So-net無料ブログ作成
検索選択

氷海のウラヌス [読書・冒険]

氷海のウラヌス (祥伝社文庫)

氷海のウラヌス (祥伝社文庫)

  • 作者: 赤城 毅
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2013/07/24
  • メディア: 文庫



評価:★★★☆

これも、「二隻の白鳥号」と一緒に、
9月からずっと読みかけで止まってた本。

皮肉にも、腰を痛めた休みに残りが読めて、
めでたくここに掲載となった次第。


昭和16年秋。
ドイツの仮装巡洋艦「ウラヌス」は横須賀を出航する。
対米開戦を控えた日本から、ヒトラーへの「特使」を載せて。

特使に選ばれたのは、
その明晰すぎる頭脳故に閑職に追いやられた海軍大佐・堀場季四郎と、
駆逐艦「涼風」より引き抜かれた水雷屋・望月正人大尉。

最短の北極航路でドイツ占領下のノルウェーを目指す「ウラヌス」だが、
その行く手には様々な困難が立ちはだかる。

「ウラヌス」艦長・ハイケン大佐の日本人蔑視、
風雪吹きすさぶ極寒の北極海、
敵対するソ連軍の警備隊、航空機、潜水艦の波状攻撃。
そして最終目的地直前で待ち受けるは、精鋭イギリス艦隊の猛攻。

列強の策謀渦巻く海域を進む「ウラヌス」の運命は・・・


赤城毅といえば、「魔大陸の鷹」とか「帝都探偵物語」みたいな
気楽に読めるライトなジュブナイル小説の書き手だったんだけど、
(勘違いされないように書いておくが、これは褒めてる。
 「払った値段分、きっちり楽しませてくれる」という意味では
 非常に高い信頼性を備えた作家さんだ。)
いままで新書や文庫を主戦場にしていた赤城氏が、
初のハードカバー単行本で出版した小説とのこと。

解説にもあるけど、
アリステア・マクリーンの「女王陛下のユリシーズ号」を彷彿とさせる
純・正統的な海洋冒険小説になってる。
氏の持ち味の一つでもある「ユーモア」を敢えて封印し、
太平洋戦争直前の北極海で展開される「ウラヌス」の壮絶な死闘を、
あますところなく描いている。

「こんな話も書けるんだなぁ」というのが最初の印象だったが、
考えてみればドイツ留学経験もあるし、
いままでの作品でも歴史への博識ぶりを充分に発揮していた氏なのだから
こういう作品を書くのも必然だったのだろう。

解説を読むと、最近の氏は、この「氷海のウラヌス」同様、
第二次大戦期に材を採った歴史冒険小説を多く書き始めているらしい。

それほそれで大いに期待するし、出れば買って読むと思うんだけど、
「帝都探偵物語」みたいな従来路線の話もまた、
読ませて欲しいなあと思ったりする。

発表のペースは落ちるかも知れないけど、それはそれで楽しみなんだ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

我が家の「ヤマト2199」余話 その2 [アニメーション]

かみさんが、いきつけの美容院から帰ってきた。
「ねえ、この間、深夜にヤマトの映画やってたってホント?」


宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット [Blu-ray]

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2012
  • メディア: Blu-ray




  10月初旬に、関東ローカルの深夜枠で
  「ヤマト復活編ディレクターズ・カット版」が放送された。
  私も家人が寝静まった後、ビールを飲みながら
  アクエリアスの氷原からヤマトが発進するところまで観た。
  観ながら、いろいろ考えたけどね。
  その後TVを消して寝た。ちなみに、続きは観てない。

  「改めて見返すことは無いだろなー」と思いながらも
  ビデオ録画してしまったのは悲しい性なのか・・・


「うん、映画ならやってたよ。それがどうしたの?」
「美容院の店員さんが見たんだって。」

  その店員さんというのは40代初めくらいで、
  昔はけっこうアニメを見てたらしい。
  ガンダム世代なんだが、再放送でヤマトも見てたとか。
  以前、かみさんが「ヤマトの映画(2199)を観に行った」という話をしたら
  けっこうアニメの話題で盛り上がったとのこと。
  もっとも、その店員さんは2199自体は見てないらしいが。

