まれてしまう。
"森" が見せる幻想に苦しめられるホルスだが、その中で
人間が力を合わせればどんな邪悪にも対抗できることに気づく。

"迷いの森" を脱出したホルスは村人たちと力を合わせて
"太陽の剣" を鍛え直すことに成功する。
輝きを取り戻した "太陽の剣" を掲げたホルスは、
村人たちと共にグルンワルドへ戦いを挑む・・・

とまあ、こんなストーリーだ。


今でこそヒロイック・ファンタジーは
エンターテインメントの一大ジャンルと化していて、
小説、マンガ、映画、ゲームと洪水のように新作が出ているが
50年前の日本は、やっとSFが広まり始めた頃で、ファンタジーが
市民権を得るにはさらに10年以上の時を待つ必要があった。
そんな時代に "剣と魔法" の物語を長編アニメで発表したのは
やはり凄いことだろうと思う。


CVもそうそうたるメンバーが演じている。
冷酷な悪魔グルンワルドは平幹二朗、
悪魔と人間の間にあって葛藤する少女ヒルダは市原悦子、
岩男モーグは横内正、TVドラマ『水戸黄門』の初代角さんである。
村の鍛冶屋で流れ着いたホルスを保護するガンコ爺さんは東野英治郎。
TVドラマ『水戸黄門』で初代黄門様を演じていたことを
知る人はもう少数派だろうか。
子リスの役で小原乃梨子が出ていたことも忘れてはいけない。

スタッフも腕利きが揃ってた。
作画監督は大塚康生。代表作は「ルパン三世」シリーズかな。
もちろん「カリオストロの城」の作画監督もこの人。
場面設計・美術設計は宮崎駿。この人は説明の必要はないね。
原画には森康二。「アルプスの少女ハイジ」をはじめとする
世界名作劇場の常連さん。「未来少年コナン」の原画にも参加してる。
さらに原画には小田部羊一&奥山玲子夫妻もいる。
この二人が作画監督を務めた代表作は
長編アニメ「龍の子太郎」(1979年)だろう。


しかしながら、残念なことに私はこの作品を
リアルタイムでは観ていないのだ。
本作が公開されたのは68年なのだが、
私が初めて映画館で長編アニメーションを見たのは
翌年69年の「空飛ぶゆうれい船」が最初だった。
わずか1年の差で、見逃してしまったのだった。

大学生になり、アニメとSFに嵌まっていった私の耳にも
「ホルスの大冒険」は傑作だ、という噂が入って来るようになった。
しかし当時はレンタルビデオも無い時代。ネット配信なんて夢のまた夢。
過去の映画を観るには、映画館でリバイバル上映されるか、
TV放映を待つかしかなかった。そんな時代だったのだ。

そして、いつだったか思い出せないのだが
情報雑誌『ぴあ』をパラパラ捲っていたら、
大学の学園祭で「ホルス」が上映されるという情報が載っていた。
たぶん千葉大学だったと思うのだが、記憶が定かでない。
とにかく延々と長時間電車に揺られて観に行ったことを思いだした。
たしか上映会場も階段教室だったと思う。
そこで、噂だけは聞いていた「幻の作品」を初めて観たわけだ。
どんな感想を持ったのかもよく覚えていないのだが
わざわざそんな遠くまで行ったことを後悔した記憶はないので
この作品を見られたこと自体は嬉しかったのだろうと思う。


 こんなこともすっかり忘れていたのだけれど
 TVで高畑氏の訃報が流れ、wikiで氏の経歴を
 眺めていたら思い出してきたよ。

今の目で見たら、いろいろ不備もあるだろう。
「東映まんが祭り」という作品のフォーマット上の縛りがあったり
途中の群衆シーンが止め絵で表現されていたりと
(予算と上映時間と制作スケジュールの都合なのだろうが)
高畑監督からしたら "会心の出来" とは言い難いかも知れない。

でも、高畑氏の出発点として記憶されるべき作品だと思うので
未見の方はぜひ観て頂きたい。
当時の東映アニメーションの粋を極めた、流麗な作画が堪能できるし、
映像の美しさ、音楽の素晴らしさ、声優陣の熱演、
どれをとっても一級品なのは間違いないと思う。

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第五章 煉獄編 "衝撃の結末" とは? [アニメーション]


■「衝撃の結末」大予想(笑)

公式サイトのあらすじには
「巨大な白色彗星の奥に眠る都市帝国の真の姿とは?
 そしてズォーダーより突きつけられる新たな悪魔の選択……
 ラスト五分──涙とともに、あなたは衝撃の結末を目撃する」
とある。

いやあ、いったい何が起こるんだか。
「涙とともに」なんて、どんな悲惨な事態が起こるやら。
こんなこと書かれたら、いろいろ妄想が膨らんでしまう。

旧作の流れに沿うならば、
ガトランティスの前衛艦隊の撃退に成功した地球艦隊が
本隊である白色彗星のガス帯 or 姿を現した都市帝国によって
壊滅してしまう、という展開。

しかしリメイクである「2202」では、
これとはまた異なるストーリーが展開するのだろう。


以下に書くのは、私の個人的な妄想が全開したもので、
何の根拠も無いことをまずお断りしておく。

たぶん当たらないと思うんだが(おいおい)、
ふと思いついてしまい、頭の中に留めておく我慢が
できなくなってしまったので書いてしまった(笑)。
我ながら堪え性のないことで。

まあ、お時間がありましたら御笑覧ください。


■「白色彗星の奥に眠る都市帝国の真の姿」

私が思うに、第五章のラストで起こるのは
「超巨大戦艦」の登場ではないかと思う。

例えば、第五章のラストで「都市帝国」が姿を現しても
旧作を知る人は「そだねーww」って驚かないだろう。

 まあ、旧作とはスケールが違うので(何せコアが6800kmあるから)、
 異なるビジュアルになるのだろうとは思うけど。

さらに言えば、第六章や第七章で「超巨大戦艦」が登場しても
「ああ、やっぱりねぇ」って思うだけじゃないかな。

 今回の彗星コア並みの6000kmくらいの戦艦が出てきたら
 さすがにそのサイズに驚くことはあるかも知れないが。

最後まで引っ張っても旧作の再現にしかならないのなら
いっそのことこの第五章までで旧作準拠のネタは使い切ってしまい、
第六章からはオリジナルのネタをぶち込んでくるんじゃないかなぁ、
って思った次第。

「2202」の第四章で彗星コアを見せてしまったように
"彗星内部の設定披露の前倒し" が起こってるので
第五章でまず「都市帝国」を登場させ、さらに間を置かずに
先出しで「超巨大戦艦」までいってしまう。

 別に都市帝国が崩壊しなくてもいいんだ。
 例えば都市帝国の形状が旧作に殉じるなら、
 半球形の下部のどこかがパカッと開いて出てくるとか(笑)。

もちろんここで終わりではなく、この後にも
さらなる「何か」が仕込んである、という予想をしている。


■地球艦隊を壊滅させるもの

さらに妄想は続く。

登場する超巨大戦艦もまた旧作準拠の形状とするなら、
艦首にある、あの謎の10蓮砲口(笑)が使われるだろう。

あれは実はガトランティス版デスラー砲で、一度に10発の砲撃が可能。
そしてその標的は地球艦隊。
つまり今回の地球艦隊はデスラー砲(波動砲)で壊滅する、という流れ。
これなら「衝撃の結末」にならないかな?

「2202」において、波動砲艦隊は "作中悪"。
古代たちヤマトのクルーは "波動砲艦隊構想" に
"否" を唱えて地球を飛び出した。

そのヤマトは13話に於いて波動砲を使用したけれど、
止むに止まれぬ事情のもと。
決して波動砲の存在を "是" としたわけではないだろう。
認めたくはないけれど、ヤマトの使命を完遂するには必要なもの。
罪の意識を持ちながら "共存" していく運命を背負う覚悟をした。
(と私は理解している。)

決して "波動砲艦隊" という存在が肯定されたわけではないと思う。
ならば、作中に於いて波動砲艦隊は否定されなければならない。
その手段として、ガトランティスのデスラー砲(波動砲)によって
消し去られるというのは理に適っているのではないか。

「力に頼る者は、より大きな力を持つ者によって倒される」

これが地球艦隊の辿る運命のような気がしてる。


ちなみに、「新たな悪魔の選択」については全く見当がつきません(笑)。


■第六章以後

まあ、地球艦隊が全滅してしまってはあとがたいへん(笑)なので
艦隊の一部は生き残るのだろう。山南もなんとか生存するんじゃないかな。

そして第六章では、帰還したヤマトと地球の残存艦隊が合流し、
ガトランティスに乾坤一擲の最後の勝負を挑む、
って流れになるんじゃないか。

テレサの預言に従うならば、そこではデスラーも参戦し、
ガミラスからもメルダやバーガーあたりの援軍が来るのだろう。


■月の運命

ちょっと心配なのは月の扱い。
旧作でも地球艦隊が壊滅した後、月はガトランティスによって
ひどい扱いを受けたからねえ。

そして何より「2202」では、ここに真琴と翼くんがいる。
二人が "悪魔の選択" の対象に含まれたりしないように祈る。
それでなくても、流れ弾の一発でも当たったら
エラいことになるんだから。

