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我が家の「ヤマト2199」余話 その3 [アニメーション]

新作映画の情報がいまだ正式発表されていないので、
ヤマトで記事を書こうにも、材料がない。

「感想・・・のようなもの キャラ別編」も、忘れてるわけじゃなく、
トップバッターに古代進を選んで書き出したんだけど、
途中で筆が止まってしまって、にっちもさっちもいかない状態。

ま、期限があるわけじゃないんだから、焦らずに構えていれば・・・
って思ってたんだけど、やっぱ映画の発表より前にはアップしたいよねぇ。


その代わりと言っては何だが、
なぜかここんところ、本だけはどんどん読めるんだなぁ。
まあこれもいろいろ理由があるっていえばあるんだけど・・・


「ヤマト2199」余話シリーズ(?)も、
前の2回みたいな大ネタ(笑)はそうそう出てこないので、
こちらもしばらくお休みかなー、って思ってたんだが、
ここにきて、実は小ネタが3つほど溜まったので
記事にまとめてみようと思う。

繰り返すけど「小ネタ」なので、あまり期待しないでいただきたい。


小ネタその1■「お気に入りの男性キャラ」

ちょっと前の話になる。とある日曜日の午後だったと思う。
かみさんが突然、私に聞いてきた。

「ねえ、ヤマトでいちばんカッコいい男って誰だと思う?」
「え? 何ですかいきなり」
「いいから、どうなの?」
「いきなり言われてもなー。だって男性キャラはたくさんいるし。
 だいたい何をもってカッコいいというかが問題だし」

「ごちゃごちゃ言ってないで答えてよ」
「そういうあなたは誰だと思ってるの?」
「えー、まず真田さんでしょ、ドメルでしょ、それにデスラー、
 そんでもってタランのお兄ちゃん」
「他には?」
「え? 他にいるの? この4人がダントツでカッコいいじゃん」
「(ボソボソと)その人選には、いろいろ異議を唱えそうな人が
 全国にたくさんいそうだがなー」
「何か文句あるの?」
「いいえ奥様(直立不動)。滅相もございませんσ(^_^;)アセアセ... 」
「よろしい」

「ところで、質問があります」
「どうぞ」
「ヤマトには、他にもカッコいい男はたくさんいそうな気がするんですけど。
 沖田艦長とか古代兄弟とか島とか」
「沖田艦長はサンタクロースみたいだし、古代の兄貴は女たらしだし、
 弟の方は若造だし。まして島なんかout of 眼中よねぇ。」
「(ボソボソと)いま、日本中のかなりのヤマトファンを敵に回したような気が」
「何か言った?」
「いいえ奥様(直立不動)。何でもありませんσ(^_^;)アセアセ... 」

休日の昼間からいったい何を話してるんでしょうね~我々は。

かみさんが、真田さんがお気に入りだったのは前からなんだけど、
2199の第六章~第七章を観たら、青山さんの美声に魅せられてしまって
すっかりタラン兄のファンになってしまったらしい。

この会話の後、少し経って、かみさんが一時期あんなに騒いでいたフラーケンが
候補に入っていなかったことに気づいたんだけど、
そこをつつくとやぶ蛇になりそうな気がして、とうとう聞けなかったよ。


小ネタその2■「スターシャのイメージ」

ある日、かみさんを横に乗せて車で買い物に出かけた。
そのときのBGMはヤマト2199のサントラ。

ちょうど『孤高のデスラー』が流れていたとき、
かみさんが聞いてきた。

「ねぇ、この曲、どこで流れてたの?」
「これはヤマトが(中略)ワープアウトして、それに向かって
 デスラー砲が発射された後、通信でスターシャが出てきたところ」
「えーと、どんなシーンだったっけ」
「デスラーが『君の話は抗議ばかりだ』って言って
 スターシャが『もうやめて、アベルト』って言って
 二人でお互いの目を見つめあう、昼メロみたいなシーン」(←テキトーな説明)