「新聞のTV欄で気がついて、楽しみにして観たんだって」
「そうだね。ヤマトの映画なんて、実写版を除いたら
 ここ二十年くらいTV放送されてなかったんじゃないかな」
 (↑このへん、ちょっと記憶が曖昧)
「でも、なんかすごいがっかりしたんだって」
「どこが?」
「うーん、絵はすごい綺麗なんだけど、なんだか薄っぺらかったなぁって」
「そーかぁ」
「最初の30分で観るのやめたんだって」
「うーん・・・まあ・・・気持ちはわからなくもないかな・・・」

  いちおう断っておくが、ここに書いたのはあくまでその店員さんの感想。
  私自身も、「復活編」にはいろいろ思うところはあるけど。
  それこそ「評価は人それぞれ」だからね。

「ねえ、どんな映画だったの?」
「一言で言うのは難しいねえ。えーと、時代は2220年で(以下略)」
「え?? 古代くんが38歳??」
「まあ、観る人を選ぶ作品だろーなぁ」

  誰かがネットに書いてたけど
  『「復活編」は「さらば」~「完結編」までの続編群を、
   楽しみながら追いかけてきてくれたファンへ向けての「ご褒美」だ』
  というのがあったけど、まさにそうなんだろうね。

「昔の『地球滅亡まであと何日ってのがよかったのに』って言ってた」
「第一作は好きだったんだね」
「『おれはヤマトを観れない人間になってしまった』だって」
「じゃあ、今度行ったら『2199』を観てみるよう勧めてみたら」
「そうだね」

  とは言っても、その店員さんが2199を気に入るかどうかはわからないけどね。
  旧作への思い入れが強すぎると、「私が観たいヤマトは、コレジャナイ」
  ってなるかも知れないし。

ヤマトファンが100人いれば、
「観たいヤマト」も100通りだから・・・


追記

ヤマトという作品は、「リメイク」も難しいが
「続編」も難しいんだなあというのを実感したよ。 


nice!(0)  コメント(17)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

二隻の白鳥号 ミニスカ宇宙海賊10 [読書・SF]

金曜あたりから歯茎が腫れてきてシクシク痛む。
手で触ってみても、アゴのあたりがかなり膨らんでるのがわかる。
あまりにつらいので、かかりつけの歯医者に電話したらなんと臨時休業。

しかたないのでサロンパスをアゴに貼ってみた。

そしたら、これは効いた。
痛みも腫れもかなり引いて楽になったんだが
その代わり、サロンパスのメントールが目にしみて涙が出てきた。

相変わらず馬鹿なことをやってます。

アゴにサロンパスを貼った私を見てかみさんは言う。
「そんな格好で外出しないでね。奥さんに殴られたと思われるから」
どうしてそういう発想になるんでしょう。

閑話休題。

 

 


ミニスカ宇宙海賊10 二隻の白鳥号 (朝日ノベルズ)

ミニスカ宇宙海賊10 二隻の白鳥号 (朝日ノベルズ)

  • 作者: 笹本祐一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/06/20
  • メディア: 新書



評価:★★★

女子高生宇宙海賊・加藤茉莉香の活躍を描くシリーズも
はや10巻となってしまった。

今回は、茉莉香の所属する白鳳女学院ヨット部が、
練習帆船オデット二世もろとも120年前にタイムスリップして
たう星系の独立戦争に巻き込まれてしまう話。

前半1/3はタイムスリップするまで、
後半では宗主星軍の放った情報収集船(仮装貨物船)を追跡する。
成り行きとは言え、素人女学生がプロ軍人に挑むことになる。

ミサイルもビームを飛び交わない、
どちらかというと相手との知恵比べの様相を呈する頭脳戦で
地味な話なんだが、それが楽しく読めるのは、
出てくるのがみんな女子高生(+女子大生1名)という華やかさ(?)のためか。

この捜索シーンは、ホントよくできてる。
超光速航法と艦載機を駆使した索敵は「スペースオペラだなあ」って思ったし
潜水艦vs駆逐艦を描いた第二次大戦モノみたいな雰囲気もなくはない。

とても面白いんだけど、ちょっぴり不満なのは
後半で茉莉香が着せられた急造の船長服(網タイツ&カチューシャつき)が
イラスト化されてないところか(←すみません、セクハラおやじです)。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ギックリ腰?な一日 [日々の生活と雑感]