なんとか無事に済んで欲しいが
そういう予想ほど外れたりするからなあ・・・
なんといっても「涙とともに」ってフレーズが限りない不安を煽る。


■終わりに

さて、妄想全開で好き勝手なことを書いてきましたが
多分外れるでしょう(笑)。


私なんぞの妄想を遙かに超える展開が拝めるものと期待してます。

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第五章 煉獄編 特報(30秒ver.)公開 [アニメーション]


■特報(30秒ver.)公開

公開されましたねぇ特報。思ったより早かったかな。
なんだか公式より早くYouTubeでフライング公開されてたとか(笑)。




第四章と第五章のインターバルが今回はまるまる4ヶ月もあるので、
情報を小出しにしてファンの関心をつないでおこう、
っていうところですかね。

4月に入ったら60秒ver.の「予告編その1」がでて
5月に入ったら90~120秒くらいの「予告編その2」、
くらいのスケジュールではないかと予想。


■その内容は

例によって、台詞とシーンをダラダラ書き出してみる。
抜けてるところがあるかも知れないが大目に見てください(笑)。

・初っぱなから滴るのは・・・ガミラス人の血?
・「イスカンダル・・・スターシャ・・・」
 振り返るのは若き日のデスラー?  声も心なしか若く聞こえるし。
・遺跡内に進入するのはノイ・デウスーラと同じ
 青い配色のニードルスレイブ。
 もともとガミロイドの技術を用いて創ったものだから
 本来の持ち主に戻ったとも言える。
・「デスラー総統」 ←誰の台詞? 古代かな?
・銃を構える総統、振り返る古代。
・パルスレーザーを撃ちまくりながら降下するヤマト、
 そして艦首魚雷一斉射。
・「全ての命には定めがあります」女神様の声が響く。
・デスラーのアップ、そして主砲を撃つゲルバデス級。
 乗っているのは太タラン?
・「でもそれは自らの選択の結果」相変わらず超然としていなさる。
・斉藤、そして謎の少年(誰?)、
・腕部のカノン砲を撃つ機動甲冑、被弾するニードルスレイブ。
・パイロット席のキーマン。
・「終わりにしないか、デスラー総統」15話の予告にあった台詞。
・艦体を傾けながら海面すれすれを飛ぶヤマト、
 ゲルバデス級の下に滑り込んでの反撃か。
・「デスラー総統に伺いたい」キーマン、いよいよデスラーと対面か。
・少年の瞳のアップ。
・キーマンのツヴァルケ、そして古代。
・「あなたは何を願ってここに来られたのか」とりあえずは敬語?(笑)
・海面すれすれを並走して飛ぶヤマトとノイ・デウスーラ。
・何か(テレサ?)をふり仰ぐデスラー。
・そしてタイトル 第五章「煉獄編」
・「テレサに呼ばれた者は」
・銃を構える斉藤、そして山本は口もとがちょい強ばってる?そして島。
・ミサイル全弾発射(?)するノイ・デウスーラ。
・「あるべき未来に従って為すべきを為す」
・振り返るデスラー、古代、そして振り返る少年
・そして意味深な
「ラスト五分──涙とともに、あなたは衝撃の結末を目撃する。
 5.25 劇場上映」


相変わらず巧みな(笑)編集で、さっぱり展開の予想がつかない。
しかもここに出てるのは、前半の15・16話の部分だけ。

おそらく太陽系を戦場としてガトランティスと地球の主力艦隊同士の激突となる後半17・18話のシーンは多分入ってない。
ま、そちらは4月以降のお楽しみなのだろう。

そして時折挿入される謎の少年。
デウラーなのかキーマンなのか、それとも両方いるのか?
もしデスラーだったら、幼少期のスターシャやら
サーシャやらユリーシャも出てくるのでしょうかね?


■最後に余計なことを

アンドロメダ級三番艦「アポロノーム」のネーミングの元ネタが
マンガ「サブマリン707」(小澤さとる)にあることは
以前の記事で書いたが、この特報の中にある

・海面すれすれを並走して飛ぶヤマトとノイ・デウスーラ。

のシーンを見ていたら、「707」のあるシーンを思い出した。

第二部「謎のムウ潜団篇」での最終決戦、
敵の首領レッド大佐率いるブラックジャックと707が
一騎打ちするシーンだ。
20180310.jpg

まあ、私が勝手に連想しただけですが(笑)。

「2202」本編中でのこのシーンが
どういうシチュエーションなのかがさっぱり分からないんだが、
どんな状況なのかでどんなふうに描かれるのか、今から楽しみである。


■次回予告(笑)

この特報を見ながら、キャッチコピーにある「衝撃の結末」について
ちょっと考えてみた。
次回はこれについて書いてみたい。

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その8 (最終回) [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第14話「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」(後編)

■テレザート星解放

テレザート周囲の岩盤が崩壊していき、消えていく。
これも掘削弾の効果なのか、それとも他の何かの要因があったのか。
それともこれもテレサの力なのか。

 まあ、単純に崩壊した岩盤がテレザートの地表に
 雨あられと降り注いでは不味いからねえ。

いずれにしろテレザート星の周囲のデータは
事前に真田は知っていたのだから、
そのへんは分かってやってるはずだよねえ・・・

これも絵面としては分かりやすいのだが、
何がどうしてこうなったかの理解が追いつかない。

■テレザリアム到着

「進路上に障害無し。これよりテレザリアムへ降下します」

第一話でミサイルを喰らっていた遺跡のような場所。
やって来たのは古代、真田、斉藤。

足元には花が咲いている。
「太陽もないのにどうして」「アレがきっと太陽の代わりだぜ」
テレザリアムが光を放つ。
「これは・・・」「この中に、テレサが」
「ガトランティスはここで何をしようとしていたんだ」「おい、あれ」
球体が輝き周囲の植物が一斉に成長を始める。

そして現れたのはピンク色の球体。
花びらのように開いてゆくのだが、色だけ見てると桃みたいだよね。
そして中には祈りを捧げる少女の姿。
「テレサ・・・テレサだ」
この時の絵面は蓮の花の上の観音様みたいである。
少女はおもむろに目を見開き、語り出す。

「わたしは、テレサ。テレザートのテレサ」

■高次元生命体との対話

このシーン、よく分からなかったので台詞を書き出してみた。

古「テレサ。我々はメッセージを受け取り、必死にここまで来ました。
  何故我々だったのです?
  あなたなら全宇宙の誰にでも呼びかけられたはずだ」
テ「私が選んだのではありません。ヤマトが来ることは決まっていました」
古「決まっていた?」
斉「なんだそりゃ」

ここでの斉藤は、視聴者の素直な疑問を代弁する役回りだね。

真「テレサ。あなたは我々より高位の次元に存在する高次元生命体ですね」
古「高次元生命体?」
真「あなたの本当の声を聞くために、
  私たちはここへ来なければならなかった。違いますか?」
テ「そうです。私と同じ次元に存在して初めて私の声が聞こえる。
  テレザリアムはそのためのゲート」
真「肉体を捨て、生きながら天国の扉をくぐったテレザート人。
  その精神の集合体たるテレサ。
  あなたはあの世とこの世の間(はざま)にあって
  宇宙の始まりから終わりまでを見通す」
斉「え?」
真「彼女は時間さえ可視化される世界に住んでいる。
  そして我々はその入り口に立っている」
古「入り口?」
斉「いま、三途の川の入り口にいるってことか」

斉藤のリアクションというか彼なりの解釈はとてもわかりやすい(笑)。

■天命を知る

古「では今後、ヤマトはどうなると決まっているのです?」
テ「あなた方は白色彗星をご存じですね」
古「はい。ガトランティスの母星と認識しています」
テ「あれは遠い昔に古代アケーリアス人が残したもの」
古・真・斉「!?」
テ「この宇宙に人間の種を蒔く一方で、
  彼らは安全装置も用意していました。
  蒔かれた種が悪しき進化を遂げたとき
  それらを残らず刈り取るための装置」
古「は!? では、ガトランティスは」
テ「全ての生命の目的は一つ。存続することです。
  でもガトランティスは違う。
  彼らは滅びを司る方舟を目覚めさせてしまった。
  この宇宙に存在する全ての人間を滅ぼすまで
  その進撃は止まらないでしょう。
  あなたがたは白色彗星帝国と対決せねばなりません。
  地球だけでなくこの宇宙に住まう全ての生命のために」
斉「その結果は!?  あんたには見えてんだろ」
古「斉藤! よせ」
テ「未来を告げれば未来は変わります。それは過ぎたる干渉」

いやぁ、あなたが関わってきただけで
充分、ヤマトの未来は変わってしまったと思うんだけどね。
でもそれは "過ぎたる干渉" には当たらないのか?

三人の前に僧侶の霊体が現れる。
彼らも、死した後にテレサの一部になっているのだろうか?