「ああ、あのシーンねぇ。でも、この曲って、
 スターシャの出てくるシーンのバックに流れるって
 そーいうイメージの曲じゃないわよね~」
「え? じゃあどんな曲だったらスターシャのバックにあうの」
「ええと、あれあれ、あれよ。『ワンダバダバダバ~』ってやつ」
「ええっ!? ひょっとして『ワンダバ・コスモタイガー』?」
「ああそうそう、それ」
「えええーっ(絶句)」

私とかみさんは、第一章から第七章まで全26話、同じものを見たはずなんだが
それはひょっとすると「大いなる幻想」なのかも知れない。

私と彼女では、きっと頭の中に全く異なるイメージ空間が広がっているのだろう。
まさしく、『無限に広がる大(脳内)宇宙』・・・なのだね、きっと。


小ネタその3■「人生の応援歌」

昨日、仕事から帰ってきたかみさんの第一声。
「やったー!、終わったー!」

実は、かみさんはかなり大きな仕事を抱えていて
一ヶ月くらい前から毎日、
頭から火を噴き出しそうな剣幕でPCのキーボードを叩いていた。

休日には「資料を探す」と言って実家へ帰ったり
地元の図書館へ通ったりと、家を空ける時間が多かった。

  そのおかげで私はゆっくりと読書にいそしむことができたんだが、
  コレを大きな声で言うと後が怖いので決して言わない。

それが昨日で終わったので、肩の荷が下りてすっきりしたんだろう。
「私の今年の仕事は、もうすべて終わったと言っても過言ではない!」
とまで言い放ってる始末だ。

「あなたのくれたCDにもお世話になったわぁ」
「え? 何のこと?」
「ヤマトのCD作ってくれたでしょ」

2199の主題歌やBGMから、曲を選んでCD 1枚に編集したものを作った。
それを2枚作って、1枚は自分に、もう1枚はかみさんに渡したのも、
思い起こせばおよそ一ヶ月前のことだった。

「毎日の通勤の行き帰りに聞いたわあ。特に9番。
 ここ一週間は9番、9番、9番って感じでそればっかり聞いてた」

ちなみに「トラック9」に入ってる曲は、
ささきいさおの「宇宙戦艦ヤマト」フルコーラス版である。

「曲が終わると、「戻る」スイッチを押して、
 もう一回9番を聞くのを何回繰り返したか分からないわあ」

うちのかみさんがメカ音痴なのは前から知っていたが、
「リピート」ボタンを一回押すだけで、
同じ曲を何回も繰り返し再生できることを
教えるべきか、それともこのままそっとしておくべきなのか、
ちょっと悩んでいる・・・。

「ずいぶん繰り返して聞いたんだね。どこが良かったの?」
「それはもちろん2番の歌詞に決まってるじゃない。
 『誰か~がこれを~、やらね~ばならぬ~』なんて、
 この一ヶ月間の私の心境にピッタリだったわぁ」

たしか、ささきいさお氏も、どこかのインタビューで
「人生の応援歌のつもりで歌ってます」って言ってた。
この歌に応援されて、この一ヶ月の苦難を乗り切った人が、
確かにここに一人いたということですね。
(もちろん私も、今までこの歌に励まされてきた一人です。)


「ヤマト2199」余話シリーズって、結局、「うちのかみさんネタ」シリーズだったんだね。


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毒草師 白蛇の洗礼 [読書・ミステリ]

毒草師 白蛇の洗礼 (朝日文庫)

毒草師 白蛇の洗礼 (朝日文庫)

  • 作者: 高田崇史
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/11/07
  • メディア: 文庫