昨日(22日)、職場でちょっと腰を痛めた。
そんなに重くはないはずのモノなんだが、
そいつを持ち上げたら、腰にビビって電気が走って。

まあ歩けないほどでは無いので、そんなに重症な訳では無さそうだが・・・


そういえば、10年くらい前に
同僚がギックリ腰になって3週間ほど休んだことがあった。

ついでに言うと、
そのとき彼が担当していた仕事がそっくり私に回ってきて
てんてこ舞いしたことがあったなあ・・・

なんてことを思い出したよ。


今日(23日)、近所の整形外科へ行く。
幸い骨には異常は無いみたいで、飲み薬と湿布薬を出してもらう。
大事を取って仕事は休ませてもらうことにする。
(ここのところ休日出勤が続いていて代休もけっこう溜まってる。
 一日くらい休んでも罰は当たるまい。)

家でゴロゴロするのは久しぶり。
読みかけでずっと止まってた本の続きも読めて
もうすぐ読了できそう。

たまにはこんな日があってもよかろう。


夕方には歯医者に行って、奥歯の治療。
それから、かかりつけの主治医のところへ行って
一ヶ月分の高血圧の薬を処方してもらう。

考えたら一日で医者を三軒ハシゴしてるんだね、私。


夕食を済ませたら眠くなってしまい、
リビングで寝てしまった。

起きたら日付が変わってて。

酒を飲みながら、この文章を書いてるのも真夜中。
(こんな生活をしてるから腰を痛めるのかも知れないね。)

薬が効いたみたいで、腰の痛みはかなり良くなってる感じ。
明日(もう今日か)は出勤できそう。

思い返せば、もうそんなに若くはないんだし。
せいぜい体をいたわっていこうと改めて思った一日でした。


人生、長く生きた方が勝ち。

ここのところ、毎年のように親族や知り合いが
誰かしら鬼籍に入ってるので、ホントそう思うよ。


いつの頃からか「親父よりは長生きしたい」って思うようになったんだが
その親父は現在80代後半で、とりあえず自分の足で歩ける程度には元気。

うーん、がんばらんと親父に負けてしまうね。
当面の目標は、無事に生き延びて来年のヤマトの新作映画を見ることかな・・・


おっと、気がつけばもう午前2時をまわってる。
こんなことしてないで早く寝ないとね。
それではみなさん、おやすみなさい。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ヤマト2199 新作映画に思う [アニメーション]

来年公開予定の新作映画だが、情報がほとんどない。

世間では「総集編だろう」「彗星帝国編じゃないか」
「監督は第二次火星沖海戦を作りたいって言ってたから・・・」

いろいろ、ああだこうだと予想・妄想が飛び交ってるみたいだが、
ふと、思った。

私自身は、どんな作品が見たいのだろう。

私は前々から「2199には続編は不要」ってこのブログで書いてきたし、
それは今も基本的には変わってない。

つまり、私は「続編」は期待していないということだ。

じゃあ、2199に満足しているのか、というと微妙なところもあるんだが。

 

■本編の補完を期待

これもこのブログに書いてきたが、2199は随所に「尺の不足」を感じさせる。

例えば第一章の「感想」で、
私は第2話の発進シーンに「失望した」って書いてる。
このころはまだCG描写に製作陣が慣れてないせいか、
ヤマトが異様に軽く描かれているように感じるし、
なにより弾道弾の爆炎から姿を現すシーンのタメが足りない。

こういうところをもう一度きちんと描いたものを見たいなあ・・・というのは
第一章の頃から思っていたことだ。

何年か先にディレクターズ・カット版でも出ないことには
絶対見ることができないだろうと思っていたんだが
もし可能なら、今度の映画で観られないかなあ・・・

巷の噂に上がっている「総集編」になったら、どう構成したって
「ダイジェスト版」以上のものにはならないのだから、
ポイントを絞って再製作してくれないかな。

例えば、上にも書いた第2話。
ヤマトの再作画+タメの描写
+漫画版にあった「きりしま」による弾道弾迎撃シーンで40分にする。

例えば、第20話。
絵コンテでは60分くらいあったという七色星団戦を45分くらいで。

無理に長くする必要は無く(かえって間延びしてしまうこともあるだろうし)、
「尺の都合でどうしても入らなかった」シーンを入れてくれればいいと思う。

そして、おそらくいちばん不満の多そうな
ガミラス本土決戦の第23話も45分くらいで。

とくに、第23話はもう少しわかりやすい展開にしてほしい。
デスラーの臣民虐殺の真意、
沖田の総統府突入戦の目論見、
そして古代の雪救出をもう少し何とかしてほしいな。
(あの爆発から雪が助かった理由も付加してもらえば、なおgood。)