斉「なんだこりゃ」
テ「肉体から離れた者が肉体の世界に関わるべきではありません。
  私に許されているのは祈ることだけ」

いやあなた思いっきり関わってるじゃん、ってツッコミを入れたくなるが

真「全ての知的生命を創造した、神のような文明が残した破壊装置」
古「地球の全戦力を結集しても対抗できるかわかりません。
  ヒントを、戦うためのヒントを頂けないでしょうか」

  彼らの背景が宇宙空間に変わる。

テ「あなた方はここに来た。
  それはこの私も "縁" によってあなた方と結ばれたということです。
  ヤマトとは大いなる "和"」 
古「大いなる、"和" ?」
テ「"和" とは "縁" によって結ばれた命と命が生み出すフィールド。
  "縁" とは異なる者同士をつなげる力。
  重力にも似た確かさで事象と事象を結び、
  次元の壁さえ越えて作用します。
  "縁" の力とはあらゆる物理法則を超えたもの。
  それほど巨大な暴力を以てしても決して覆すことはできないのです。
  大いなる "和"、ヤマトを中心とする "縁" が
  滅びの方舟を止めるでしょう」
古「テレサ・・・」
テ「"縁" は育つ。時に痛みを伴いながら。彼も・・・また」

テレサが顔を上げる。テレサの視線の先を追って振り返る三人。
暗闇の奥から足音がこだまする。そして一人の男が現れる。
古代の目が見開かれ・・

「久しぶりだね、ヤマトの諸君」


■次回予告

「終わりにしないか、デスラー総統」
「まだ始まってもいないものをどう終わらせるのかね、ヤマトの坊や?」

サブタイトルは「テレサよ、デスラーのために泣け!」
予想の斜め上どころではないタイトルですね。
いったいどんな展開があればテレサが "泣く" のか想像できません。
だいたいあの人、感情があるのでしょうか。涙を流せるのでしょうか。


■"女神" との対話

金髪の女神様の外見をまといながら
テレサから出てくる言葉は仏教的というか東洋的というか。
内容も "和" とか "縁" とか今ひとつ分かりにくい。

要するに結論は
「大いなる "和"、ヤマトを中心とする "縁" が滅びの方舟を止める」
ということか。

素直に考えれば、ヤマトだけで白色彗星を止めることはもちろん無理で、
ヤマトが今まで "縁" を結んだ存在が結集してガトランティスに当たれ、
ってことでしょう。

ということは最終決戦はオールスターキャストになるってことか。
地球はもちろんガミラス、イスカンダル。
さらにはデスラーまでも含めて。
そこにはメルダやバーガーも参戦してくるかも知れない。
いままでヤマトが関わったすべての人に "縁" の力が働くのなら。

逆に言えば、そういうさまざまな人々と "縁" を結び、
彼らを結集すればガトランティスに対抗できる、
ヤマトとはそういう人々を結びつける "和" の力を秘めたフネだった、
ということか。

だからテレサはヤマトを呼んだ。

第1話でテレサは
「遠い星の戦士たちよ、あなたたちに、すべてが・・・」
と呼びかけているが、
ヤマトこそ暴走するガトランティスを止める鍵だったということか。

■機動甲冑について

最初のビジュアルを観たときにはちょっと不安になったけどね。
違うアニメになってしまわないかと。
ヤマト世界にモビルスーツは合わないから。

でもまあ、実際に動いているのを観たら、
"機動歩兵" の範囲に収まっていそうだ。
2199で出てきたアナライザーの98式特殊機動外骨格の
発展系と考えればさほど不自然でもない。
およそスマートさとは縁遠い無骨な形状も悪くない。

そもそも旧作のように丸腰の歩兵が敵戦車隊を壊滅させてしまうなんて
昭和の頃なら許されても、21世紀の今ではさすがに
「いくらなんでもそれはないだろう」

それに「騎兵」だからね。何かに乗ってこその騎兵だろう。
昔は騎馬だったのだろうが、wikiで調べたら現代の騎兵は
装甲車やヘリコプターに乗ることもあるという。

馬の代わりだったら、武装したホバーバイクか何かに乗っても
面白いと思ったが、これ「GODZILLA 怪獣惑星」でやってたなあ。

ただ、13・14話は空間騎兵隊の活躍ばかり目立って
航空隊の見せ場がなかったのが残念。
もっとも第五章~第六章あたりでたっぷり出番があるのだろうが。

■部下いないの?

14話では、ザバイバルが一人で戦ってるように見える。
シナリオ集ではちゃんと副官とかいるんだけどね。
だから戦闘シーンも今ひとつ緊張感に欠けるように思う。
尺の都合でまっさきにモブキャラが切られてしまうんだろうけど
そういうところの描写で作品に奥行きが出るんだよなあ。

■第14話まとめ

猛将ザバイバルを退け、テレサのもとへ。
戦車(戦艦)群との戦いはそれなりに尺を取ってるんだけど
無人艦(に見える)を何隻沈めても緊迫感に欠ける。
そこのところはもう少し何とかして欲しかったかな。
周囲の岩盤の扱いも含めて、説明不足の感も否めない。

テレサの設定は高次元生命体。あの世とこの世の狭間にいる存在。
そして彼女(性別は意味があるのかな?)の意図も明らかになる。

そしてテレサは女神様と言うよりは意外にも仏教的。
語る内容込みで菩薩か観音か。

そしてヤマトのクルーは、彼らに与えられた天命を知る。
ガトランティスと対決すること。全宇宙のあまたの生命のために。
もちろん彼らの地球侵攻を阻止することが至上命令なのだが
彼らの戦いにはそれ以上の意味があるのだと。

■テレサ = ラプラスの悪魔?

この宇宙の始まりから終わりまで全てを見通す存在なんて
古典物理理学で言うところの "ラプラスの悪魔" ではないのか。
それに、科学の世界では観測するだけでも対象に影響を与えてしまう。
"観察者効果" というものもあるんだが・・・
まあ物理は門外漢なので深入りしないことにしよう。

しかしコスモウェーブを放ったことによって
テレサは既に現世に介入してるわけで
少なからず未来に影響を与えているよねえ。
それとも、自らの影響をも織り込んだ未来を見ているのか・・・?

■第四章をふりかえって

折り返し点を過ぎ、伏線張りもキャラの配置も終わったと思う。
特に12話は9話と並んでラストへ向けての布石を打った
重要な回だったように思う。

そして前半クール最後となる13話では波動砲問題も一応の決着をみて、
いよいよ14話からは後半戦。テレサとの対面も果たし、
広げた風呂敷を畳みにかかったなと言う印象。

第三章・第四章と観てきて、どうやら「2202」のラストは
「さらば」とはかなり様相が異なるものになりそうな予感がしてきたが
こればっかりはフタを開けてみなければ分からない。

第五章の公開は5月。
いままでの公開間隔から考えると、第六章は9月あたりか。
そして最終第七章の公開は来年の1月頃だろう。

「2202」でのヤマトの旅路も半ばを過ぎた。
泣いても笑っても、おそらく1年経たないうちに答えが出る。
願わくば「さらば」でも「2」でもなく、
そして40年という齡をかさねた我々を
納得させてくれる結末をみせてもらいたいものだ。

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その7 [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第14話「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」(前編)

■テレザート星攻防戦 Part.II

BGM「ヤマト渦中へ」に乗せて上昇するヤマト。
追いすがるように砲撃が。これはテレザートの地上から?
ヤマトの主砲が反撃する。

「ヤマトは来た。不思議なもの。何が彼らをそこまで駆り立てるのか」

そりゃアナタがたがテレザートに関わってるからでしょう。
何がガトランティスをそこまで駆り立てるのか知りたいから。

砲撃していたのはメダルーサ級改造型地上戦車。
初期の設定では多脚戦車だったはずなんだが、どうしてこうなった。

そして佇むザバイバル。
かみさん曰く「毘沙門天みたいな人ね」「おお、言われてみれば」

機動甲冑はニードルスレイブ相手に奮戦。
第11番惑星の鬱憤を晴らすかのようだ。
「キリがねえったら。
 前衛は正面から来るニードルを、後衛は上空の敵を狙え!」

ブースターにもたれかかる鶴見。脇腹に負傷してる。
そこへテレサのコスモウェーブが。
「"縁" が・・・あるのです。
 "縁" の力があのフネと私たちをつないでいる」

■まこと、世はままならぬ

テレサの球体の前に現れるのはテレザートにいた僧侶たちの霊体?