評価:★☆

毒草師・御名形史紋が登場するシリーズ・第二弾。

前回に引き続き登場の、ワトソン役の雑誌編集者・西田くんが
今回も美女に振り回されていて、同情を禁じ得ない。

裏千家教授・大澤宗信の茶席で、毒殺事件が起こる。
それも一つの茶碗から回し飲んだ4人の中で、
最後に飲んだ者が犠牲者となった。

さらに、同席していた者が次々に毒殺されていくんだが・・・


さて、ミステリとしてみたら、この解決はどうなんだろう。
ネタバレになるから書かないけど、現代が舞台のミステリとしては
この犯人の正体と毒殺トリックは
(そもそも、これってトリックって言えるのかな?)
違和感が半端ない気がするんだが・・・

この作者の最近の作風に馴染んでる人ならいいけど、
もし、この「毒草師シリーズ」から読み始めた人とか
ガチガチの本格ミステリを期待して読む人がいたら
(そういう人はごく少数とは思うが)
この真相は「ちょっと違う」ってなりそう。
怒り出す人もいるかも知れないなあ。

時代設定を明治~昭和初期くらいにして
場所も地方の名門旧家かなんかにして
横溝正史か京極夏彦かってくらいな雰囲気を醸し出して
ホラーっぽくしたらどうかなぁ・・・なーんて思ったりしたんだが、
こりゃ私の趣味ですね。


今回、毒殺事件と並行して語られるのが、千利休の謎。
その名前の由来から、キリシタンとの関係まで
歴史で語られなかった部分、埋もれている部分に光を当てる。

ここはもう作者の独壇場で、面白いのは保証できるんだけどね。
ラスト近くで提示される内容には、素直に驚いてしまいました。
(ただ、事件との関連性はかなり薄い気もするけど。)


ミステリとしての解決部分が私の好みではないので、
トータルでの評価が伸び悩んでしまいました。


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彗星狩り 星のパイロット2 [読書・SF]

彗星狩り(上) 星のパイロット 2 (朝日ノベルズ)

彗星狩り(上) 星のパイロット 2 (朝日ノベルズ)

  • 作者: 笹本祐一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 新書




彗星狩り(下) 星のパイロット2 (朝日ノベルズ)

彗星狩り(下) 星のパイロット2 (朝日ノベルズ)

  • 作者: 笹本祐一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/03/19
  • メディア: 新書



評価:★★★★

地球にわずか600万キロ(地球~月間の約16倍)まで大接近する
ヨーコ・エレノア彗星を捕獲して地球周回軌道に乗せ、
宇宙空間での水・酸素/水素供給源にしようとする計画は、
事業主体となっていた宇宙企業の倒産によって宙に浮いた。

財産整理の結果、彗星の所有権/開発権は、
彗星にいちばん早く到達した者に与えられることになり、
ここに歴史上最大スケールのレースが開催されることになった。
(なにせ最遠到達点は地球から2000万キロという彼方なんだから)

ヒロイン・美紀が所属する弱小宇宙企業スペース・プランニング社も
無謀にも(笑)、このレースへの参戦を決定し、あり合わせの機材から
なんとか長距離用宇宙船をひねり出そうと悪戦苦闘を始める。

上巻では、飛行計画の立案から宇宙船の組み立てまで、
下巻ではいよいよ前人未踏の大レースが描かれる。

大手企業の繰り出す三隻の宇宙船に混じって、
美紀たちの乗り込む「コンパクト・プシキャット」も発進する。

  本筋に関係ないけど、レースに参加する宇宙船のネーミングの元ネタは
  「某アメリカ製アニメ」じゃない? 「ゼロゼロマシン」とかさぁ。

レースに参加する四隻の駆動方法がみな異なっていたりいて、
それぞれの個性があってその違いも楽しめる。

序盤は虚々実々の駆け引き、中盤でのアクシデントと
ストーリー展開も飽きさせない。
通信回線を介した地球からの妨害工作、予期せぬ流星雨との遭遇と、
彗星を目指す船団を次々と危機が襲う。

ライバル同士しのぎを削る仲でありながら、いざとなったら助け合い、
智恵と力を出し合って困難を乗り越えていく "宇宙屋たちの心意気" が
この作品のいちばんの読みどころだろう。