この3本をあわせれば2時間10分。
1977年の映画第一作が、たしか2時間8分くらいだったはずだから、
コレでちょうどいいと思うよ。


どうですかね監督。

 

■外伝・スピンオフについて

「第二次火星沖海戦」とか、
ユリーシャ到着からヤマト発進までの一年を
雪の「正体」を絡めて描くとか、
「ヤマト建造秘話プロジェクトX風」とか、
「ドメル軍団vsガトランティス艦隊」とか、
いろいろ考えればネタはたくさんありそうに思える。

ただ、映画館に来る人の大部分は、
「ヤマトが大宇宙を航海して、ドンパチをする」
のを見に来ると思うので、
集客する訴求力としては不足感が否めないだろなあ。
そういう意味では映画にはなじまない素材だと思う。
このへんはOVA展開が妥当じゃないかな。

艦内の日常生活を描いた部分が少なかったので
「何も起こらない、ヤマトの静かな一日」なんてのも見てみたい気もするが
これこそ「映画としてはいかがなものか」的な内容だねぇ・・・


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

我が家の「ヤマト2199」余話 [アニメーション]

今日の朝。
食事を終えて、流し台で歯を磨いているかみさんが
テーブルで新聞を読んでる私に話しかけてきた。

「ねぇ、あなたってヤマト見ながら
 『この台詞は旧作にもあったなぁ』とか
 『やっぱりこのシーンのBGMはこれだよぉ』とか
 ぶつぶつ言ってるけど、何でそんなに昔の台詞や音楽に詳しいの?」(*1)
「え? 何ですか突然に」
「だってあの頃(1974年)ってビデオも無かったでしょ」(*2)
「そうだね」
「だったら、なんでそんなに覚えてるんだろーって」
「そこですか」
「TV見ながら、記憶力を総動員して覚えたとか」
「まさか。いくら何でもそんなにいっぺんに覚えられるはずないじゃん」(*3)
「そーだよねー。じゃ、どうして?」
「あの頃、ビデオは無かったけど。テープレコーダーならあった」
「え??・・・」
「つまり、TV放送をテープに録音してたんだ」

そのとたん、かみさんは、歯磨きの後のすすいでた水を、
森雪のコーヒーを飲んだ林みたいに盛大に噴き出した。

「ええっっっ!  うっっっそーーーーー」
「嘘じゃない。ホントの話」
「衝撃の事実だわぁ・・・・」
「そんなに驚かなくても。同じことやってた人はたくさんいたみたいだし」
「ええええっっっ!」
「ネットの掲示版見てるとわかる。いつだったか忘れたけど
 『TV放送をテープに録音してたんだ』って書き込みがあって
 それに対して『オレも』『オレも』ってたくさんレスがついてた」
「ええええええっっっ!」
「だから、ある意味当時のファンにとっては、珍しくない行動だったんだよ」
「・・・(絶句状態)」

「どうしたの?」
「だって・・・テープレコーダーってタイマー付いてないよね」
「そうだよ」
「ということは、どうやってたの?」
「どうするもこうするも、放送してるときにTVの前に陣取って、
 レコーダー片手に録音してたんだよ。」
「えええー、信じらんなーい」
「第一回の放送は見れなかったんだけど、弟が録音しといてくれた」(*4)
「えええええ?」
「だからたぶん、第一回の放送は映像より先に音を聞いてる。」
「・・・」
「取り逃した回もあったけど、再放送でコンプリート」
「・・・」