「亡霊どもが。性懲りも無く」
「テレザート首尾艦隊の壊滅を確認。
 ゴーランドタイプ、二体とも生命反応途絶」

ゴーランドタイプ、ですか。ザバイバルタイプとかバルゼータイプとか
ズォーダータイプなんてのもあるのだろうか。

「全師団集結! 先に降下した部隊もろとも殲滅! わしも出る!」

霊体が消滅する。

「まこと、世はままならぬか」
「それまでは命の充実、生きる望みを味わわせてもらうぞ、ヤマトよ!」

ここの台詞、最初は意味がよく分からなかったんだが
シナリオ集ではこの二つの台詞の間に「わしもじきに追いつく」ってある。
自分も遠からず "そっち" へ行くぞ、ってことだったのだね。

テレザート直掩のミサイル艦隊が全滅し、ヤマトが健在であるなら、
制空権を失った地上部隊は劣勢を強いられるだろう。
この段階で敗北を覚悟していた、ってことなのか。

■岩盤破壊部隊発進

ヤマトはテレザート外周に到達 
「第二次降下隊、全機発進!」コスモゼロが発艦する。

この時、古代と雪が第一艦橋にいないので
代わって南部・西条・北野が配置についてる。
そして真田の横にはキーマンが。何をしてる?
たしかキーマンの席ってアナライザーの横だったような。

「岩盤を崩すのならヤマトからでもできるのでは」
「主砲ではパワー不足、波動砲ではテレザートも破壊する結果になる」

発進するのはコスモタイガー+機動甲冑、
コスモゼロ+波動掘削弾+機動甲冑の組み合わせ。

「副長が開発した波動掘削眼に頼るしかない。古代たちを信じろ」

なんだかんだ言ってもヤマトのクルーの能力は認めているのだね。

■山本に生存フラグ?

横たわった鶴見に歩み寄る山本の機動甲冑。

「あ きら さん」「しゃべらないで」
「助かりますよ あきらさんは 大丈夫だって あの人が」「あの人?」

あの人とはテレサのことだろう。こんなに早々と
山本に生存フラグが立ってしまうのも "大人の事情" なのか(笑)。
いや、私もタマちゃんには死んで欲しくないんだけどね。

■機動甲冑vs地上戦艦

「9時方向より敵、メダルーサ級改造型地上戦車群」

この地上戦車、キャタピラないくせにキャタピラ音がするのはなぜ?
山本を後方に残し、永倉たちはメダルーサ級の迎撃へ。

「散開! 各個にぶちのめせ!」

なんと巨大戦艦相手に無双を演じる。
元々が戦艦だから、そもそもあんな小っこいものを
相手にすることは想定してないのかもしれないが
それにしても機動甲冑ちょっと強すぎないか(笑)。

そしてブリッジが無人であることに気づく永倉。
このあたりから流れる新BGMは「大帝ズォーダー」の別アレンジか。

機動甲冑が積んでるパルスレーザー砲はたぶんヤマトと同じもの。
「星巡る方舟」でもメガルーダを蜂の巣にしてたやつだ。

「こいつら無人だ! 艦橋の制御システムを狙え」

しかし、いくら無人とはいえ、ちょいと脆すぎないか。
画面は派手に銃撃や爆発が連続するが、
無人艦相手ではいささか緊迫感に欠ける。
第一陣を一掃するが、すぐさま新手が現れる。

「副隊長、10km先に敵の増援部隊多数」
永倉さんいつの間にか副隊長を拝命してた。
「なんだと・・・こんなに」
「どうする副隊長?」
「決まってるだろ、奴らをこれ以上近づけるな」
「了解、ヤマトのクルーを死なすわけにはいかねえもんな」
「ようやく借りが返せるってもんだ」
「そういうこと」「一度はなくした命だ」

いかにも "昭和" な台詞が聞こえてくるが
福井氏はこういうの好きそうだよなあ。私も嫌いじゃないし(笑)。
玉砕覚悟の空間騎兵隊だが、そこに割って入るのは

「まてまて永倉! 遅れてすまねえ!
 全員今すぐそこから離れろ!  急げ!

上空から迫る巨大岩塊。「これでも喰らえ!」
岩塊に押し潰される地上戦艦群。

このシーン、初見時は「えー!」って驚くばかりだったが
冷静になって考えるといろいろおかしい。

あんな巨大な岩塊を機動甲冑くらいの推力で押し出せるものなのか、
テレザートの地表に落ちてきたのなら、
あんなゆっくりではなくもっと速度があるのではないか・・・

 テレザートの地表が何Gなのかわからないが
 周囲をあんな岩盤に被われていれば
 その質量のせいで案外低重力なのかも知れないし・・・
 とかいろいろ悩んでしまう。

まあ、わかりやすさという面では良いのかも知れないが
かなり無理矢理で強引な演出ではある。
空間騎兵隊の見せ場をつくりたかったのだろうが、
ここは素直にコスモタイガー隊の航空支援でよかったと思う。
第四章ではほとんど出番がなくて、
たまにあっても機動甲冑の運び屋だったりキーマンの護衛だったり。
もっと戦闘に加わって欲しかったし。

■反射衛星砲、ふたたび

「んふふふ、やりおるわ。
 だが人間がそうするときは決まって裏があるもの」

スクリーンに映るのは波動掘削弾とコスモゼロ。

「ヘルベスティア砲、発射!」

ここから、反射衛星砲の時と同じBGMが流れるのが律儀。
中継衛星を経由して岩盤上へ着弾。しかし外れる。

「ええい、命中精度が甘い!」
「ヤマトの波動砲により中継システムの半数を喪失、現状が最高精度です」
「しょせんは奴らのコピーに過ぎぬということか、くそ!」

反射衛星砲が第二射を放つ。そのビーム光を見るヤマトのクルー。

「反射衛星砲?」「なんで」「ガミラスの技術を盗んだのか?」
「奴らはガミラスの科学者を捕虜にして兵器を開発している」
「キーマン中尉、もしそうなら基本制御も
 ガミラスのものが流用されているはずだ」

ツヴァルケで出撃するキーマン、援護は加藤。

「衛星を1つずつ潰している時間はない。狙うべきは中継制御衛星」

地表では戦艦群が一斉射を放つ。そして反射衛星砲は第三射へ。
「危険です、非難を!」西条が叫ぶ。しかし真田は粘る「あと少し」

「あれか」制御衛星を発見したキーマン。「完全にコピーされている」
衛星の制御を手中にして
「人の物を盗んで、勝手に使うような奴らは、お仕置きだ!」

衛星砲第四射。しかしそのビームは地上戦艦群を一掃することに。

「なんだと!」

一方、岩盤では設置作業完了。「爆破まで300秒、よし、待避だ」
ここでコスモシーガルで降下してくる雪。負傷者の収容か。
でも、わざわざ彼女が出てくる必要はあるのか?  それとも
彼女がシーガルの操縦ができることを示しておく伏線なのか?

「総員に告ぐ! 速やかに会合地点に集結せよ!」
「てめえら聞こえたな、じきに岩盤が吹っ飛ぶ。地表への影響も」
「隊長!」
ザバイバルの旗艦がゆっくりと回頭する。
「真打ち登場・・・てか」

■ザバイバルvs斉藤

旗艦が衛星砲を水平に斉射、地表をなぎ払う。
空間騎兵の機動甲冑はほとんどが機能不全に陥る。

「全員ただちに撤収、第二波が来る前にずらかるぞ。永倉」
「はい隊長」「先に行っててくれ。すぐに追いつく」

不安げに見送る永倉。この人、新キャラの中でも一、二を争うくらい
大好きなんだけど、最終決戦で斉藤と運命を共にしそうで辛い。

そして波動掘削弾が炸裂、
崩壊する岩盤の間をシーガルと機動甲冑がヤマトへ向かう。

「衝撃波、惑星全土に拡大。封印岩盤が連鎖的に崩壊している模様」

単騎で旗艦に突撃をかける斉藤、ブリッジへ突入。
すかさず機動甲冑から降り、ザバイバルに格闘戦を挑む。
さすがにザバイバルは強い。斉藤の襟首を締め上げて

「ザンツ・ザバイバル。それがわしの受け継ぐ名だ。貴様は?」
「斉藤始。お前らに部下を殺された空間騎兵だ」

崩壊した岩塊が周囲に渦巻く中、二人の肉弾戦が続く。
ザバイバルは顔面パンチを喰らうと鼻が赤くなる。
ということはガトランティス人の血液も赤いのか?
反撃されて倒れ込む斉藤、
しかしこの時既に相手の胸の剣を奪っていたんだね
落ちた銃を手にしたのはザバイバル。
このとき斉藤の右手が身体の下にあって見えないのがミソ
銃を構えるザバイバル。斉藤は絶体絶命。
しかし艦に振動が走る。その一瞬を突いての斉藤の必殺の一手。
自分の胸に刺さったナイフを観て、ゆっくり斉藤に歩み寄る。
目が血走り、自爆の前兆を示す。

「自爆ぅ? ふざけんじゃねえ!」

斉藤はザバイバルと共に艦外へ落下、主砲の砲身上へ。
次の瞬間、跳びすさって離れる斉藤。
立ち上がったザバイバルは、このとき眼を瞑って
何事か考えているように見えるんだが、案外、
このときズォーダー(あるいはその諜報システム)からの
指示があったのかも。精神感応によるものなのか、
被っている軍帽(?)の中に通信機でもあったのかはわからないが。

目を見開き、ゆっくりと後退して身を投げ、やがて閃光の中に消える。
「なんだってんだい、ばかやろう」
そこへ、斉藤をピックアップするべくコスモゼロが飛来。

(つづく)

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その6 [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第13話「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」(後編)

■激闘、テレザート攻防戦(承前)