超光速航法も宇宙人も超能力も出てこないけど、
SFの楽しさ・素晴らしさを再認識させてくれる作品だ。

 こういう風に、希望にあふれる宇宙開拓時代を描いた作品、てのが
 昔はたくさんあったように思うんだけど。

1999年の第30回星雲賞・日本長編部門を受賞したのも納得。


あと、今作から登場した新キャラが、
カリフォルニア工科大に研究室を持つ天才少女・スウ。
(上巻の表紙イラストの手前の女の子)
スペース・プランニング社の協力スタッフになるんだけど、
この子が可愛いんだなぁ。マリオとの掛け合いも絶品。


さて、次は完結編(?)となる「ハイ・フロンティア/ブルー・プラネット」。
これも実は既に読み始めてる。


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川に死体のある風景 [読書・ミステリ]

川に死体のある風景 (創元推理文庫)

川に死体のある風景 (創元推理文庫)

  • 作者: 大倉 崇裕
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: 文庫



評価:★★★☆

6人のミステリ作家が<川に死体のある風景>をテーマに
競作した短編のアンソロジー。

「玉川上死」(歌野晶午)
  玉川上水を流れ行く男子高校生の死体、という場面から
 幕を開けるのだが、事態は意外な方向へ。
 これ、読んでて「たぶんこうなんじゃないかなぁ」って思ったんだが
 「いやぁ、まさかそんなことはなかろう」とも思った。そしたら・・・
 この作家は、そんな「いくらなんでも」ってアイデアを
 大胆に使ってくるんだよなあ。

「水底の連鎖」(黒田研二)
  川に落ちた乗用車の捜索のために潜水した水難救助隊員・瀬古は、
 目的の車の他に、さらに2台の車を発見する。
 しかも、それぞれの運転台には死体が・・・
  話の展開にちょっと無理があるような気もするが、まあ許容範囲かな。
 探偵役を務める瀬古と、そのガールフレンド・みずきのカップルが面白い。
  この二人の出る作品をもっと読みたいと思った。

「捜索者」(大倉崇裕)
  長編「聖域」にも登場した山岳救助隊が登場する。
 遭難者の救助に向かう捜索隊を送り出し、山小屋に残って
 その留守を預かっていたはずの男が、なぜか沢で死体で発見される。
  うーん、私は高校時代に、たかだか1000m級の山に登って音を上げて、
 以来、全くといっていいほど山登りをしなくなった人間なので、
 (筑波山でさえ自分の足で登るのは厭がる人なんで)
  この作品のメイントリックが上手く成立するのかどうか判別できません。

「この世でいちばん珍しい水死人」(佳田山大地)
  大学入学が決まったはずの主人公が、なぜか父親から
 南米コロンビアへ伯父を探しに行けと命じられて・・・
  語り手が頻繁に変わるので、読んでいて正直しんどい。
 物語の全貌がなかなかつかめないのは私だけ? 私の頭が悪いから?
  読み終わってみると、いろんな題材を豊富につぎ込んで、
 凝った作りになってるのは、わかったんだけど・・・

「悪霊憑き」(綾辻行人)
  主人公の住む街を流れる深蔭川に浮かんだ女性の死体。
 なぜかその顔には何本もの異様な線が引かれていた。
 彼女には悪霊が憑いているというウワサがあり、
  主人公は数日前に行われた彼女の「悪霊祓い」に同席していたのだった・・・
 ミステリと言うよりはホラーですね。
 作者の連作ホラー・シリーズ「深泥丘奇談」の一編にもなってる。