「イヤホンジャックからつないで録音できればいいけど、
 TVのスピーカーにマイクを近づけて、じかに録音してた人もいた。
 実は、最初の頃の私もそうだった」
「・・・それって、どう違うの?」
「TVのスピーカーからだと、周囲の雑音も入ってしまう」
「うん」
「例えば、お母さんの『ごはんよー、早く来なさーい』なんて声が入ったりする。
 日曜の夜7時半からだったし。これは実に悲劇だ」
「どっちかというと笑える気もするけど・・・それなのに録音するの?」
「当然(きっぱり)。私の場合は、幸いに大きな雑音は入らなかったけど。
 なんといってもビデオが無い時代だったから。
 このテープは貴重。もうすり切れるくらい何回も聴いたよ」
「・・・今、アタシの頭の中には、
 家族みんなが寝静まった後に、布団の中にテープレコーダーを持ち込んで
 こっそり聞いてる様子が浮かんでるんだけど・・・」
「そんな怪しい想像をしなくても・・・後ろ暗いことじゃないし」
「充分、怪しいと思うわぁ・・・」

「実家の押し入れの奥を探せば、まだあると思うよ。捨ててないはずだし」(*5)
「・・・だから台詞や音楽に異様に詳しいのね」
「これもいつだか忘れたけど、ネットで
 『ヤマト(第1作)の台詞を、全話ソラで言える』
 って豪語してる奴がいたよ」
「なにそれー。信じらんなぁい」
「まあ、全部は無理でも、
 有名なシーンの台詞を覚えてる奴とかは普通にいると思うし、
 そこで流れてたBGMが脳内再生されるのもごく普通」
「ぜんぜん『普通』じゃないし。
 なんだかものすごい話を聞いてる気がするわぁ・・・」

「2199の監督も何かのインタビューで『ヤマトの8割は音です』って答えてた」
「どういうこと?」
「要するに、主題歌とかBGMとか効果音とかは極力変えちゃいけない、ってこと」
「当時のファンは音からヤマトに入っていったから、ってわけね」
「そう。監督はそこのところがよくわかってる」
「同類ってことよね」
「そうかも知れない。監督こそヤマトファンの典型みたいな人だし。
 映画館で2199を観てるオジサンたちの中にだって、
 当時のTV放送を録音してた人はいると思うよ」
「ヤマトの音って、ファンのみんなが持ってる、
 共通の『記憶のエレメント』なんだね」
「おおーっ! うまいこというねぇ。」
「褒めても何も出ないよー。
 (時計を見て)あ!もう行かないと。
 なんだか今日は朝からトンデモナイ話を聞いちゃったわぁ。
 じゃあ、あとお願いね~」(*6)

こう言ってかみさんは出勤して行った。
私にブログのネタを残して。


思えば、映像作品のBGMやSEというものを
意識しだしたのはヤマトからだったし、
20代の頃、けっこうクラシックのレコードを買い込んだのも
宮川泰氏の交響組曲でオーケストラの魅力を知ったからだし。

「大事なことはみんなヤマトが教えてくれた」んだよなぁ・・・


*1 自分ではそんなに詳しいとは思わないんだけど。
   ヤマトファンとしては普通レベルの知識だと思ってるし。
   ちなみに、我が家にはヤマト旧作のビデオやDVDの類は一切無い。
*2 実家にはじめてビデオが来たのは1979年だった。
   記念すべき第一回録画は「機動戦士ガンダム」(1st)の第一回。
   当時、二時間テープが一本4000円くらいした。
   貧乏大学生だった私は買うことができず、
   高卒で就職していた弟に頼み込んで、テープを買ってもらったものだ。
*3 そんな桁外れな記憶力があったら、もう少し違った人生を送ってたと思う。
*4 朝の新聞のTV欄で、「何か面白そうなのが始まる」というので、
   頼んで録音してもらった。私はその日、高校の文化祭で帰れなかったからね。
   今から思えば、よくできた弟だったよ。
*5 たとえ現存していても、もうテープが劣化してて聴けないだろうなー。
   あと、「ヤマト2」も全話録音したんだが、ほとんど聞いた記憶がない。
*6 かみさんの職場は始業時間が早いので、たいてい私より先に出勤する。


※この記事は断片的な会話(しかもうろ覚え)を再構成したものなので、
 細かい部分の言い回し等が実際の会話と異なってるところもありますが、
 会話の内容はすべて実話です。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