破滅ミサイルによって岩盤の中央に大穴が。
"重力波の乱れ" によって、嵐のように翻弄されながらも
必死に体勢を立て直そうとするヤマト。

「テレザート周辺の重力場と干渉し合って乱気流のような状態に」

このあたりの重力はかなり特殊な状況にあるらしい。
まあ、あんな岩盤が取り巻いてりゃ、そりゃ変わるだろう。

「さすがテレザートより吸い上げし力を充填したミサイル。
 面白い働きをする」
「ヤマト発見!」
「狩りの仕上げにかかれ!」

テレザートの持つ力とは何なのか。反物質?
巨大ミサイルが一斉に発射される。それに応戦するヤマト。
なかなかミサイルが当たらないなあと思ってたが、
たぶんこの乱気流の影響だね。このあと土方が言うように、
乱流の中にいた方がかえって安全という状態。
狙いが定まらないという意味では双方とも条件は同じ。

「艦隊をもっと広く展開させるべきでは?
 こうも密集していてはヤマトの大砲に撃たれたとき・・・」
「この乱流の中、狙いは定まらぬ。だがそれ以前に奴は撃たん」
「え?」
「撃てんのだ」

ノルは冷静に布陣を考えてるが、ゴーランドはもう勝った気でいる。

反撃を試みようとするヤマト。
「ここから出る  機関長!」「波動エンジン最大出力」
「待て! 今この乱流から飛び出せば敵に狙い撃ちにされる。
 作戦はまだ生きている」

古代の前にはすでにターゲットスコープがオープンされていて、
照準には敵艦隊が映っている。それを見つめる古代。

「波動砲、発射準備!」それを横目で見る島。
「この流れを利用して敵艦隊を観測、
 最善の射点を確保し、波動砲を敵艦隊に直撃させる!」

雨あられと降り注ぐミサイル。

「見ろ、愛という不合理な感情に支配されて
 奴は我々を撃つことができんのだ」

「艦長代理、一撃で敵艦隊を仕留めるのなら今が最上の射点です」

南部の声が響くが、ためらいを見せる古代。そこへ割って入る声が。

「こちら斉藤。聞こえるか。
 おやじ、艦橋にいるんならあんたが波動砲を撃ってくれ。
 ばかげたことさ。でもしょうがねえ。理屈じゃねえんだ。
 あいつは約束してるんだよ、大事な人との約束・・・
 だから、代わりに」

古代の苦衷を察した斉藤の台詞が熱い。しかしそれを遮る声が。

「ダメだ」

新BGMにのってキーマンの台詞が始まる。第四章最大のヤマ場だ。

「これはイスカンダルに旅した者が等しく背負う十字架だ」

第一艦橋のメンバー、一人一人がアップになる。

「自ら呪縛を絶たない限り、ヤマトに未来はない」

斉藤とキーマンの台詞では、まさに福井節が炸裂してる。
そしてそして、この素晴らしいBGM。
何という題名なのだろう。「決意」? 「覚悟」? 「十字架」?
この曲が聴けただけでも「2202」を観てきた甲斐がある(おいおい)。

トリガーを握る古代に沖田が語りかける。

「古代、覚悟を示せ。指揮官としての覚悟を!」

必死の思いで目を見開く。すると

島が「波動砲への回路、開け」
南部が「波動砲への回路、開きます」
徳川が「非常弁全閉鎖、強制注入器作動」
真田が「最終セーフティ、解除」

「お前一人の引き金じゃない」
「島・・・」
「俺も撃つ!」
真田「私もだ」
太田、南部、相原も頷く。彼らの言葉に意を決する古代。

「総員、対ショック、対閃光防御。
 斉藤、聞こえるか。重力乱流のせいでフネの姿勢が安定しない。
 頼まれてくれ」
「よしきた! いくぜ野郎ども!」
「いったいどうするんですか隊長」
「決まってんじゃんか、手で押すんだよ」

ヤマトの艦体に向かって飛ぶ甲冑群。

「古代、艦長拝命、承った」

次々に艦体に取り憑く機動甲冑。

「逃げ場のない、解決しようのないことなら背負っていくしかない。
 俺も、お前も」

この台詞、聞く人の年齢によってかなり受け止め方が異なるのでは。
旧作当時、かつての10代だった少年少女たちは
21世紀の現在、50代の熟年世代に突入しているだろう。
誰しも、今までの人生で「背負ってきたもの」はあったはず。
いや、いまこの瞬間だって「背負い続けている人」もいるだろう。

 かつて職場の先輩に言われた言葉がある。
 「嫌なこと、辛いことほど、向き合わなければいけない。
  逃げ廻るより、向き合った方が楽になる」
 なかなかその通りには実行できないが、今でも思い出す言葉だ。

そんなオジサンの感傷を吹き飛ばすように(笑)、
機動甲冑群が一斉にフルブースト。

「全員で撃つ! 全員で、背負う」

波動砲を使うことが罪ならば、
それはヤマトのクルー全員が背負うべきもの。
土方もまた、その「全員」の中のひとり。もう部外者ではいられない。
だから覚悟を決めた。だから艦長を引き受けた。

■戦の果て

「不合理な感情。人であるが故に。ゴーランド、私は・・・」
「ヤマトの足は完全に止まった。ノル、よく見ておけ。
 これが戦の果てだ。始末しろ!」

個々でノルの言う「私は」のあとにはどんな言葉が続いたのか。
それを知ることは永遠にできなくなった。

ミサイル艦隊は残弾すべて発射か。雨あられと降り注いでいく。

雪「ミサイル多数、接近!」  土方「構うな!」 古代「照準固定!」 
そして南部がカウントダウン。「発射5秒前、4、3、2、1」
「発射あ!」

波動砲の光芒に呑まれていくゴーランド艦隊
閃光を見たゴーランドはとっさに振り返り、ノルを抱きしめる。

「すまぬ、ノル」
「いいのです・・・ いいのです」

最初の抱擁が最後になってしまったか・・・
2199でのシュルツにも泣かされたが、
まさかゴーランドにも泣かされるとは。
トシをとると、こういうシチュエーションにてきめんに弱くなる。

そしてBGM「碧水晶」がいい仕事をする。

古代の心に響くのは

「約束してください。私たちのような愚行を繰り返さないと」
「お約束します」

古代の頬を涙が伝う。この涙が意味するものは何か。
約束を守れなかったことへの罪悪感か。
戦場とはいえ、自らの手で命を奪った相手への贖罪か。
自分を支えてくれた仲間への感謝もあっただろうが・・・

■古代、戦術長へ復帰

「土方艦長、戦術長より意見具申。
 岩盤にはまだガトランティスの拠点が存在するはずです。
 作戦を続行すべきと考えます」
「いいだろう。空間騎兵と協力し、波動掘削弾の
 新たな輸送計計画を立案せよ」

古代が見上げた先にある沖田のレリーフは何を語るのか。

■沖田の声

波動砲のトリガーを握る古代に聞こえた沖田の声。
「指揮官としての覚悟を!」
これは7話で古代が叫んだ台詞
「覚悟って何なんですか!」に対する答えだろう。

そしてこれは沖田が語りかけてきたのではなく、
古代の心から出てきたのだと思う。

7話の時点で、おそらく古代には分かっていた。
「覚悟」の意味するものを。
沖田に代わってヤマトの指揮を執るのならば、
当然背負わなければならないものだから。

分かっていても、あえて目を背けていたのだろう。
そしてこの13話で、キーマンに、そしてクルーたちに支えられながら
逃げずに直視することを決めたのだろう。

12話で、ガトランティスの実態を知ったことも大きかったかも知れない。
彼らの擁する途轍もない武力、そして本拠地である彗星のコアの規模。
こんな途方もない連中を相手にしなければならないのか、と。

■波動砲問題

「2199」からの置き土産としての波動砲問題もこれで一段落だろう。
物語の折り返し点である13話まで引っ張るとは意外ではあったけど、
それだけじっくりと描いてきたことになる。

うじうじしてないでさっさと撃てよ、って意見の人もいるだろうが
節操なくバカスカ撃ちまくって「すかっと爽快」なんて展開になるのも
違うだろうと思う。
(そういうヤマトが観たい、って人も一定数いるのだろうが)

そもそも大量破壊兵器であり、その気になれば
一挙に多数の命を奪うことができる兵器なのだから。

波動砲については、これ以降も安易に使うことなく、
慎重に扱っていって欲しいと願ってる。

それに、波動砲を多用すれば、そのありがたみというか
"決定力" 感が薄れ、あっという間に破壊力のインフレを
引き起こしてしまうだろうから、作劇上もマイナスだろう。

 「復活編」の6連発(!)できる "トランジッション波動砲" なんて
 その最たるものだった。

■沖田と土方

過去の記事で書いたことだが、
「2199」での古代は主役ではなかった。
主役はあくまで沖田であり、古代は脇役筆頭。
そのせいか「2199」本編での古代の扱いは
お世辞にも良いとは言えなかった。
しかしそれは裏を返せば古代というキャラクターには
まだまだ "伸びしろ" があるということ。

だから「星巡る方舟」で実質的な主役を務めた彼を見て、
これで「2199」は真に完結したなあって思ったものだ。
1年間の航海を通じて沖田は古代を "育てて" きたわけだ。

しかし沖田が死亡したことにより、
古代の成長もそこでストップしてしまっていたのかも知れない。
スターシャと沖田の交わした約束による縛りもあっただろう。

「2202」での土方は、沖田から古代の教育を引き継いでるようだ。
直接間接に関わらず、古代の成長を促し続けてきた。

今回、土方はヤマトの艦長を引き受けたが、
最後までヤマトに留まるかどうかはまだ分からない。
古代の成長によりヤマトの指揮を任せるに足ると判断したなら、
ヤマトを下りて他のフネ(たぶんアンドロメダ級)の艦長に
なってしまうかも知れない。あるいは艦隊指揮官に。
そうなると一気に死亡フラグが立ってしまうなあ・・・

■手で押すんだよ

機動甲冑がヤマトの船体を押すシーン。
某機動戦士映画のシーンを思い浮かべた人もいるだろう。
でも、絵面が似ているだけで状況も目的も違うからね。
それに、宇宙にあるものを "手で押す" のなら、
ヤマト第1作のデスラー機雷が元祖だぜ。

11話でのデスラーの「眼で探すのだよ」と並んで
旧作オマージュの台詞か。
こういうアナクロなところがまたいいんだなあ。

■ガトランティスの戦い方

第四章まで観てきて思うのだが、ガトランティスには基本的に
「戦略」とか「作戦」という概念がないのではないか。
なぜなら必要ないから。圧倒的な物量を誇るが故に。

戦略とか作戦というものは、彼我戦力がほぼ互角だったり、
寡兵を持って大軍に当たる場合には必須となるものだろう。

あの大戦艦の数から見るに、ガトランティスは
無限に近い生産能力を持っていそうだ。
戦争において必勝の策とは、究極的には敵より多くの戦力を用意する、
これに尽きるだろう。
どんなに優秀で精強な敵であっても、その数倍の戦力をぶち当てていけば
いつかは必ず負ける。永遠に勝ち続けることなどできないのだから。

被害は大きいかも知れないが、いつか必ず相手を滅ぼす、
そういう意味では100%の成功率を誇るシステムだ。
まさに古代アケーリアス人が残した "安全装置" にふさわしい。

それに加えて、諜報兵の存在がある。
滅ぼす対象のヒューマノイドの間に予め諜報兵を送り込んでおいて
情報収集も怠りない。ヤマトのように敵の中枢部に送り込めれば
敵の作戦まで分かってしまうんだから。
そんな相手を倒すのは赤子の手をひねるより簡単だろう。

そんな戦いを続けていれば、
戦略や作戦を研究する必要なんて全くないだろう。

そして、優れた敵がいたならば奴隷にして、その科学力を利用して
より強い武器を手にすることもできる。完璧だ。

そう考えると、ひたすら物量で磨り潰すというのは
「2202」におけるガトランティスの出自と、
彼らが持つ生産力を勘案すればもっともな戦い方だとも思う。

ただ、それが絵的に面白いかどうかはまた別なのだよなあ。
そのへんの見せ方は工夫がいりそうだが。

■旧作でのガトランティス

ここまで書いてきてふと思い出したのだけど、
この「2202」ガトランティスの戦い方は程度の差はあれ、
40年前の「さらば」を踏襲してるように思う。

前衛艦隊 → 彗星ガス体 → 都市帝国 → 超巨大戦艦

旧ガトランティスにも作戦なんてものはない。
倒しても倒してもきりがなく、
物量に頼って相手の疲弊を待つという点では、やってることは同じ。
「2202」ではそれをスケールアップしているわけだ。

■優先順位?

ヤマト宇宙では、多数の地球人型ヒューマノイドが文明を築いていそうだ。
ガトランティスはそれらすべてを刈り取ろうとしているわけだが、
行き当たりばったりに滅ぼすのではなく、
そこには「優先順位」がありそうに思う。

ネットで散見される
「イスカンダルが波動砲を以て覇権国家になった」のが、
ガトランティスによって滅ぼされた原因になったという説。

イスカンダルの波動砲がガトランティスに目をつけられる理由になった、
というものだが、これには一理ありそうに思う。

波動砲搭載艦が1隻あれば、
その数千から数万倍もの敵を一挙に葬ることができるわけで、
ガトランティスの「数の論理」に対抗できるわけだから。

圧倒的戦力比をひっくり返す可能性を持つ波動砲。
それらを所有するヒューマノイドに対して、
刈り取る優先順位が繰り上がったとも考えられる。

ならば、地球がガトランティスにとって
"辺境の弱小国家" から "優先的に殲滅すべき敵" へと "昇格" したのは
まさに「2202」第1話で拡散波動砲を使用した時だったかも知れない。
芹沢の命令は、地球へのガトランティス侵攻を
決定づけたのかも知れないのだ。

後半のどこかの章で「波動砲を持ったが故にガトランティスが襲来した」
なんてことになったら、芹沢はじめ波動砲艦隊構想を推進した人たちは
どんな顔をするのだろう。

■最後にちょっとしたいちゃもんを

ヤマトが波動砲発射態勢に移行したあと、
ヤマトの全景を後方から捉えたシーンがあるんだが
メインエンジンがしっかり噴射してるんだよねえ。

波動砲発射時って、波動エンジンのエネルギーは
すべて波動砲に回ってしまうから噴射してるのはおかしいはず。

単なる作画ミスなのか、それとも分かってやってるのか。
まあ、噴射してる方が絵面が良さそうだから(笑)後者なのかも。


(つづく)

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その5 [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第13話「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」(前編)

■砂竜狩り

砂漠のような地表に円錐形の物体がつき刺さる。
そして現れる沙竜を狩るゴーランドとノル。

「あの群れを根絶する」

バンバン撃ちまくって狩られる砂竜が哀れ。

「我らガトランティスは作られし命。
 他の生物や人間と違ってクローニングによって世代を重ねてきた」
「おまえはやがて私の名と艦隊を引き継ぐ。
 初代から20人目を数えるゴーランドだ」

なぜ古代アケーリアス人はクローニングを設定したのか。
ズォーダーは、愛や感情が不要になるからとか口にしたけど、
それが本当の理由なのかなあ。

案外、最初に作ったときの組織をそのままの形で
永久に残すための措置のような気もする。
どこかに穴が開けば、コピーがそこを埋める。
「変質」はしないかも知れないが、「変化」も「進歩」もない。
まさに "生ける機械装置" みたいなもんなのか。

愛情云々は時代が下るにつれて、自分たちが
"普通の" ヒューマノイドと異なる部分について、
勝手に解釈したものなのでは。

いままでの話で描かれてきたとおり、ガトランティス人は
口にするほど愛や感情について "悟り" を開いているわけではない。

いや、メーザーやサーベラー、そしてズォーダーさえも
非情に "感情豊か" な人々である。

もし、そんな "激情的" なガトランティス人に
「個人の感情は忌むべきもの。おまえたちに感情は必要ない」
って古代アケーリアス人が教え込んだのだとしたら、
ずいぶん罪なことだよねえ。

「そこに愛という不合理な感情は存在しない。
 私はお前を育て鍛えてきたが、それはゴーランドという存在が
 ガトランティス帝国に仕え続けるためだ。
 肝に銘じよ  故に我らは純粋」
「ゆえに・・・強い」

「愛という不合理な感情を持たない故に強い」
ガトランティス人はきっとそう信じているのだろう。
でも、実際の行動はその言葉を裏切ってばかりだが。

「しかし自らの後継者を思うことは生物として当然のこと」
「それはエゴだ。忌むべき自己愛であり、
 全体への貢献には結びつかない。お前もじきに初陣を迎える。
 ゴーランドの名を継ぎ、新たなノルを授かる日も遠くない。
  期待している」
「ゆえに・・・我らは」

最優先されるのは「全体への貢献」なのか。
ノルの涙が頬を伝う。
この13話のBパートでも古代の頬を涙が流れるが、
意識的に描写をそろえてるのかな。どちらも眼が映ってないし。

カメラが引いていき、ここはテレザートを封印する
岩盤の上だったことが分かる。
ということは、砂竜はどこかから運ばれて来たわけだ
あの円錐形の物体は、岩盤を移動させる動力。
そしてその岩盤の上空には ゴーランドのミサイル艦隊。

■尋問

ヤマトでは透子の尋問が始まる。担当は古代。メルダのときと同じだね。
モニター越しにそれを見つめるメインスタッフの方々。

そこへ佐渡が現れる。
「検査結果じゃがね。わしらやガミラス人と同じ人間と出た」
「彼女はガトランティス人とは異なる。
 地球人の死体から作られた蘇生体でもないということか」
「奴らのメンタリティではあり得ない。どんな任務があったにせよ、
 正体がばれた時点で始末されているはずだ」
「彼女は子作りをすることもできる。
 古代が聞いたガトランティスの社会とは矛盾する存在。
 いったいなんなのかね」
まさにガトランティスの中にあって唯一無二の存在なのか。

「11番惑星が襲撃を受ける直前、大規模なレーダー障害が
 起こったために軍の対応が遅れた。あれも君の手引きなのか」

そういえば透子さん、空に向かって手を広げてましたよねえ。

「僕となら話をしてもいいというから、こうしてきたんだ」
「偽善者」
「!?」
「言葉、間違ってた? アナタみたいな人、私たちにはいないから」
「わたしたち・・・?」
「解決しようのないことに拘っている無力な理想主義者」

波動砲の使用について葛藤していることを「偽善者」と言われる。
なんだかんだ言っても、波動砲を使って
危機を乗り切ってきたのは事実だし。

「何の話だ。君たちの社会に理想はないのか? 人間なら」

ここで透子が古代の胸に手を当てる。何か意味があるのか?

「シファル・サーベラー。それが私の本当の名前」

雪の表情が厳しいですね。馴れ馴れしく触らないでよってか(笑)。

「今日はここまで・・・ね?」

言いたいことだけ言ってあとはだんまり。透子さんの方が一枚上か。
何も怖いものはなさそうに見える。
スパイとして潜入した以上、殺されることも覚悟の上なのかも知れないが。

■エレベーター

乗っているのは古代とキーマン。
この二人に限らず、古代&雪、古代&斉藤と二人芝居の舞台になってる。
他者がいないから腹蔵ない会話ができるのだろう。

「とにかくこれでもう敵に情報が漏れることはない」
「そうだろうか。彼らの能力は計り知れない。どう対処すれば」
「あんたはもうあの女に関わるな。俺は情報部にいた。
 ああいう手合いの扱いは慣れている」

ノベライズの方でも、地球での情報部の仕事が語られてたよね。
ガミラスに進入したガトランスパイも相手にしたことがあるのか?

「ああいう?」
「人の感情をかき乱して操ろうとする。気にする必要はない」

自分がそういう目に遭いかけたからですかね。

■作戦検討

大作戦室でテレザート攻略作戦の検討。
最後の巨大岩盤の前面と後背に艦隊が展開中。 

機動甲冑隊がワープブースターで進出し、奇襲をかけることに。
ワープブースター、捨ててなかったのですね。
たしか何かの説明で分解して収納してたとか。
ここでこう使うとは思わなかったよ。

航空機の機数分あれば、物質転送システムを持たない地球軍でも
"デスラー戦法"(笑)、もといドメル戦法がとれるね。

 終盤の太陽系決戦あたりで大量に戦線投入されそう。

奇襲部隊の進出に合わせてヤマトも小ワープを敢行、
巨大岩盤の後方にワープアウトする。

「岩盤が護ってくれるわけだ」
「でもこっちからも攻撃できないでしょ、どうするの」
「波動砲を使う。ワープアウトすると同時に180度回頭、
 波動砲で巨大岩盤を粉砕し、敵ミサイル艦隊の動きを封じる」
「結局、岩を相手に波動砲かよ」

斉藤は不満そうだが。

「しかし一つ歯車が狂えば個々に分断されて我々は全滅する。
 あらゆる事態に臨機応変に対応せねばならない。
 初期のプランに拘ることなく。
 だが敵の不意を突ければ勝機はある。各員の健闘を期待する!」

険しい顔の古代のアップ。

そして瞑想室で不敵に笑うズォーダー。「ゴーランドに伝えよ」

やっぱり○○は○○○なんでしょうか?
(皆さんとっくにご承知でしょうが、あえて伏せ字で)
ヤマトの作戦はゴーランドに筒抜け状態。

■ワープの制約

ふと思ったのだが、前方に巨大質量が存在しているとき、
その向こう側へワープすることはできるのか?

「2199」での最初のワープの時、何かの障害で
海王星軌道へ向けてワープする予定が、なぜか木星に出てしまった。
あれは木星の巨大質量が原因じゃなかったのか?

それとも、テレザートからもたらされたデータによって
事前に質量分布が分かっていれば
それを縫ってワープすることは可能なのだろうか?

■ゴーランド艦隊

ミサイル艦隊のアップ。中に一隻、巨大なミサイルを装備した艦が。
ゴーランドの旗艦か。

そしてその中の一室。最初なんだか分からなかったけど、
ここは理容室だったのですね。
そして、ゴーランドの独特の髪形は、地毛を剃っていたことが判明。
じゃあズォーダーの髪形もそうなのかしら。

「お前は抱かれたことがあるか」
「え?」
「お前を育てた先代のお前に」
「いえ、そのようなことは」
「ふ・・・そうか」

一瞬、何の話が始まったんだと焦ってしまいましたが(^_^;)
ノルはゴーランドに抱きしめてもらったことはないのですね。

ふと思ったが、ノルは何歳くらいの時にゴーランドの元へ来たのだろう。
まさか赤ん坊の時に来たとも思えないし。5~6歳くらいかなあ。
今のノルが15~16歳くらいとすると、約10年。
それだけ一緒にいれば親愛の情はイヤでも湧くのではないか。

そしてノルはゴーランドのことを慕っているようだ。
ということは、彼に対するゴーランドの態度も
厳しいだけのものではなかったのだろう。

ブリッジへ上がるノル。風貌はもうすっかりミニ・ゴーランドに。

「初陣である! ガトランティスの戦の神髄をその身に刻め」
「は!」

■作戦開始

ワープブースターにとりつく起動甲冑の群れ。
パンフによると総勢50騎だそうな。パイロットは鶴見くん。

「テレザート上陸作戦を開始する!」

なぜか加わってる山本はともかく、
空間騎兵隊ってけっこうな数がいたんだねえ。
いつも倉田と永倉と天城と斉藤の4人しか映ってなかったから、
てっきりこれで全部かと思ってしまったよ。
一度くらい全員が映ったシーンがあったらよかったよねえ。
尺の都合なのだろうけど、「2202」ではこういうところを切っちゃうので
あとになって「あれ?」って思われるとこが増えちゃうんだよね。

ブースター、ヤマトを発進してワープイン。
つづけてヤマトも小ワープ。

■キーマンの回想?

「同じ穴のムジナ・・・よね。
 このフネのエンジンに何を仕掛けたんだか・・・
 いい・・・黙っててあげる。
 あの男の絶望する顔を見たいから」

ここの甲斐田裕子さんの演技が素晴らしすぎて・・・
ところであの男って誰? 普通に考えれば古代なんだろうが・・・

「お前はなぜ俺のことを話さない」
「あなたはいずれ、ヤマトを裏切る」
「裏切る・・・誰を」

ここで「誰を」というのが謎。

■激闘、テレザート攻防戦

ヤマトはテレザート星前面にワープアウト。
ここから新BGMが。

「艦首魚雷、続けて一斉射」

そして同時に岩盤背後にはブースターがワープアウト。

「よし、いいよ鶴見ちゃん。速度このまま。
 きついの一発ぶちかますよ!」
「ガッテン承知!」

永倉さんいいなあ。頼りになる姉御肌モード全開。
一斉に離脱し、個々に攻撃を始める起動甲冑。

しかしゴーランドは慌てず騒がず。

「何、機械の歩兵? ヤマトではないのか」
「慌てるな。我らが戦は大胆にして緻密。
 戦いの始まる遙か前に布石は打たれている。
 全艦急速回頭! 破滅の矢を放て!」

敵の手の内がすべて分かっていれば、そりゃ負けるはずがないって思う。

しかし起動甲冑は無双すぎだなあ。ミサイル(たぶんコスモタイガー用)が
次々にラスコー級巡洋艦を沈めていく。

混戦の中を逃げ回る鶴見。ブースターって、切り離せないのか?
あんなもの背負ってたらいい的だよねえ。

「くそ、ヤマトが来るまでは・・・来た!」

ヤマト2回目の小ワープ敢行。そしてそれを待っていたかのように

「破滅ミサイル発射ぁ!」

40年前は、このあまりにもストレートすぎるネーミングセンスは
如何なものかと思ったが、こと「2202」のガトランティスに限っては
不思議と違和感がない。思えば "火焔直撃砲" もそうだった。
ヤマトは意外とこういうところがアナクロなんだがそれがいい。


今日はここまで・・・ね?(笑)

(つづく)

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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その4 [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第12話「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」(後編)

■滅びの方舟

ここからBGM「滅びの方舟」が。

透子は、キーマンに護ってもらっていたことを知る。
そしてサーベラーは、透子を介してキーマンの体温を感じているのか。

透「なにをしているの  殺すつもりだったくせに  なんでこんな」
キ「まったくだ  ばか げて る」

例え敵であっても、とっさの時には
身を挺して女性を庇ってしまうのだから
基本的にキーマンはいい奴なんだろうなあ、って思ってしまう。
胡散臭さ120%にも関わらず、憎めないんだよなあ。

透「この感覚  遠い昔に あの人と」
サ「あの人と私を苦しめた  永遠に逃れられぬ でも 温かい  苦しみ」

二人だけで共鳴を始めたサーベラー&透子。

ズォーダーは叫ぶ。「出て行け・・・全員ここから出て行け!」

感情を否定しているはずのガトランティス。
その根幹にいるはずのズォーダーがいちばん感情的になってる。

■彗星のコアの中で

そしてBGM「大帝ズォーダー」が始まり、
ここが12話のクライマックス。

透「これは  なに」
サ「これが 愛  私とあの人を ズォーダーを苦しめてきたもの」
ズ「なぜ繰り返す」

ヤマトの背後に浮かび上がる彗星のコア。

「大帝・・・ズォーダー」
「おまえは白銀の巫女だ」
「私はシファル・サーベラー」
「愛こそが人間を間違わせると知る者だ」
「そう   私は愛を知っている  あなたも」
「違う!」

コアのデータが判明。直径約6800km、火星とほぼ同じ大きさ。
「彗星の中に惑星が」「もしや これが ガトランティスの」

「もうやめましょう  前にも言ったはずです  ここはあなたの心の中」
「やめろ」
「アナタが壊そうとしているのは  この宇宙ではなく」
「やめろ」
「あなた自身・・・」

 このあたり、BGMのせいもあるのだろうが、
 なんとなく「999」を彷彿とさせる雰囲気を感じたよ。

サーベラーの絶命時の衝撃が襲ったのか、
このとき透子も死んだかと思ったが失神しただけだったね。

ここで重力波が消え、ヤマトはワープで脱出。

「ガイレーン 新しい巫女を」
「これで何人目か。記憶のコピーは制限してあるのに
 なぜ、何度でもオリジナルの記憶を取り戻してしまうのか」

サーベラーにオリジナルの記憶が甦ってしまうというのは、
クローン技術にもともと不備があるのか。
案外、これも古代アケーリアス人の "仕込み" だったりして。

■土方の決断

「地球司令部に状況は伝えた。我々は前進を続けるべきだろう。
 あれほどの規模を持つガトランティスがなお欲しがる力、
 テレザートを開放するために」

■それぞれの "愛"

この12話は、9話と対になってるように思う。
古代と雪、ズォーダーとサーベラー。それぞれの "愛" が描かれる。

愛する者のためには自らの命さえ省みない古代と雪、
意のままにならない相手を手にかけてしまうズォーダー。

「愛故に人は奪い、憎み、殺し合う」
9話で古代に対して放った台詞が
巨大なブーメランになってズォーダーに帰ってくる。
感情を否定しているはずのガトランティス人自身が、
実はどっぷりと感情にはまっている。

そもそも古代アケーリアス人がガトランティスを創造したとき、
彼らに感情はあったのか、なかったのか?

当初からあったがそれを押さえつけてきたのか、
それとも、当初は感情を持たなかったが、
次第に取り戻していったのか?

もしそうなら、それは何かのバグなのか、
古代アケーリアス人の仕込んだ "時限爆弾" なのか?

■滅ぼす側の論理

地球の歴史でも、ある文明が他の文明を滅ぼし、
そこにいた人間を虐殺するなんてのは数え切れないほどあっただろう。
滅ぼし、虐殺する側はおそらく自らが悪だなどとは思っていない。
それどころか、当時の価値観では
正しいことだと認識していたかも知れない。

ガトランティスも、自らが邪悪な存在とは毛ほども思ってないだろう。
自分たちに与えられた崇高な使命を実行しているだけ。
そう認識しているのだろう。

そして、自分たちはそれが許される特別な存在なのだという
"根拠" というか "理屈づけ" のために
感情云々が用いられているのかも知れない。

 9話でズォーダーが古代に語ったとおり、
 自分はおまえたちとは違う存在なのだと。
 だからおまえたちは我々にひれ伏すべきで、
 それを拒むなら滅びる定めだのだと。
 徹底的に相手を見下す理由がこれだったからね。

しかし、自分たちもまた感情を持っていると認めることは
今まで滅ぼしてきた相手と自分たちが
同じ存在だと認めること。

今までさんざん見下してきた相手と
実は同等だったという事実は
絶対に受け入れられないことなのだろう。

■白色彗星&サーベラー

今回の話で分かったことは
サーベラーはクローニングで代を重ねる。
サーベラーは生殖能力を有している。
サーベラーは彗星帝国の制御メカ(?)を操ることができる唯一の存在
サーベラーは "人間を裁くことのできる(最後の)人間" である

ガトランティスは、古代アケーリアス人が作り出したもの。
その存在理由は、古代アケーリアス人が播種した種(ヒューマノイド)が
悪しき進化を遂げたとき、それを "刈り取る" こと

そして白色彗星は、"滅びを司る方舟"。

古代アケーリアス人は安全装置としてのガトランティスを創造し
それを実行するための力として
白色彗星(コントロール装置としてサーベラー込みで)を用意した、
ということか。

いつから白色彗星が稼働しているのかは分からないが
13話で語られるように、ゴーランドが20代目というのを考えると
1代平均30年(戦闘の最前線に立つ期間として)とすると600年ほどか。

 まあ、ゴーランドという存在自体がガトランティス誕生時から居たとは
 限らないので、もっと古いのだろう。
 個人的には最低でも1000年くらいは経ってそうに思うんだが。

■ガトランティスの目覚め

目覚めたきっかけがイスカンダルの覇権主義国家化だという説が
ネットでは散見される。
波動砲で大マゼラン雲を血に染めたイスカンダルが
ガトランティスに滅ぼされ、かろうじて生き残った一握りの人々が
サレザー恒星系の双子惑星に移住、相方の星にいた蛮族(ガミラス)に
文明を与えて導き、いつしか神格化された存在となる。
イスカンダル人自体は過去の過ちから、あらゆる星間文明に
救済を与えることを国是として細々と生き残ってきた。
もちろん自らに破滅をもたらした波動砲の使用は禁忌として・・・
なんて考えると、たしかに「2199」にも綺麗につながるんだが、
さてどうだろう。

■暴走ガトランティス

ズォーダー自ら「おまえに従っている」と語るくらいだから
どの星(文明)を滅ぼすかは、サーベラーが決めているのだろうか?
なにせ "裁定者" だからね。

でも、ガトランティスが暴走しているのなら、
ガトランティスそのものこそ "刈り取られる" べき存在に
なってしまってないか?

 古代アケーリアス人の方々(笑)がご存命だったら、
 真っ先に粛正されてそうな気がするんだが。

案外、このへんが「2202」のラストに関わってきそうな気もしてる。

詳しくは13話の感想で書こうと思うんだけど
今回のガトランティスの物量は半端ではない。
彼らを単純に武力で凌駕するのはおそらく不可能。

旧作の「さらば」「ヤマト2」は、いずれも
テレサの介入によってガトランティスは倒される。
いわば「女神様に救ってもらった」わけだ。

しかし今回のテレサはどうか。
先のことだが、第14話での彼女の台詞を聞く限り
"現世" のことに介入する意思はなさそうなのだが・・・

旧作通り、ヤマトの奮戦にほだされて介入してくるのか。
でも、同じ結末を繰り返すのならリメイクした意味はないと思う。
「さらば」でも「2」でもない、第三の結末が見たいものだが。

とは言っても、テレサの介入なしに
ガトランティスを "止める" なんて、果たして可能なのか。

私は第三章9話と第四章12話は、
ラストの決着に向けての伏線だと思ってる。

そう考えると、ガトランティス自身が、
自らが暴走していること("悪しき存在" であること)を
受け入れて、自らを刈り取る("自壊" していく)、
なあんて結末を迎える可能性もありそうな気がしているんだが・・・

■こんな都市帝国はイヤだ

今回明らかになった都市帝国の直径は6800km。
でも、超巨大戦艦も全長が6800kmあるとは考えづらい。
たしか旧作では全長12kmくらいだったっけか。

実は、あの火星サイズの中に12kmくらいの超巨大戦艦が
無数に詰め込んであったりして(笑)。

 地球近傍まで来たら、彗星のコアがパカッと割れて
 中から真っ黒い超巨大戦艦が数万隻単位で
 わらわらと湧いて出てくるとか・・・(爆)
 うーん、想像しただけで夢見が悪そうだ。
 そんなカエルやカマキリの卵みたいな都市帝国はイヤだなあ・・・

でも、レギオネル・カノーネでの250万隻という途轍もない数字を
聞いてしまったからねえ。もう何があってもおかしくない気もする。

■第12話まとめ

サブタイトルに「強行突破」とあるけど、
実際は命からがら逃げ出したという方が近いね。

そして、まさかまさかのサーベラーのヒロイン回。

旧作、とくに「ヤマト2」では
大帝に酒を注ぐか、デスラーをいじめてる(笑)か、
くらいのイメージしかなかったが
今作ではガトランティスの "出自" に絡み、
都市帝国のコントロールを一手に握るという超重要キャラに。

しかもタランに続く "複数化" (笑)。
しっかり白サーベラーさんと黒サーベラー(透子)さんの二本立て。
しかも二人にしたことによって物語が広がる。
第12話では、透子のスパイ疑惑からはじまって
ここまで話が一気に膨らむとは誰が予想しただろう。

白サーベラーさんはガトランティスの太陽系侵攻、
そして最終決戦において重要な役回りを果たしそうだ。

透子さんは・・・彼女も生き残れれば、
面白い立ち位置になりそうな気がする。
案外、ガトランティスを "止める" 切り札になったりして。


(つづく)

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