「桜川のオフィーリア」(有栖川有栖)
  英都大学推理小説研究会部長・江神二郎が探偵役を務める。
 江神の旧友・石黒の高校時代に起こったクラスメイトの死。
  石黒が江神のもとに持ち込んできた写真には、
 その女子高生・宮野青葉の水死体が写っていた。
  9年前に起こった水死事件の謎を江神が解き明かす。
  「桜川」という名の川を流れる美少女の遺体。
  周囲には山桜の花びらが散り、その亡骸を彩っている。
  この作者のミステリは、毎回ロジックが素晴らしいんだけど
 今回の事件では「論理」より「情景の美しさ」を感じた。
  事件の背景にあった少女の心情、それを取り巻く少年たちの思い。
  ちょっと、連城三紀彦の「花葬」シリーズを思わせる作品。


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ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉 ぼくの、マシン [読書・SF]

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/10/28
  • メディア: 文庫



評価:★★★☆


ゼロ年代(2000~2009年)に発表された短編SFのアンソロジー。
2冊組のうちの1冊で、11編が収録。

個別の短編集などで既読のものも多かったんだけど、
改めて読み直してみて、良さが再認識されたものも多い。


ベスト3を挙げてみる(目次順)。

「大風呂敷と蜘蛛の糸」(野尻抱介)
  凧に乗って宇宙へ行く、っていうヒロインの思いつきを、
 本気になって実現しようとし始める教授や学生たちがとにかく楽しそう。
 「大風呂敷1号」の描写も、いかにもハードSFって感じなのに、すごく美しい。
 ヒロインのキャラも、いかにもリケジョらしくていいなあ。
 短編集で読んでるんだけど、やっぱり傑作だ。

「鉄仮面をめぐる論議」(上遠野浩平)
  この作者の作品は初めて読んだ。「初子さん」最高です。
 分類すればスペースオペラ? スーパーヒーロー?
 長編シリーズのスピンオフ短編らしいんだけど、
 本編の方も読んでみたくなった。

「魚舟・獣舟」(上田早夕里)
 文庫でわずか30ページあまりなのに、
 壮大かつ異形の未来を垣間見せてくれる。
 これも以前に短編集で読んだんだけど、改めてすごい作品だと思った。
 同じ世界を舞台にした長編「華竜の宮」も持ってるんだけど、
 積ん読状態なんだよね・・・


あと、面白かったのは

「五人姉妹」(菅浩江)
 臓器移植のために誕生させられたクローンたちの話。 

  この作品も短編集で読んだような記憶が。
「幸せになる箱船」(小川一水)
 ファースト・コンタクトものをさらに一捻り。
 小川一水は安定の出来。これも既読のはずなんだが記憶になかった・・・
「A」(桜庭一樹)
 初音ミクが07年らしいから、05年発表のこの作品の方が先なのか。
 桜庭一樹はこんなのも書くんだねぇ。Aは「少女A」のA?

思いっきりおバカなSFなら

「嘔吐した宇宙飛行士」(田中啓文)、「Yedo」(円城塔)
  田中啓文は安定の超絶下品(笑)。円城塔はユーモアの素質もあるのかぁ。

評価はすごく高いらしいんだが、いまいち私の好みではないのが

「ラギッド・ガール」(飛浩孝)、「ぼくの、マシン」(神林長平)

よくわからなかったのが

「A.T.D. Automatic Death ■ Episode:0」(伊東計劃+新間大悟)


でした。


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docomo ARROWS X F-10D OSアップデート その3 [日々の生活と雑感]

Android 4.0 → 4.2 へのアップデートから既に一週間以上が経過した。

以前のような不審な動作や、あきらかな誤作動の兆候は今のところはない。
まあ、これはもっと長期間使ってみなければ分からないことかも知れない。
本体の発熱もほとんど気にならない状態が続いてる。

前回の記事では、1時間あたりのバッテリー減が約1.7%って書いた。
(何もしなければ、3時間で約5%減少する。)
しかし、その舌の根も乾かない翌日から、
突然その倍のペースで減るようになった。
(何もしなくても、3時間で10%減少してしまう。)

「いかんなー、ネットに大嘘を挙げてしまったかな~」
ってちょっと焦ってしまったよ。

前の晩に、いくつかのアプリをアップデートしたので、
そのあたりが原因かも知れない。
アップデートと同時に、本体の設定を一部変更してしまったり、
持ち主が知らないうちに、
バックグラウンドで動くようになってしまうのもあると聞くので。


とりあえず、ネットで
「F-10Dのバッテリ持ちを良くする方法」を検索してみて、
いくつかのサイトを参考にして実施したのは次の4点。

・優先ネットワークモードを「LTE/3G」にする
(日本国内では「GSM」方式の通信は使用しないし、
 近い将来に海外旅行に行く予定はないので)
・バイブ設定をOFFにする
・温湿度チェッカーをOFFにする
・各種サービスとの同期は基本的にOFFにする
  (私は、ジョルテ〔スケジュール管理アプリ〕を使用している都合上、
  Googleカレンダーとの同期のみONにして、他はOFF。
  Gmailも読む時に手動で同期するようにした。)


あと、アプリをアップデートした後は、再起動をかけることにした。

考えたら、PCならソフトをインストールした後に再起動するのは
ごく普通のことなのに、スマホではそれがない。
再起動しなくても大丈夫なようにできているのかも知れないが
どうにも気持ちが落ち着かないので、再起動を心がけるようにした。

で、今日のバッテリー状況なんだが、
100%充電終了後、12時間経過時点で約17%減。
たまたま今日もほとんど使用しない日だったので、
何もしなければ1時間あたり1.4%強の消費と、
前回の状況をやや上回るまでに復帰した。


さて。

これが今後どう変わっていくのか分からないが、
また気が向いたら記事にしようと思う。


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カンナ 奥州の覇者 [読書・ミステリ]

カンナ 奥州の覇者 (講談社文庫)

カンナ 奥州の覇者 (講談社文庫)

  • 作者: 高田 崇史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: 文庫



評価:★★★

このシリーズも第4作を迎えて、
今までと展開が変わってきた。

今回はミステリとしての事件らしいものは起こらず、
秘密の社伝を巡る、主人公たちと謎の組織の暗闘がメインとなる。

社伝を持って失踪中の諒司から連絡が入り、
鴨志田甲斐くんは貴湖とともに岩手へ向かう。
諒司とはあっさり落ち合えるも、社伝はすでに奪われていた。

そして、甲斐と諒司の活躍で社伝の奪回に成功するも、
組織の追撃を受け、二人は危機に陥る。


東北が舞台なだけあって、
蝦夷の長だったアテルイと坂上田村麻呂との
戦いを巡る歴史上の謎が語られるのだが、
本編との関連はかなり希薄な気がする。

 いや、この謎に関する蘊蓄自体は、
 いつもながらの作者の独壇場で、とても面白いんだけどね。


今作に限れば、もはやミステリではなく、
伝奇アクションになりつつあるかなぁ。
これが今作だけのなか、今後もこの路線で行くのかは不明だが。


あと、こんな読み方は邪道なのかも知れないが
甲斐くんを巡る "女の戦い" もけっこう見ものなのかも知れない。

前回まで、顔見せ程度だった聡美さんが、今回は本筋に登場し、
甲斐くんを巡って貴湖さんと火花を散らす。

貴湖さんって、そんなに甲斐くんを気にかけてたのかなー?
って思ったんだが、
今作の後半では、甲斐くんとの距離をぐっと縮めた感があって
やっとヒロインらしくなってきた、という感じかな。

全9作のはずなので、次作が折り返し点になる。
文庫化された第6作までは手元にあるので、近々読む予定。


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星のパイロット [読書・SF]

星のパイロット (朝日ノベルズ)

星のパイロット (朝日ノベルズ)

  • 作者: 笹本 祐一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: 新書



評価:★★★☆

時代設定はいつ頃なんだろう。

民間企業のシャトルが、衛星軌道への往還を盛んに行っている時代。
作中でヒロインが宇宙から地球を眺めるシーンがあるのだが、
地の文に
「地球温暖化によって海面が上昇し、海岸線が変わってしまっている」
とあるので、おそらく21世紀後半あたりのどこかなんだろう。


カリフォルニアの砂漠のど真ん中にある空港に本拠地を持つ
弱小宇宙企業、スペース・プランニング社。

ある日、ジェット戦闘機でここへ乗りつけ、
着陸直前に華麗なアクロバットを決めて見せたのは
SS(スペース・スペシャリスト資格)を持つ女性宇宙飛行士、
ヒロインの羽山美紀である。

彼女に与えられた最初のミッションは、
静止衛星軌道上の放送衛星の点検整備と推進剤補給。

くせ者揃いの上司や同僚たちに囲まれて、
蒼天の彼方を目指す美紀の奮闘努力が始まる。
しかし、彼女にはある "秘密" があった・・・


派手な戦闘シーンやスペクタクルシーンがあるわけではないし、
ハラハラドキドキで手に汗握るってほどのサスペンスも無いけど、
とても楽しく読めたよ。

作者自ら「趣味で書いた」って言ってるらしいが、
ホントに好きで書いてるんだろなあ、って思う。

作者の楽しんでる様子が読者にも伝わるのかも知れない。

登場人物のキャラもいい。

明るく元気でポジティブなヒロイン、
お色気はやや過剰だが、舵取りは間違えない女社長、
お約束の二枚目の同僚パイロット、
車椅子の少年はITスペシャリストだし、
怪しげな経歴ながら総飛行時間30000時間を超えるベテランも。
まあ、おネェ言葉のチーフメカニックはちょっとやりすぎかな。
彼らの掛け合いもまた楽しい。


このあと
「彗星狩り」「ハイ・フロンティア/ブルー・プラネット」と
シリーズが続く。
こちらも近々読む予定。


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docomo ARROWS X F-10D OSアップデート 続き [日々の生活と雑感]

Android 4.0.2から4.2.2へと、バージョンアップを果たしたF-10D。

アップデートしてから約5日が経ったので、その間の様子を報告。

とりあえず、今のところ快調に動作している。
おかしな誤動作の兆候は無い。


先日の日曜日(17日)、
朝の6時にバッテリーを100%フル充電した後、
充電器から外して放置してみた。

Wi-FiもGPSもBluetoothも切って、
(普段の私もコレと同じ条件で使用している)
タスクマネージャーで確認できるアプリも全部終了させておいた。

そして、夜の12時(約18時間後)に確認してみたら、残量70%。

たまたまこの日は、ほとんど使わなかったので、
(電話もかかってこなかったし、メール着信もほとんどなかった。)
上記のように設定した待ち受け状態で放置すると、
バッテリ消費は1時間あたり約1.7%ということになる。

アップデート前で、コレと同じ条件でテストしたことは無いんだが、
今まで1年2ヶ月使ってきて、夜12時の段階でバッテリー残量が
50%を超えていたことは無いと記憶しているので、
やっぱりバッテリーの持ちは改善しているのだろうと思う。

その後もちょくちょくバッテリー残量を確認しているけど
何もしていない(使用していない)時は、
だいたい3時間で5%減る(1時間あたり約1.7%)というペースは一定してる。


 購入して1年2ヶ月経ってるバッテリーでこの状態なのだから、
 新品ならもっといいデータが出そうではあるが。


ただ、ネットで検索してみると、バッテリーの持ち具合については
人によってまちまちのようだ。
「持ちが良くなった」という人もいれば
「変わらない」という人、
「前より悪くなった」って人もいる。

人によって使い方がさまざまなので一概に比較できないのだろう。


私の場合、使う機能は限られてて、
「ジョルテ」という無料のスケジュール管理ソフトが一番使用頻度が高いかな。
要するに、かつての「電子手帳」代わりということだね。
このソフト、googleカレンダーと同期できるので、
PCでも予定の入力・編集が行えるのがすごく便利。

あとは、1日あたり、公用私用の電話が合わせて3~4本、
私用のメールが2~3通来るくらい。(仕事のメールは基本的にPCで受ける。)

もともとゲームはやらないし、ネットにつないでガンガン使うなんてことも、
ひと月にそう何回もない。

Wi-FiもGPSもBluetoothも駆使してネットを頻繁に利用している人とは
そもそも使用方法が全く違うのだから、比較はできないのだろうね。

私みたいに、ネットの使用頻度を少なくするのが
いちばんバッテリー持ちがいい使い方なんだろうけど、
考えたら、それじゃスマホのありがたみが無いよねぇ・・・

以前の記事にも書いたけど、
5日間使ってみて、F-10Dの特徴(笑)だった本体の発熱も、
ほとんど気にならないレベルまで低減されてるのが感じられた。
もうカイロ代わりに使うのは無理だろうなぁ・・・(笑)。


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ジークフリートの剣 [読書・ミステリ]

ジークフリートの剣 (講談社文庫)

ジークフリートの剣 (講談社文庫)

  • 作者: 深水 黎一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: 文庫



評価:★★

やたら芸術に詳しいフリーター探偵・神泉寺瞬一郎が活躍するシリーズ。

とは言っても、今回は瞬一郎の出番は少ない。
代わって前作「トスカの接吻」にも登場した
テノール歌手・藤枝和行が主役を張る。

時系列的には「トスカの接吻」の二年くらい前にあたる。

ある晩、藤枝は婚約者・有希子の誘いで、
怪しげな占い師の老婆のもとを訪れる。
その老婆の口から語られた予言は、藤枝の成功と有希子の死だった。

その後、藤枝はドイツのバイロイト音楽祭で上演される
歌劇「ニーベルングの指輪」のジークフリート役に大抜擢されるが、
公演直前に有希子は列車事故で落命してしまう。

物語は、有希子の葬儀を終えてヨーロッパへ戻り、
瞬一郎の登場や女医・佳子との出会いを絡めながら
ラストの「ジークフリード」上演へ向けての藤枝の行動を追っていく。


・・・なんだが、正直、この藤枝というキャラがどうにもいけ好かない。
あんなに献身的だった婚約者を失って四十九日も明けないうちから
女漁りにうつつを抜かしてるんだから・・・

まあ、"天才肌の芸術家" なんだからそんな面もあるのかな。
実際の社会にもいるよね。
仕事は抜群に出来るけど女癖が悪い人ってのも。
ああいう人たちは、生まれつきそういう風に出来てるとしか思えない。

私なんか、「女性」なんていう難しくてワケノワカラナイものを相手にするのは
かみさん一人で十分な気がするんだが、
彼らはきっと、全くといっていいほどそういうものを苦にしないんだろうなぁ。

  すみません。モテない男のヒガミですね~、これは。

「ジークフリード」上演開始直前の楽屋。
開演を待つ藤枝を訪ねて、瞬一郎がやってくる。
彼の語る、この物語に秘められた "真相" 。
藤枝の「出世物語&漁色日記」(笑)の底流に、
意外な「
事件」が潜んでいたことが明かされる。

ミステリとしてみれば星3つあげてもいいんだが
あまりにも藤枝のキャラに感情移入できなかったので一つ減で星2つ。
(ホントは星1つにしようかと思ったんだが、
 瞬一郎君が披露するヴァイオリンの腕前に免じて。)


とは言っても、この物語の主眼はミステリではなく、あくまでオペラである。
クライマックスのステージ上で、藤枝はある "奇蹟" に遭遇する。
(実はこれも、冒頭の老婆の「予言」にあったものなんだが)

  まあしかし、これを目の当たりにしたって、
  藤枝はきっと、翌日からはまた女漁りに没頭するんだろうなあ・・・

巻末の解説によると、占い師の老婆は他の作品にも登場するらしい。
彼女の正体もそこで分かるんだろうか。


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