宇宙戦艦ヤマト2199 第七巻をやっと観ました。 [アニメーション]

※BDの追加シーンについてのネタバレあり。 

11日に到着して二日後の13日の夜。
夜9時をまわったあたりから上映開始。

ところがここでアクシデント発生。

第23話、第24話は無事に再生できてたんだが、
第25話、デスラーがヤマトに乗り込んできて
雪と出くわすシーンの直前になったら、何と画面が突然止まってしまった。

我が家のSHARP製BDプレーヤー(兼HDDレコーダー)が
フリーズ? ハングアップ? したみたいで、リモコン操作も受け付けない。

万策尽きてコンセントを抜いちまおうと思ったんだが
実はこのときTV番組を録画していて、止めるわけにも行かず
(うまく録画されてるかどうかもわからないんだけど、
 とりあえずHDDの駆動音はしてた。)
結局、録画が終わるまで15分ほど待って、それからコンセントの抜き差し。

電源を再投入したら、
「ディスクのチェック中です。この操作は時間がかかります。」
みたいなメッセージが出て、さらに数分待たされる。

メニュー画面が復帰したので、もう一度、第25話から再生してみたら、
今度は普通に最後まで再生できた。
番組の録画のほうも、無事にできてたみたい。

いったい、何だったんだろう?


閑話休題。
第七巻について触れよう。


第23話、第24話は、大きな変更は無さそう。
第24話のラストのBGMはTV放送版と同じ「地球を飛び立つヤマト」
うーん、ここは上映版の方が良かったかなー。

「感想・・・のようなもの」にも書いたけど
地球へ向けて帰路を急ぐ、って感じがよく出ていたと思うだけにねぇ。


そして第25話。

冒頭にYRAが追加ですね。
BGMは「星が永遠を照らしてる」。やっぱこの歌好きだわー。
百合亜のナレーションで艦内のあちこちが描写される。

「雪の淹れる珈琲は・・・」の大ネタ(笑)も、ここで回収されたんだね!
今回の被害者(笑)は島と林(かな?)。
雪の、赤面しながらふくれ顔してるところがカワイイ。

 2199版の雪も家事には期待できなさそうだが、
 古代がきっと何でもうまくやってくれるでしょう。

侵入してきたガミロイドにぶっ放した機関砲は、
ファルコンじゃなくてコスモゼロ(古代機)のものだったことも判明。

加藤と真琴の会話(たぶんプロポーズのシーン)も追加。

艦長室で、何事かの会話を交わす沖田と古代、
ここは、会話の内容が知りたかったと切に願ってしまう。

百合亜も星名に笑顔を向ける。若い者はいいのう。


修正も随所に入ってる。
微妙だったキャラの顔は、ほとんど描き直されてるんじゃないかな。

バラン宙域に入った時の、昭和アニメみたいな島とか、
デスラーに遭遇したときの「おまえ誰?」状態の古代とか。
セレステラの、ラブリーな乙女顔(笑)も直されてるね。

雪の部屋の、壁に貼ってあった写真も差し替えられてるし。

劇場で上映された部分以外に、TV放映されたところも修正されてるし、
もう第25話は、修正が入ってないシーンのほうが少なそう。

最終話も、追加シーンとかは無かったみたいだが、
第七巻は、全話通して細かいところにたくさん修正が入ってるみたい。

ネットを見てたら、修正シーンを挙げて比較してるサイトがあって、
その数の多さにびっくりしたよ。

  これ観てると、本当に上映時までは時間が無かったんだなあ・・・
  というのがよく分かる。
  こんな劣悪な製作スケジュールの強行を決めたのは、
  やっぱり無謀だったんだよなぁと、改めて思ったよ。

そうそう、ヤブ君のシーンも追加されてたねぇ。
当然ながら(笑)、かみさんも大喜びで観てた。
1カット増えたし、もとからあった方も背中叩かれて褒められてる。
ヤブ君は、修正でいちばん得したんじゃないかな。


あと、EDが「愛の星」で統一されたのもよかった。
2コーラス目を抜いた短縮バージョンではあるものの、
全話のラストで水樹奈々が聞けるのは幸せなことだ。

最終話のエンディングも上映版通りの「明日への希望」に戻され、
エンドロールも上映版準拠のスタイルになってて、これも嬉しい。

  以前の記事で「ささきいさおが聞きたかった」なんて書いたが、
  決して「愛の星」が嫌いなわけじゃありませんので念のタメ。

 

映像特典の「水樹奈々インタビュー」も観た。
作詞したときの苦労話も語ってて、
(アニメ本編を大切にするが故の苦心、というのがあるのだね)
「アニソンの女王」の名は伊達じゃないのを実感した。

オーディオコメンタリーは最終話。
登場するのは出渕総監督と菅生隆之さんと小野大輔さん。
いろいろ書きたいけど、これはディスクを購入して聞きましょう・・・
小野さんの感激ぶりがとても微笑ましい。

PVやディスクのCMなんかも収録されてるんだが、
個人的にとても嬉しいのが、
毎回の上映版の最後に流れた次章予告の収録。
これ、とにかく桑島法子さんのナレーションが素晴らしい。
(コレが観たくてネット配信を購入したこともあるくらい、)

第七巻収録分は、第六章と第七章の予告。
とくに、第七章予告のラストがいい。
「希望を手に、艦(ふね)よ還れ」
ここを聞いたら、思わず目がウルウルしてしまったよ・・・

 

さて、第七巻も観てしまったので、
もう当分、ヤマト関係の新しい映像に触れることは無いだろう。

来年に予定されている新作映画の情報が入るまでは、
(ネットのウワサでは、今月中に何らかの発表があるらしいが)
2199を振り返りながら、
「感想・・・のようなもの」のキャラ編をちまちま書いていくつもり。

ディスクの一般販売の25日くらいまでに書き終わるといいなあ・・・

 


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

波動砲携帯アラーム! [アニメーション]

11日にヤマト2199第七巻BDが到着した。
その日の夜は、かみさんが寝てしまって上映会は中止。
このことは以前の記事に書いた。

昨日(12日)は、土曜日だったけど私もかみさんも出勤。
夜になって、さあ今日こそ上映かと思ったんだが
かみさんがリビングでゴロゴロしてる。
疲れてるのかなぁ~と思っているうちに
何と私にも睡魔が襲ってきた。

実は9/30から昨日10/12まで、出勤と出張が続いていて
休み無しで13日間働いてたので
私にも疲れが溜まっていたようだ。

座布団を枕に寝てしまって、はっと気がついたら午前2時をまわってる。

「うーん、これから見てしまおうかな」なんて思ったんだが
翌13日には、私用で東京まで行かなければならない用事があったので
これまた断念。

というわけで、東京から帰ってきてこの文章を書いている。

かみさんはリビングの隣の和室でパチパチPCのキーを叩いてる。
なんでも15日に提出しなければならない書類があるとか。


閑話休題。
そろそろ表題について書かなければ。


ひさびさにちょっと時間ができたので、ポッカの缶飲料がやってる
「宇宙戦艦ヤマト2199キャンペーン」に応募してみた。

http://www.pokkasapporo-fb.jp/yamato/

昨日の夜に買ったポッカの缶コーヒーを
冷蔵庫に入れておいたはずなんだが、なぜか見つからない。

探していたら流し台の横に置いてあった。封が開いてて中身が空で。
「えー、アタシ知らなーい」とは、かみさんの弁。
うちで珈琲飲むのは、私とあなたしかいないはずなんだけどなー。

でもまあ、缶についてるQRコードがあれば申し込みはできるので問題ない。
ネットメンバー登録(無料)すれば、もれなく「波動砲アラーム」がもらえる。

HPを開き、必要事項を入力し(中略)
「ダウンロード」をクリックしたら、いきなりスマホがしゃべり出した。

沖田艦長の「波動砲発射用意!」から始まり、
古代の波動砲発射シークエンスの台詞が効果音つきで再生される。
ちゃんと南部のカウントダウンも入ってる!

けっこう音が大きかったみたいで、隣の部屋のかみさんも
「聞こえたわよ-。何やってるのかと思ったわぁ」

再生できたのはいいんだが、それをアラーム音に設定することができない。
アラーム音の設定画面を開いても、
ダウンロードしてるはずのファイルが見つからないんだ。
うーん、スマホが悪いのか、頭の固いオジサンが悪いのか。
たぶん後者。

できないのも悔しいので、PCで同じページにアクセスして
音声ファイルをダウンロードした。
mp4ファイルだったのだね。WMPでも再生できる。

スマホとPCをUSBでつないで、PCからスマホにmp4ファイルをコピーしたら
今度は、アラーム音の設定画面でみつかったよ。
で、無事にアラームに設定完了。
とりあえず明日の朝の目覚ましに使用してみよう。
実は、明日も昼に大事な用事が入っているのだ(私用だけど)。

で、明後日からは通常勤務に戻る。
一日中家でごろごろできるのは、かなり先になりそう・・・

 

第七巻のブルーレイ、今晩こそは絶対見るぞー。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

宇宙戦艦ヤマト2199 第七巻 到着! [アニメーション]

昨日(10日)、発送通知が来たので、今日には届くと思って
仕事をがんばって何とか6時前に帰ってきた。
(配達指定を18~20時にしておいたからね)

そしたら6:15に到着しました。
とりあえず、封も切らずに神棚に上げておく(おいおい)。

7時過ぎにはかみさんも帰宅。
「やったね! 今晩は上映会だね!」なんて言ってたんだが
晩飯が終わって、私が野暮用をいろいろ片付けているうちに
姿が見えなくなった。

なんといつの間にか風呂を済ませて、もう寝てたよorz。

まあ、疲れてるんだろなーなんて思いつつ、
せっかくなので封だけ切ってみた。

y07a.jpg
バンダイビジュアルからのお詫び文書の下に
本体であるBDが・・・と思ったら、
なんと山本玲ちゃんのご尊顔が!

お詫びの印かな? カードが2枚同封されてたよ。
そういえば第二章の時もカードが2枚入ってたよなあ・・・

ちなみにもう一枚は百合亜ちゃん。
劇場限定版には最終話の絵コンテつきで、表紙はスターシャ。

y02b.jpg
うーん、眺めているだけなのはつらいなあ・・・
でも、コレを見てしまうと、
もう当分ヤマト関係の新作画は見られないはずなので
そう思うと、焦って見るのはもったいない気もするし。

とりあえず上映会は明日の夜に延期ですね。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

怪獣文藝 [読書・SF]

怪獣文藝 (幽ブックス)

怪獣文藝 (幽ブックス)

  • 作者: 赤坂 憲雄
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/03/15
  • メディア: 単行本



評価:★★★

怪獣関係のアンソロジー。
内訳は小説が9作、対談が2つ、評論が1つ。

表紙が、夜の都会を破壊しているゴモラみたいな怪獣の絵なので
そっち系の話が多いかと思うと、さにあらず。
(実は私もそっち系の話を期待してたんだけど・・・)

ウルトラマンや科学特捜隊みたいな、"怪獣退治の専門家" の方々は出てこないので、
どちらかというと「ウルトラQ」「怪奇大作戦」みたいな話がメインだった。

じゃあつまらなかったかというとそうでもなくて、どの作品もけっこう楽しめた。

いちばん面白かったのは、意外にも専業作家ではない、
俳優・佐野史郎の書いた小説、「ナミ」。
星野之宣の「宗像教授シリーズ」を彷彿とさせる伝奇小説になってる。
文才あるんだね、佐野史郎さん。ちょっと羨ましい。

山田正紀の「松井清衛門、推参つかまつる」は幕末を舞台にした
和製ヒロイック・ファンタジーの趣。さすがはベテランの安定感。

雀野日名子「中古獣カラゴラン」は、
ユーモア・ホラー小説(そんなジャンルがあるのかは知らんが)かな。

逆に、「巻頭フルカラー」という
堂々のスポットライトを受けるところに載ってる2作は、
私にとっては、今ひとつだった印象。

これで1,900円はちょい高かったかな・・・とも思ったんだけど
(なにせ装丁が凝ってるのでコストがかかったんだろな~)
第二弾が出たらきっと買っちゃうんだろうな・・・

読んでる途中で知ったんだけど、この本、
怪談専門誌「幽」を出してるメディアファクトリーが編集してるんだね。
「なるほどなー」って思った。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: