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「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章」 感想・・・のようなもの、その3 [アニメーション]

毎度書いてるけど、無駄に長い駄文の羅列なので
ご用とお急ぎのない方、時間に余裕のある方はどうぞ・・・
一応今回で終了の予定。

お断りしておきますがネタバレ全開で書いてます。

未見の方、BD/DVD待ちの方やネット配信待ちの方、
はてはTV放映待ちの方はご遠慮ください。

それでは、キャラ編の続きから。


■デスラー

2199のデスラーは何に情熱を傾けているのだろう。
人間そのものに対して興味がなさそうだし。統治も部下に丸投げしてそうだし。
なんだか人生そのものに退屈してそう。
ガミラスを統一して巨大な星間国家にして、もう目標がなくなってしまっただろうか。
旧作終盤のように、ヤマトとの戦いに本気モードむき出しにするシーンはあるのかな?
なんだか今のまま、やる気があるんだか無いんだか、わからんまま行ってしまいそうで。

まあ、山ちゃんのことだから、
いざとなれば凄まじい迫力を出してくれると信じてるけど。

チェスみたいなゲームをしながらホットライン。
相手は明示されないけど、おそらくスターシャ。内容は意味深。
おそらく地球への援助を問われて、彼女がシラを切っているって感じか。
過去には、地球以外の星へも使者を送っていそうなことをデスラーから言われてた。

旧作でもそうだったけど、スターシャの地球へのメッセージには
意図的に隠された重要な情報がたくさん(イスカンダルとガミラスの関係とかね)。
そのへんの彼女の意図も説明されるのだろうか。
(旧作みたいに一言で済ましたりはしないと思うんだけど・・・)

旧作でもいろいろとあったデスラーとスターシャの関係だが
今作はどうなるのだろう。楽しみと言えば楽しみなんだけどね。

デスラーは遷都を考えているらしいが、流れから行くとその場所はイスカンダル?
「大統合」って言ってたしねぇ。
タラン兄はなんか批判的なもの言いしてたけど。


■ヒス副総統

副総統は今回あまり出番無し。
上層部がみんな軍事に一生懸命な中、
内政を一手に引き受けて粉骨砕身働いていそう。
(タラン兄はちょっと関わってるかも知れんが)
あの血走った目も睡眠不足じゃなかろうか。毎晩酒浸りでストレス発散してそうな気も。

旧作では、ガミラス本土決戦で一世一代の諫言を
総統閣下に対して敢行したが、その結果は・・・orz。
今作の副総統に、報われる日は来るのか?


■ドメル夫妻

ついに真打ち、ドメル将軍の登場。
上司が提督で部下が将軍はおかしいだろ・・・って突っ込みは無しで。
この作品では「細かいことはいいんだよッ」だから。
(たしかに「ドメル提督」じゃイメージが違うわなぁ・・・)

11話冒頭の戦闘指揮ぶりから、もう「この人最強」モード全開。
大塚明夫さんの声もぴったりで全く違和感なし。はまりすぎ。

歓迎パレードで、わざわざ車を止めて少女から花束をもらう。
(花束か女の子かどっちかが爆発するんじゃないかとハラハラして見てたのは内緒だ。
 でもネット見てたら私と同じ心配してた人が大勢いたみたい。
 あと、「セレステラあたりのヤラセじゃないか」って意見があって
 「なるほど!それありうる」って思った。)

映画を一緒に観たミーちゃんの感想。女の子から花束もらうシーンを見て
ミ「ドメルってすんごくいい人だね~」
私「でもいい人は死ぬんだよね。とくに戦争物では」
ミ「えー」
私「だってドメルを倒さないと、ヤマトはイスカンダルへ行けないんだから」
・・・とは言いながら、このドメルがヤマトに負けるシーンが想像できない。

もみあげゼーリックの陰謀とか
外道の副官ゲール君の妨害とかが入るんだろうなぁ。
そうでもしないとヤマト絶対勝てないよなぁ。
でも、2199のドメルはそんな横槍も平気でへし折って
そのまま一気に土俵外までうっちゃってしまいそうなパワーを感じるよなぁ。

さて、2199ヤマトはいかにしてドメルと渡り合うのだろう。
第五章15話ではいきなりドメル艦隊と激突するらしいし。
「最初からクライマックスだぜぇ!」by伊東(違)

墓地では見目麗しい奥様と再会。
どうやら夭折された息子さんがいるようで、その墓参りの様子。

ダンナは戦地に行ったまま、ろくに帰ってこなさそうだが夫婦仲は良さそうだ。
シュルツの妻子もそうだったが、こういうふうに、
ガミラス側のキャラの事情も丁寧に描いているのが今作の特徴だろう。
こんな光景を見せられると、ドメルに死んで欲しくないと思えるんだけど
そうはいかないんだろうなぁ・・・。

ちなみに、第五章の劇場チラシの表紙はドメル夫妻+トリさん。
これ見てハーロック&メーテル(もしくはミーメ)を連想したおっさんは多いだろう。
クレジットはされてないけど、
旧作の監督である松本零士氏へのリスペクトなんだろうな。


■もみあげゼーリック

今回出番は少なかったけど存在感はばっちり。
第五章でなんだかやらかすらしいので、期待してる。
ネオン街みたいなとこで周囲に女の子を侍らせて喜んでるのを見て
「本当にメンタリティは同じなんだなー」って実感。


■ディッツ提督&タラン兄

車の中での会話がとにかく絶品。ディッツ役の堀さんも大好きな声優なんだけど
今回はタラン兄役の青山穣さんの声がすばらし過ぎる。
いやー、贅沢な作品だなって思うよ。

でもきっとタラン兄はどこかで死んじゃうんだろなー。ゼーリックあたりの陰謀で。


■ギムレー

この森田順平さんの声もいいねぇ。
いかにも親衛隊長、いかにも秘密警察って雰囲気がぷんぷん出てる。ホント上手。


■メルダ

彼女のことは古代のところでも書いたけど
後半のストーリー展開のキーになるんだろうと思ってる。

無事にガミラスへ帰れたようでなにより。
ヤマトの艦内でのことは話してないみたいだけど
それを父親とかに打ち明けるときが来るのだろうか。

山本との再戦はあるのか、それとも・・・?


■セレステラ&ミレーネル

総統がホットラインで会話をしていると聞いて
青筋をピキーンと立てて中に押し入ったものの、
いざ会話中のところへは割り込めないというちょっと可愛いところも。

遺跡の装置でヤマトの中にミレーネルが精神体を送り込み、
情報収集と同時にヤマトの拿捕をもくろんだ、ってことでいいのかな。

彼女たちはガミラス人では無く、アケーリアス文明の末裔で
ミレーネルと二人だけが最後の生き残りだったらしい。

「ジレルの魔女」って聞いて、
松本零士が表紙を描いたハヤカワ文庫を思い浮かべた人は
(私も含めて)かなりのおっさんだ。


■ゲール君

14話では
ゲール「いったい何をしに来たんでしょうなぁ」まあ普通そう思うよなあ。
ドメル「凡人にはわかるまいよ」
ここで怒り出すゲール君最高。広瀬さん絶品。
ほんと、ゲール君が出てくるとそれだけで嬉しくなる私なんだな。

メルダが黙っていてくれたおかげか、副司令への格下げだけですんだ模様。
今後、ゼーリックの使いっ走りとしてドメルの足を引っ張るんだろうな。

今作のドメルは一万隻くらいの艦隊を動かせるらしいから
(旧作では三千隻率いて演習してるとこにヤマトが出くわすってシーンがあった)
足の引っ張りがいも三倍以上ありそうだ。

今回出番がちょっと少ないかな。
このまま外道の道を突っ走ってほしいなあ。
バラン星では盛大に存在感を見せつけてくれると信じてる。

旧作みたいに最後は漢を見せるのかなぁ。
でも、今作のゲール君からは想像しにくい。
「あんたは人間の屑だぁッ」って言われて
バラン星鎮守府の屋上から投げ飛ばされる光景なら容易に思い浮かぶんだが・・・


■フラーケン艦長&ハイニ副長

「よっしゃぁ!次元タンクブロー!!」(と言ってるんだよね、たぶん)

綺羅星の如くに強烈な個性の集団であるガミラス軍の中でも
今章で一番強烈な印象を残したキャラといったら
もうこの人、ハイニ副長でしょう。

副長以外のクルーも、みな一癖も二癖もありそうで。まさに独立愚連隊。

そんな連中を率いる艦長・フラーケン。
CVは中田譲治氏。いやあかっこよかったねえ。
ギロロ伍長から一気に中佐へ昇進だね。

オーディオコメンタリー聞いたら、
次元潜航艦は、第五章以降にもまだ出番があるらしいので、これも期待。
でも一番びっくりしたのは、
ハイニ役の佐藤さんが古代役のオーディションを受けていたってこと。


■ハイデルン

ドメル麾下の指揮官たちもみなキャラがはっきりしていていいね。

ハイデルン役の辻親八さんを知ったのは「無限のリヴァイアス」だった。
(リアルタイムじゃなくてGyaoで観たんだけどね。)
桑島法子さんとか保志総一朗とかの若手(放送当時)の中で、一人だけ異彩を放ってた、
というと聞こえはいいが、要するに辻さんのオッサン声が浮きまくりだったんだよね。

ところがヤマト2199ではどうだ。違和感皆無どころかぴったりじゃないか。
きっちり作品世界にはまってまあ見事なこと。
(そんだけおっさんが多いということでもあるが。)

ところで、七色星団決戦では戦闘空母は登場するのでしょうか?


キャラ別についてはここまで。あとちょっと気になったことを。


■アケーリアスの遺跡

バラン星の周囲を取り巻く巨大建造物は遺跡らしい。
ドメル艦隊がワープアウトしてきたところは<ゲシュタムの門>。
(amazonの5巻あらすじでは「亜空間ゲート」って表記されてる)

第五章ではこの<門>がストーリーに大きく関わってくるみたい。

2199のヤマト世界では、かつてアケーリアスという先史文明が存在していた。
たぶん、宇宙のあちこちに亜空間ゲートがあり、恒星間・銀河間の行き来が
いまよりはるかに簡単で頻繁だった時代があったんだろうな。
そしてなぜかその文明は滅びた、ということだったのだろう。

それが地球人とガミラス人のDNAが同じ、ということの理由。
おそらくザルツ人もイスカンダル人も地球人と始祖を同じくするという設定。

もともと一つの種だった生き物が、移動手段(科学技術)をいったん失い、
それによって宇宙のあちこちに孤立し、
その後それぞれ独自の文明を発達させた、ということなんだろう。
ヒューマノイド型の異星人が登場するSFではよく見かける設定ではあるけどね。

それにしても「アケーリアス」とはねぇ。
そんな単語を聞かされたら、旧作を知ってる人なら
シリーズ完結編に登場する水惑星「アクエリアス」を思い出すでしょう。
いにしえから銀河宇宙を巡り、多くの星に生命の種を蒔いてきた、という設定だった。
そこには太古の文明の遺跡らしきものがあったよね。
完結編ネタまで出してくるとは、ほんと出し惜しみしないねぇ出渕監督。

この調子じゃボラー連邦と暗黒星団帝国もどっかで顔を出したりして。
(まあ、出てこなくてもがっかりはしないけどね)


■第五章について

amazonに第五章のあらすじが上がってる。
読まないようにしようと思ったんだけどついつい見てしまったよ。

15話と18話ではついにドメルの艦隊と一戦交えるようだし
(とはいっても戦力差が桁違いだから袋叩きにされそう)
16と17話はなんとビーメラ星が舞台。
てっきりカットされると思ったら、2話かけてやるんだねえ。
でも内容はほとんど別物っぽい。いよいよ反乱も起こるらしいし。

このペースで行くと第六章、第七章の8話で
「七色星団の決戦」(三段空母はもう公式HPのメカニック紹介に出てるしね)
「ガミラス本土決戦」(無くなるかも知れんが、でも何らかの戦闘はあるだろうし)
「イスカンダル」(ユリーシャの謎も解明?)
「デスラーとの決着」(空間磁力メッキは反則だからやめてね)
・・・て感じかな。それぞれ2話ずつくらいかしら?


■松本零士のこと

「ヤマト」といえば、松本零士について書かないわけにはいかない。

第四章は今までになく松本テイストのシーンが多いような。
ドメルの妻・エリーサはメーテルを彷彿とさせるし
ロクロック鳥まで登場する(旧作でもいたけどね)。
上にも書いたが第五章チラシはまるっきりキャプテン・ハーロック。
14話はヤマト外伝「永遠のジュラ編」が元ネタだろうし。

松本零士。2199からヤマトの世界に入った人は知らないかも知れない。
(「銀河鉄道999」の原作者、で知ってる人の方が多いかも)
ヤマト第1作の監督であり、ビジュアル面のデザインのほぼ全てに関わった。
彼の存在無しにヤマトはこれほどのヒット作にはならなかっただろう。
プロデューサーの西崎氏とともにヤマトの「生みの親」となったのは間違いない。

ヤマトの成功によって知名度・人気ともに上がった松本氏は
やがて「999」などの自身のオリジナル作品へと軸足を移し、
次第にヤマトとの関わりも薄くなっていった(ように私には見えた)。
続編となる作品群は西崎氏のカラーがより濃くなり、
新たなファンも獲得しただろうが、私のように離れていくものも出てきた。

西崎氏も毀誉褒貶の激しい人生を送ったようだが、
松本氏もヤマトの著作権裁判ではファンをずいぶんがっかりさせたものだ。


旧作を知る人で、「宇宙戦艦ヤマト」という作品の誕生に
松本零士が果たした役割を否定する人はいないだろう。

2199でも名前こそ出ていないが、松本氏のビジュアルが残したものは大きい。
ヤマトをはじめ、旧作のデザインがベース(あるいはそのまま)のものもたくさんある。
2199を作っているスタッフは、旧作をリアルタイムで見ていた世代がメインで、
そういう人たちが「松本零士」という名前に思い入れがあるのも分かる。

 クレジット表記については
 2199製作に当たり、スタッフが松本氏のもとへ挨拶に行って
 原作者として名前を出したいと打診したところ
 「西崎と連名じゃイヤだ。」って言った、
 という話がネットに載ってたんだが、本当だとしたら、心底嫌ってるんだねぇ。

 もっとも、西崎氏が鬼籍に入り、松本氏が100%関わらない状況になったので
 今のスタッフが思いのままに作れるようになった、とも伝わってくるけど。

漫画家としては、短編については名手だと思う。
「男おいどん」とか「戦場まんがシリーズ」とか「銀河鉄道999」とか。
私もこのへんは大好きだ。でも長編は不得手。
誰かが「松本零士は詩人だ」って書いてたけど言い得て妙だね。

松本氏は今でもあちこちに顔出して
いろんな肩書きをもらって意気軒昂に生きているみたいだけど
(槇原敬之相手の訴訟なんか起こしてホント元気)
古希を越えて、じき喜寿くらいになりそうなんだから、
もう少し本業に専念して静かな人生を過ごせばいいのにと思ったりする。
(周囲がそれを許さないのかなぁ・・・)
いろいろ放置しっぱなしの作品群もたくさんあるし、
(代表作であるはずの「999」でさえ未完だったはず)
一つでも多く完結させるのが漫画家としての最低限の義務じゃないかなあ。
最後は漫画家としてもう一花咲かせて欲しいって思うんだけど・・・無理かねぇ。

さて、またいろいろ長々と駄文を書き散らしてしまった。
このへんでお開きとしよう。

4月からのTV放映も決定し、いまのところ順調に進んでいる2199。
イベント上映も続けるとのことなので、これからも参加するつもり。

ああ、でも9月には終わってしまうんだよねぇ。
その日のことを思うと楽しみでもあり寂しくもあり。

とりあえず、4月13日を指折り数えて待つことにしよう。
今度はかみさんとミーちゃんの3人で観に行けるといいなあ。


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「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章」 感想・・・のようなもの、その2 [アニメーション]

前回に引き続いての感想もどき、その2。

例によって無駄に長い駄文の羅列なので
ご用とお急ぎのない方、時間に余裕のある方はどうぞ・・・

お断りしておきますがネタバレ全開で書いてます。

未見の方、BD/DVD待ちの方やネット配信待ちの方、
はてはTV放映待ちの方はご遠慮ください。

それでは、キャラ別編のつづき。


■森雪

旧作を知らない人が見ていたら、
この人がヒロインだと思わないんじゃないかってくらい
影が薄かった船務長さん。

ところが第四章では反転大攻勢に打って出てきた。
入浴シーン有り、尻ふり有り、かかとで踏みつけ有り(ちょっと違)・・・
古代くんのみならず、観客の男どもも一気に引きつけにきた。
「本当のヒロインが誰か、わからせてあげるわ」って感じですかね。

  まあちょっと男性視聴者向けサービスが行き過ぎている感もなきにしもあらず。
  女性のみならず、
  男性でも「ヤマトにエロは不要!」って御仁の中には眉をひそめる方もいそう。
  私自身も「ちょっとやり過ぎじゃん?」と思わないでもなかったし。
  TV放送では修正されちゃうんですかね?

入浴シーンで湯船の外に座っているのは、
山本に自分のスタイルを見せつけているのかと思ったけど
本人はそんな意識は無かったみたいだね。
古代もいいかげんニブチンなんだが、雪も負けずに天然ボケだったことが判明。
「すっきりしましょう」→大浴場への流れとか
「それは・・・問題ね・・・」発言とか、旧作の雪にはあり得ないだろうなぁ。
似たもの夫婦だったのかあの二人(まだ結婚してないけど)。

さらには、思わせぶりな発言のオンパレードで、一気に戦術長をロックオン。
(普通、あの状況で「家族は新しく作れるよ」って言われたら、
 「私と家族にならない?」って意味だと思うよねー)

古代と山本が船外作業でいい雰囲気になっているのを
横目で寂しそうに見てたのがウソのような豹変ぶり(まさに女豹ですな)。
2199の肉食系森雪の前に、草食系の古代くん危うし。
でも全然気づいてなさそうなのが何とも・・・。

14話では
ファーストネームで呼んでもらって、抱きしめてもらって、
頭なでなでまでしてもらって、勝負あった!って感じ。
さすが本妻の実力というか、本気を出せばあっという間の大逆転でしたね。
(だから第三章までは余裕こいていたのか・・・)

2199の古代は結婚したらいい家庭人になりそう。
赤ん坊のおむつ変えやゴミ出しなんかも嬉々としてやると思う。
旧作の、平和な地球になじめずに、家庭をほったらかして
宇宙の彼方へ逃げ出して3年くらい平気で帰ってこない、
どこかのあんぽんたんみたいにはなりそうもない。
2199の雪は、旧作の雪より幸せになれると思うよ。
ただし無事に地球へ生還できたらだけど。
(そこが問題だったりする。中の人が桑島さんだからなぁ)


冗談はさておき、雪とユリーシャの関係で14話で明らかになったのは
○「森雪」と「ユリーシャ」は別人格らしい。
○「森雪」と「ユリーシャ」は一年前に事故(テロの可能性有り)に遭った。
○ユリーシャの「意識」は自動航法室にいる。
○ユリーシャの「意識」は時々、岬百合亜に憑依する。
○しかし、雪とユリーシャは外見はそっくりらしい。そっくりな理由は不明。
 偶然そっくりだった、なんてのは勘弁して欲しいけど。
  でも二人は髪型が微妙に違う。前髪の流れる方向が逆だ。
○ヤマトに侵入したミレーネルが雪を見て「どうしてお前が!」って叫ぶので
 ミレーネルはユリーシャの存在を知っている?
 (サーシャだと思った、って可能性もあるが)

うーん、まだよくわからない。

あと、なにげに船務長って権限大きいんだね。
波動エンジンの停止や波動コア取り出しなんかもできちゃう。
でも考えてみれば雪より上位の士官って、沖田・真田・徳川しかいないので
序列4位/999名。女性に限れば新見さんと並んで最高位だったりする。
そりゃフェアウェルパーティーで敬遠されても仕方ないかなぁ。


■島

第三章では出番が少なかった島も、
11・12話ではある意味主役。

ちゃらい男かと思わせて、実は本質ではとっても真面目で
父親をものすごく尊敬しているんだね。
(まあ幼い頃に失っているから、多分に美化されてるところはあるだろうけど)

だからメルダの言動は許せない。
古代とやり合って艦長に怒鳴られ、罰当番。
(まあ相手が古代だからあそこまで遠慮無くものが言えるのだろうな。)
罰当番のスタンプカードを見て「ラジオ体操を思い出した」とは
一緒に観に行ったミーちゃんの感想。

でも、時間が経って頭を冷やしてみると、
徳川の言葉を素直に受け入れたりと、決して石頭じゃないけど、
開戦のいきさつを納得したのかどうかはまだわからない。
そのへんを新見さんに利用されちゃうのかな?

今作の古代が、ある程度まで成長済みのキャラな分、
島は未熟な面が強調されているのかな。
まあその分、伸びしろがあるということかも知れない。

意外だったのは山本との会話。
「アキラちゃん」って呼んでる。
おまえらいつからそんな仲になってたんだー。
古代と違って女には手が早そうな2199版の島だった。

続編が作られないのなら、このまま山本とくっついてもいいかな。
個人的には、山本は加藤とくっついて欲しいんだが
島、お前なら許す。(←上から目線)

ああ、でもアキラちゃんは無事に地球へ帰り着けないぞ、きっと(えー)。


■真田&新見

艦長が倒れたので指揮を引き継いだ真田さん。
頭脳明晰な彼なら、徳川が古代を第一艦橋から連れ出したとき、
その後の古代の行動を予想できたんじゃないかな。
まあ内心「しゃあないなー」って思ってたんだろう。

今回の指揮ぶりを見るに、古代の「艦長代理」就任は無くなるかも知れない。
あるとすれば、沖田から真田さんに打診があって、
そのときに真田さんが辞退して古代を推薦するってパターンだろな。

今回で驚いたのは
新見さんが古代守と面識があったらしいこと。
ひょっとすると恋人関係? かと思ったけど、
5話での二人の会話を聞く限り、顔見知りで親しい間ではあったけど
恋愛関係ではなかったっぽいんだけどね。
(新見さんの方が一方的に片思いで、てのはあり得るかも)
真田さんは守と同期で親友だったはずなので
(今回の描写で、この設定が2199でも受け継がれてるのは確定)
この二人は進くんに対しては特別な感情を持っているのだろう。

今作では、守の生死は不明だ。
もし生存していて終盤で再登場したら、
新見さんを含めていろいろ起こりそうだが
その前に新見さんがお亡くなりになるかも知れないし(えー)。

あと、14話での新見さんの寝言「遠慮のない人・・・」って、誰なんだー。


■徳川&山崎

旧作では「新たなる旅立ち」(第三部にあたる暗黒星団帝国編)
から登場し、ヤマトの二代目機関長になる山崎さんだが、
もともと第1作の時点からヤマトに乗っていた、という設定だった。

旧作全体を見通してキャラの再配置を行っている2199だが、
島の父が艦長をつとめる「むらさめ」の機関長だった、
というのはすごくいい設定改変だと思う。
リメイクのための単なるつじつま合わせではなく、
山崎にも登場する理由がちゃんとドラマとして用意されてる。

今回は二人とももっぱら島との関わりで出番があるけど
こういう人生の年輪を重ねた大人がしっかり若者を支えているのは
素直にいいなあと思える。

ガミラス側のおじさんキャラばかり話題に上がるが
ヤマト側にもこんないぶし銀のような人がいる。

私も山崎さんのような人になりたいと思う今日この頃・・・。


■藪

藪は島のことを「エリート」って言ってるけど
彼だって捨てたもんじゃない。

第一艦隊旗艦「きりしま」の機関員だったし、
さらには、人類の命運をかけたヤマト計画の選抜メンバー。
性格はともかく、機関員としての腕は一流のはず。

もっと自信を持っていいはずが、そうなれないのは
周りに能力一流かつ容姿端麗って人が多すぎるからか?
女子なんてモブキャラに至るまで美人揃いだしねぇ。
(一部体型に問題がありそうな人もいたような気もするが・・・)

新見さんにマインドコントロールされてそうでオジサンは心配だ。
なろべく長生きしてほしいんだけどなあ・・・


■南部&相原&太田

南部がここまで素晴らしくキャラ立ちするなんて誰が予想しただろう。

メ2号作戦での爆弾発言とか、酒乱の巨乳ナースに絡まれたりとか
酔いつぶれて顔に落書きされるとか。
第四章でも、
「おまえは黙ってろ!」とか
古代と雪の痴話げんかを聞いてキリキリするとか。

これからも笑わせてもらえそうで期待してる。
いや冗談抜きで愛されてると思うよ。乗組員からも、製作スタッフからも。

でも砲撃シーンではちゃんと仕事してるのはえらいね。

相原と太田はほとんど出番無し。

太田は第三章でまこっちゃんにメイド服を着せるという快挙(?)を成し遂げたけど、
相原はいまのところ一番存在感が薄い。
彼にこれからスポットライトが当たる日は来るのか?
(冗談抜きで、次の第五章あたりで出番が無ければ、
 そのまま終わってしまいそうな気配だぞ・・・)

旧作では、宇宙遊泳とか逆玉とか浮き沈みの激しい人生を送っていたんだけど、
今作の相原の明日はどっちだ?


■佐渡&原田

序盤ではただの大酒飲みだったんで、旧作を知らない人は
「なにこのおっさん、酒ばっかのんで。たまには仕事しなよー」
て思うだろなぁ。

予想(予定?)どおり艦長の体調悪化と同時に出番が急増。
旧作では、獣医だったのがいつのまにか人間を診察するようになってたんだけど
今作では、マジックハンドやらナノマシンやらを駆使した
ハイテク医療のエキスパートに変貌しちゃいましたね。
これなら最終話の誤診もなくなる?(←知らない人はスルーしてください)

まこっちゃんは林との漫才シーンと下着でのサービスカットが主な出番。
基本的に彼女の立ち位置はギャグ要員兼お色気要員なんだね。
今回は加藤との絡みがなかったのがちょっと寂しい。


■榎本&岩田&遠山

13話では大活躍だった3人組。岩田と遠山もどうしてどうして優秀じゃないか。
まあ、基本的に無能な人間はヤマトに乗ってないはずだが
それが実証されたシーンでもあったね。


■山本

身体検査されるメルダを見て、
そして船務長と一緒に風呂に入って、思ったんだろうな・・・
「アタシと戦術長の仲を邪魔しようする女って
 どうしてみんなアタシより胸が大きいのよッ」
というわけで、まずはガミラス女の方から始末しようとしたんですね。

・・・冗談(いやちょっぴり本当だと思ってるが)はさておき、
戦術長といい雰囲気を漂わせていた第三章と比べて
今回はあまりいいところがなかったかな。

でも島とのシーンや加藤&篠原とのシーンを見ていると、
彼女も愛されてるよなあ。クルーからも、製作スタッフからも。

山本を女性化したのも、今回の章を見ていて何となく理由がわかった。
物語のキーとなるメルダを設定したとき、
これと対になるヤマト側のキャラを作りたかったんだろう。
ならば、同じ女性のパイロットにしよう、ということだ。

メルダと山本はおそらくまた再会するだろう。
それは敵として決着をつけるためなのか、それとも・・・?

おおかたの予想通りに、メルダが結末(講和or停戦)へ向けての重要キャラなら、
状況によっては山本がメルダを助けて代わりに死んでしまうなんて展開もありそう。
いまわのきわに「借りは返したわよ・・・」(なんて不吉な)。

やっぱ、どっちに転んでも彼女は地球に生還できなさそうな予感がひしひし・・・。


■百合亜

彼女の役割はユリーシャの "依り代" だったんだね。
第9話でもそれをにおわせるシーンがあったけど。
ラジオヤマトを聞いてると、
「人は好いけどちょっと頭のねじがゆるんだ子(失礼!)」
って感じしかしないんだけど。

14話のラスト。ユリーシャは再び自動航法室へ帰って行ったのか、
それともこのあとずっと百合亜の中に居座ってしまうのか。
どちらともとれる描写だったね。第五章が楽しみだ。

ユリーシャ憑依状態の百合亜の言動を見ていて
一緒に観に行ったミーちゃん曰く
「ファフナーの乙姫(つばき)ちゃんみたい」
なるほど、言われてみればその通り。
って「蒼穹のファフナー」を知らない人には何のことかわからないよね。
(そういえばファフナーも年内には続編が始まりそうな気配・・・なんだな。)

波動エンジンに再起動をかけてたけど、百合亜にそんな権限があるのかな?
それこそファフナーの乙姫みたいに、
ユリーシャはヤマトのシステム全体に対するadministrator権限があったりして?


■加藤&篠原

今回はこの二人、出番少ない。加藤は2カット、篠原は1カットかな。
加藤と山本はディスクの表紙を飾ってるのにねー。
(アステロイド帯を飛ぶファルコンを背景にしてるので
 てっきり対次元潜行艦戦で活躍するとばかり思ってた。)
たぶん2199における航空隊最大の見せ場は七色星団戦。
でもそこでほぼ壊滅しちゃうんじゃないかって心配な今日この頃。
(少なくとも篠原はお亡くなりになっちゃうと覚悟してる。)


■伊東&星名

星名くん、いい人ぶりを発揮してるけど本性はわからんよね?

相変わらず毒舌が絶好調の伊東さん。
山本を煽ったり、艦長の手術中に笑みを浮かべてたり。
ほんと何を考えてるんだか。
予想されている反乱騒ぎではどちらに着くのか。
起こす側?鎮圧する側?それとも?
伊東が主役になる回が、ある意味ヤマト最大の危機なのかも。

さて、今回はここまで。
次回はガミラス側のキャラについてを乗せる予定。

ではその3へ続く。


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「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章」 感想・・・のようなもの、その1 [アニメーション]

恒例の、ヤマト2199第四章 感想・・・のようなもの、その1。

公開初日の12日に親類の女子高生・ミーちゃん(仮称)と一緒に観てきた顛末は
「鑑賞記」としてすでにアップ済み。

毎回断ってるけど、私は「感想」というほどたいしたものは書けないので
「のようなもの」ってつけてる。
相変わらず無駄に長い文章なので、お時間に余裕のある方はおつきあいください。

はじめに断っておきますが、盛大にネタバレ全開で書いてます。

ですから、BD/DVD待ち、あるいはネット配信待ちの人はご遠慮ください。
(TV放映待ちって人もいるかも知れないけど)


■全体として

今回も、全体的に戦闘は少なめ。
第11話はドメルとガトランティスの会戦は迫力充分だったけど、
    メインは山本とメルダの戦闘機2機でのドッグファイト、
第12話はなんと戦闘シーン無し。かろうじてラストシーンにワンカットだけ?
第13話はヤマトが次元潜航艦から逃げ回る話。
第14話は精神攻撃で主戦場は古代と雪の精神世界?だったしね。

じゃあつまらなかったかというとそんなことは全くなく、
私は充分に楽しませてもらいました。

旧作でも、太陽系を抜けてからバラン星へ到達するまでの間は、
大きな戦闘はほとんど無かったしね。
2199もそのへんを踏襲して、ドラマ部分をメインに見せていくのでしょう。

「今度のヤマトって、ガミラス側の人間関係もちゃんと描いているのねぇ」
とは、家で第四章のBDを観たかみさんの感想。
全くもってその通りで、物語にぐっと厚みが出てきましたね。

ストーリー的にはほとんどオリジナルになってきた。
前章までは、(第9話を除いて)「この話は旧作第○話のリメイク」って
当てはめられる場合が多かったけど、第四章ではほとんど成り立たない。
ところどころに「ここは旧作での、あのシーンだなぁ」は出てくるけどね。

私は充分に楽しんだんだけど、このあたりは人によって感じ方が異なるだろう。
ネットの感想を読んでると、第14話なんか違和感バリバリで不評の人も多いみたい。
私も、映画館でこそちょっとびっくりしたが、
家でBDを見返しているうちに違和感は無くなってきた。
ぎりぎりだけど、私のストライクゾーン内、てとこかな。


それでは個々の話について。

■第11話「いつか見た世界」

冒頭、ドメルが戦っているのはガトランティス軍。
元ネタは、言わずと知れた「さらば」&「ヤマト2」登場の彗星帝国ガトランティス。
「白色彗星」のテーマ[ディスコ版・再アレンジ・再録音]という(なんとも豪華な)、
自分たち専用のBGMにのって
ボコボコにされるガト軍の方々(よーく考えたらおかしい)。
旧作を知らない人が見たら、この曲をドメルのテーマと勘違いしそうじゃないか。

いやあドメル強い。強すぎ。でもいい。
ガトランティスをフルボッコ。いいぞもっとやれ。
ガミラスと彗星帝国が戦ってれば、
ガミラスを応援するのが正しいヤマトファンというものです(きっぱり)。

冥王星戦では、ヤマトの前にもろくも敗れ去ったガミラス艦も
ドメル指揮下では見違えるような高機動戦闘を行っていて
どう考えてもこれにヤマトが勝てるイメージが持てないんだが・・・・

一方ヤマトではメルダの処遇を巡って一悶着。
山崎さんの打ち明け話に激高する島。
雪vs玲の女の戦いも始まる?・・・と思いきや。

幕張の音楽団で見ているんだけど、あのときはスクリーンまで遠かったし
角度もよくなかったので、今回じっくりと見ることができてよかった。

メルダを解放するときに4日分の食料を渡すのは旧作に準拠しているんだろうね。
ただオムシスで作ったものだから、原料は何かは知らない方が幸せなんだろうけど。


■第12話「その果てにあるもの」

ガミラス側とヤマト側、双方の物語が一話まるまる使って描かれている。
戦闘シーンは皆無だが見応え充分の回だったと思う。
ガミラス側が一枚岩ではないのがいよいよ明らかになってきた。
不穏分子の存在も語られ、これが終盤のストーリーに関わってくるのだろう。

古代と島が喧嘩して、仲直りする話も旧作にあった。
今作ではそこに開戦のいきさつを絡ませてる。
今作のガミラスは絶対悪ではなく、地球側も無垢な善ではない。
(ガミラスは服従か絶滅しか選択肢を与えないので、
 遅かれ早かれ戦端は開かれたと思うけど)
今回地球側から仕掛けた事実が明らかになったことにより、
終盤でガミラス星が壊滅することはなくなったんじゃないかなと予想する。
デスラーの支配体制崩壊はあると思うが・・・

・・・なんて、見ながら先のことをいろいろ考えたけど、
結局、雪の尻がすべて持って行ってしまった(それかい)。


■第13話「異次元の狼」

「ヤマトIII」で登場し、ヤマトを苦しめた次元潜航艦の登場。
モチーフは「眼下の敵」らしいんだけど20分そこそこで
戦艦vs潜水艦の駆け引きを描くのは難しそう。
松本零士の戦場漫画シリーズの「オーロラの牙」も入ってる?

異次元にピンガーを打つという着想は面白いけど
「亜空間ソノブイ」はちょっと都合よすぎな感じも。
第10話で次元断層に落ち込んでるのでデータはあったかも知れんが
そこから「異次元からの攻撃」を想定しての索敵装置の開発まで簡単にいくものか?
11話か12話でちょっとでも触れておけば・・・とも思ったが、
まあ「細かいことはいいんだよ」がヤマトなのだよね(えー)。
次元潜航艦との決着はつかず、ヤマト逃走に成功。
再戦の機会はあるのか?

ちょこちょこ旧作を知ってる人ならニヤリとする場面も。
古代の交代要員が「北野」とかね。

古代が一気に主役に躍り出る回でもあるんだが、
真田さんの指揮ぶりを見ていると、
今作では「艦長代理」という役職そのものが無くなるかも知れんね。
前にも書いたけど戦闘時の指揮権のみ任されるのかも。


■第14話「魔女はささやく」

おそらく第9話なみに賛否両論が渦巻いてる回。

まず、映画館で観たときはびっくりしてしまった。
そのため理解がおいつかず、評価ができなかった。
家に帰ってBDで見返してみるとだんだんと理解ができてきたと思う。

元ネタは松本零士の漫画版にある、幻覚を見せる精神攻撃の話だろう。
それに絡めて古代と雪の過去、さらに自動航法室の"ユリーシャ"をからめるという
「一粒で3度おいしい」というある意味欲張りな話。

ただ、表現の方法として「どっかで見た感じ」というのはつきまとう。
「怪奇大作戦」とか、ウルトラシリーズの実相寺昭雄監督回とか。
電話する古代を魚眼レンズ風にデフォルメするのも
「パトレイバー」の劇場版あたりで見たような気が・・・
このへんで評価を下げる人もいるかな・・・

縦ロールでクルクルしてるヤマトも、、
映画「2010年」でのディスカバリー号だよね。
でも、こんなヤマトは見たことなかったので、新鮮と言えば新鮮。
軽いとかいろいろ言われてるCGヤマトだけど、
このシーンはさすがにCGでないとできなかったよね。

  ちなみに、大学時代に「2001年宇宙の旅」のリバイバル上映があって
  有楽町まで観に行ったんだけど、最初の30分とラスト30分を除き、
  途中の1時間半は寝てしまったことは内緒だ。

しかし、こんなもやもやなんかどうでもよくなってしまうくらい
インパクトがあったのは、雪の尻だった(またそれかい)。
いや、古代が初めて「ユキーッ!」って叫ぶイベント回でもあったんだけどね。

最後の「大切な人」云々の会話は、旧作にあった記念写真のエピソードの2199版だね。


それでは、キャラ別にコメントを。


■沖田

13話冒頭でついに倒れる沖田。
それにより、ストーリーからは一歩引いた位置に行ってしまった。
倒れる前の「人は間違いを犯す」云々の沖田の言葉を胸に、
13話では古代が命令違反承知で行動し、ヤマトを救う。
14話の沖田は、登場シーンさえ無かったような。

というように、沖田から古代へと主役の交代が始まった第四章でもあった。
旧作ではバラン星のエピソード後に指揮権を古代に譲ってしまったが
今作はどうなるのだろう?


■古代

メルダに対して「君とは信じ合える」と語った古代。

旧作の古代は、ガミラス人の捕虜に刃物を持って突っかかっていくという
とんでもなく過激な性格だった。
2199の古代は、性格が改変されていて、
「おとなしすぎる」「優等生」「影が薄い」など、批判もあった。
(ちなみに私は2199の古代、好きですよ。たぶん旧作より好きです。)
なぜこのような変更を行ったのか、
第四章のBDを何回か見返してたら、自分なりにわかったような気がする。

旧作第24話「死闘!神よガミラスのために泣け!!」の終盤、
ガミラス帝星でのデスラーvsヤマトの激しい攻防によって
廃墟となった都市を眺めながら古代と雪が語る場面がある。
 地球が生き延びるためとはいえ、
 結果的に一つの国家を滅亡に追いやった自分たちは、
 ガミラスと同じではなかったのか・・・
雪が号泣しながら「私にはもう神様の姿が見えない・・・」と叫び
古代は「我々がしなければならなかったのは戦うことじゃない・・・
    愛し合うことだった・・・。」とつぶやく。

当時、16歳だった私は単純に感動した。
この古代の台詞こそ「ヤマト」という作品のテーマだったんだ、と。

しかし、古代とヤマトは、続編となる作品群において、
さらなる戦いの場へと突き進んで行ってしまう。
白色彗星帝国も、暗黒星団帝国も、ディンギル帝国も
みんな滅んでしまったではないか。
(ヤマトが直接滅ぼしたわけではないものもあるけど)

さらに、あの古代の台詞も自分が大人になってみると
「一方的に大量虐殺をやっちまった後で反省されてもなぁ・・・」
いささか偽善的に聞こえるのは否めない。
だから2199では、あの「愛し合うべき云々」の台詞は
無くなるだろうとの予測がもっぱらだった。

確かに無くなると私も思う。
でもひょっとすると、製作スタッフはもう一歩先を目指しているのかも知れない。
それは「言葉では無く、行動で示す」ということだ。


ガミラスとのファーストコンタクトで、攻撃命令に逆らった沖田。
異星人との友好関係を願っていた島の父。
上の世代が果たせなかった(さらに言えば、旧作でも果たせなかった)、
「ガミラスとの友好と相互理解」。

2199の古代は、それを引き継ぐ存在として位置づけられているのだろう。

ガミラスは敵。ガミラスは憎い。
しかし、「国家としてのガミラス」への感情と、
目の前にいる「個人としてのガミラス人」への感情を、
分けて考えられるほどに、2199版の古代は成長した人格を備えている。
(旧作の性格は島や山本に分担させている)

メルダに対して、古代に冒頭の台詞を言わせることにより、
制作陣は今作での物語の着地点を明示したのだろう。
また同時に、彼がその結末へ向かってヤマトを導いていく存在になる、
つまり「物語のこの時点から、主人公は古代になった」という
宣言のようにも思うのだが、さてどうだろう。
(ならば、メルダもまた結末へ向けての重要なキーパーソンとなるはずだ)

この11話にいたって、もっと言えばメルダと出会うことによって、
古代に与えられたキャラクターが視聴者に対して明確にされる。
だから古代が主役になるには、ここまで引っ張る必要があったのだろう。

(そう考えると、7話で沖田と古代が酒を酌み交わすシーンをなくし、
 12話で沖田が古代に「軍人として、人間として」を語るシーンを入れたのは
  11話までの古代の言動を見てきた沖田が、彼を後継者として
 見なし始めていることを示すためかも・・・てのは穿ち過ぎか。)

古代の思考は、まだまだ現状では「理想主義」だろう。
しかし、玲や島にも少しずつ影響を与え始めているようだ。
これがさらに大きくなって広がっていくならば、
2199のヤマトは、地球にも、またガミラスにとっても
「希望をもたらす艦(ふね)」となるのだろう。
(まあそこまで描ききれるかどうかは分からないけど。)

  実際には現実はそんなに甘くない。確かに。それは百も承知。
  でも、せめてアニメーションの中だけでも夢を見たっていいじゃないか。
  金を払ってまで気の滅入るような泥沼の戦いを観たいとは思わない。
  私はそう思う。

ネットに流れている感想などを読んでも、けっこう多くの人が予想している。
この流れで行けば、やはりラストでのガミラス滅亡は無くなるんじゃなかろうか、と。

ガミラスで内紛が起こり、何らかの形でデスラー支配体制が崩壊し、
後継政権との間で講和(とまではいかなくても停戦合意くらいは)できる、
そんな展開になるんじゃなかろうか。
(そして本星を脱出したデスラーとヤマトが
 地球を目前にして最終決戦、という流れだろうな・・・)


とまあ、こう書いてはきたけれど、正直なところ、リメイクに当たって
(もしも上に書いた通りの展開だったとしたら)
「ヤマト単艦が巨大なガミラスを滅ぼすなんてとても無理」
→「ガミラスが内部崩壊することにしよう」・・・ってとこから逆算して、
ストーリー展開とキャラクターを再配置したものが「2199」だ、とも言えるよね・・・

これはけなしてるんじゃなくて、
21世紀の現代にもう一度「イスカンダルへの旅」を語り直すなら、
必要な改変だと思うし、私は支持しますよ。
「無理・矛盾をつぶすことによって、ストーリーに広がりやおもしろさが増すなら、
 積極的につぶしていこう」って出渕監督がどこかで言ってたけど、
まさにそれじゃないかと思う。


ちょっと先走りすぎだね。まだゴールは全然見えないのに。
でも「あーでもないこーでもない」ってヤマトのストーリーの予想ができるなんて、
一年前には考えられなかったんだから、幸せなことだよねぇ。
2199には感謝、感謝。


さて、旧作の古代は、性格に問題はあっても戦闘能力は折り紙付きだったが
2199版の古代も、軍人としてますます磨きがかかってきたようだ。
13話での次元潜航艦、14話での精神攻撃と
ハード・ソフト両面からの猛攻を見事切り抜けて見せた。
(14話ではユリーシャの助けもあったみたいだが)
主役にふさわしいはたらきを見せてくれたので、指揮権委譲も近い?


・・・と真面目な話はここまでにして、

第四章の古代には、ガミラス以外にも「船務長」という強敵がいたねぇ。
12話のコスモゼロ格納庫での尻攻撃とか、
14話の非常階段での尻攻撃とか、
意味深・思わせぶりな発言の数々とか、
ハード・ソフト両面からの集中砲火を浴びて
鉄壁を誇った朴念仁防壁も崩壊寸前まで追い詰められた模様。
ついには「ユキーッ!!」って叫ぶけど、
事が終わってみればまた「森くん」に戻ってるのが何とも2199の古代らしい。

公私ともに、とてもたいへんだった戦術長でした。

なんだか古代のことで予想以上にたくさん書いてしまった。
今回はここまで。

それでは「その2」へ続く。


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「奇面館の殺人」 [読書・ミステリ]

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/06
  • メディア: 新書



評価:★★★☆

普通の作家だったら「素晴らしい!」って手放しで褒めちゃって
星4つくらいつけちゃうんだが、
そこは綾辻なので(本人からすればつらいところだろうが)
読者の側からの要求というかハードルが高くなってしまって
星3つ半にしちゃいました。


館シリーズ最新作。

第1作「十角館の殺人」の衝撃は今でも忘れられない。
大学生の頃から読書傾向がすっかりSFにシフトしていた私に
ふたたびミステリ回帰をもたらした作品だった。
その後しばらく「新本格」を読みふけったものだ。

さて、その館シリーズもはや9作目。
舞台となるのは東京とは言っても山奥の僻地に立つ「奇面館」。

ここに集められたのは、年齢も背格好も容貌もよく似た6人の客人。
館の主人・影山逸史(かげやま・いつし)を加えた7人の
全員に課せられたのは・・・
「自分の部屋にいるとき以外は、
 鍵のかかる金属製の仮面を装着しなければならない。」
という奇妙な規則。

客人の揃った翌朝、館の主人の部屋<奇面の間>で死体が発見される。
しかし死体には頭部が無く、手の指もすべて切断されていた。

そして客人たち全員は、起床したときには顔に仮面が装着され、
その鍵はすべて持ち去られていた。

死体は影山なのか。
それとも客人との間に "入れ替わり" が行われたのか。
なぜ首を切断したのか。なぜ指を隠したのか。
なぜ客人に仮面をかぶせたのか。

折しも豪雪に見舞われ、外部との連絡が途絶した館の中で
犯人探しが始まる。


「今回はコンパクトな作品を目指した」とあとがきにある。
(前作の「暗黒館の殺人」がものすごい超大作だったせい?)
とはいっても新書で400ページを越える大部になってるけど。
異常な状況下での様々な謎に、すべて論理的に解答が与えられる
ラストの謎解きシーンはやはり圧巻。

俗世間と隔絶した「綾辻ワールド」で
本格ミステリの世界にどっぷり浸る、という悦楽はやはり得がたいものがある。

館シリーズ最終作は3年後か5年後か。
どちらかというと寡作な人だけど
こういう作品は量産がきかないものだろうから
じっくり取り組んで、いいものを書いてもらって
また楽しませてほしいものだ。


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「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章」鑑賞記 at MOVIX柏の葉 [アニメーション]

恒例の鑑賞記、第四弾。

前章では、ついにかみさんと一緒に観に行くことができたのだけど
今回、かみさんは不参加。
別にかみさんとケンカしたとか、体調が悪かったとかいうわけでは無く、
ちょっと家を空けられない用事があったので。

仕方なく、また一人で行くのかなあと思ったのだが
ここで援軍(?)が現れた。
以前、このブログにも登場した身内というか親類の高校一年生の女子だ。
彼女が「あたしが一緒に行ってあげてもいいよ」と言ってくれたので
同道をお願いすることにした。
もちろん映画代は私持ちだ。当たり前か。
彼女のことをこれから仮に「ミーちゃん」と呼称することにしよう。

12日朝、6:40に車で出発。
ホントは6時前に出発して電車で7時前に着きたかったんだが
ミーちゃんは朝に弱いのでこの時間の出発。
か弱い(?)女の子を冬の朝にららぽーと前の吹きさらしで待たせるのも可哀想だし。
それにこの時間になっちゃうと電車でも車でも
ほとんど移動時間は変わらない(道が混まなければね)。

というわけで、移動手段は車。
もちろんBGMはヤマト2199のサントラ盤!
旧作のBGMについての蘊蓄をミーちゃんに語りながらハンドルを握る。
「このスキャットを聞くと、赤い地球の姿が目に浮かぶんだよね」とか
「この曲が流れると、夕陽をバックにしたヤマトの残骸がだな・・・」とか
「超巨大ミサイルがぐりぐりと宇宙を飛ぶシーンはこの曲しかない」とか。
「あたしガンダムSEED大好きだけど、
 ここまで曲とシーンが一緒のところってあまり思いつかないなぁ」
「それくらい、ヤマトは音楽が大事なのだよ」
ミーちゃんの反応は「また始まったか・・・」という感じである。

柏の葉までは約40分の道程。まあ朝だから道も空いていて
30分ちょっとで着くんじゃないかと踏んでたんだが
途中でなぜかプチ渋滞につかまりちょっと焦る。
でもまあ結果的に7:15ちょっと前には到着。

ららぽーとのHPだと西側駐車場が7:15頃、南側駐車場が7:30頃に
オープンすると書いてあったので、西側駐車場前に止める。
すでに2台ほど開場を待ってる。
道路の200mほど先には、また別に何台か止まってる。
あっちは南側駐車場だろう。
向こうの方が止まってる台数が多そうだなぁ・・・
と思っていたら7:15になった。
なぜか南側の方で待ってる車の方が先に動き出した。
えー・・・って思いながら車を南側へ移動させると、しっかり開場してる。
なんだよー南側の方が早いじゃんかー
それともオレの勘違いだったのかなー
なんて思いながら駐車場に入場。そのまま6階へ上がる。
車を駐めてららぽーとへ入る。
MOVIX前に行くともうすでに行列ができてる。

並んだのは7:20過ぎくらいだったかな。
いつものことだが見事なくらいオッサン率高し。
驚いたのは、もうBDの整理券を配ってたこと。
前回までは映画館の開場直前にならないと配布しなかったのにね。
もらった券を裏返したら番号が振ってある。41番だった。

さっそくかみさんに「整理券GETしたよ。番号は41番」ってメールしたんだが
返事が来たのは上映中だった。
(上映中は携帯の電源切ってたので、来てたのが分かったのはかなり後。
 「新年早々『よい』番号で良かったね」というものだった。)

相変わらず女性は少ない。いても熟年夫婦連れくらいか。
ミーちゃんくらいの女性は皆無。
いや、探せばいたのかも知れないが、私の視界にはいなかったねぇ。

映画館開場までの40分間は、私は読書。ミーちゃんはiPodをいじってた。

8:00開場。発券機でチケットを発券し、BD購入のためにレジに並ぶ。
前回と同じく、BDとパンフレットのみを購入する人向けには
別の場所にレジを用意してくれていた。おかげで8:15頃には無事に購入完了。
グッズを販売しているレジにはいつものように長蛇の列。
いつもながら皆さんの熱心さには頭が下がる。

予想はしていたが、若い女性は少ない。
中高生くらいの女子3人組のグループを見かけた以外は
未成年の女子はいなかったようだ。少なくとも私は見なかった。
上記の3人組も、ヤマトの上映館の中にはいなかったみたいなので
他の映画を見に来ていたのだろう。

8:20頃、ヤマト2199開場。
入り口でステッカーをもらう。
今回は台紙込みなので、ちょっと大きめのパッケージ。
どうしよかなー。貼っても広げて置ける場所が無さそうだしなー。
今までもらったエンブレムもPCラックの棚の上に放置してあるし。
全エンブレムをコンプリートしても、そのままどこかにしまっておきそうだなぁ。

予告が始まる。アニメの予告編になるとミーちゃんは大喜びだ。
「『スタードライバー』は観に行きたいんだけど、
 一緒に観に行ってくれる友達がいないんだよねー」

ちなみに「スタードライバー」って
「銀河美少年」とか「綺羅星!」とか言ってるヤツ。
ゲストを含めて声優陣がとっても豪華。
TV放送を見てたけど、ロボットの戦闘シーンがすんごい綺麗なので一見の価値あり。

さて、いよいよヤマト本編開始。

何と、「元祖ヤマトのテーマ」にのせて「いままでのあらすじ」。
さすがスタッフはわかってる!
往年の木村幌さんのナレーションが思い出されるねぇ。
願わくば最後は
「現在の目標は中間地点・バラン星。ヤマト、バラン星まであと××日!」って
締めてほしかったんだけど、そこまでは欲張りすぎか・・・。

肝心の第四章の感想だけど、これも恒例通り
何回かBDを見てから書こうと思うので、ここでは一言だけ。
第11話:ヤマト史上初(たぶん)の森雪入浴シーン。ありがとうございました。
第12話:雪のおしりが・・・。ありがとうございました。
第13話:古代君オンステージ。艦長代理へ王手?
第14話:雪のおしりが・・・。本当にありがとうございました。

上映が終わって、明かりが点いてから会場内を一通り見たんだけど
ミーちゃんくらいの女性はいなかったようだ。
まあ確かに、ヤマトの初日初回を見に来るような女子高生は珍しいんだろうなぁ・・・

家に帰り着いたのは12時頃。
昼食を取って、午後にはかみさんとミーちゃんを含めた3人でBDの上映会。
最初かみさんは「ギロロさん(中田譲治氏)が出てくる回(13話)だけでいいよ」
なんて言ってたんだが、私が「えーっ」て言ったら
「じゃあいいよ。全部見るから」だって。
(幕張の音楽団で11話は既に見てたんだけどね。)
でも実際に上映が始まったらどの回もけっこう楽しんでた。

「ドメルの声の人、ぴったりね~」とか
「山ちゃんはやっぱ上手よね~」とか。
12話でのドメルとディッツとタラン兄の会話ではミーちゃんと二人で
「すご~い」(← "かっこいい" とか "渋い" とかの意味を含んでる)
13話の次元潜行艦では
「えー、これがギロロさん?」とか
「ギロロさんってこんなにかっこよかったのね~」とか
(中田さんってもともとこういうかっこいい役がメインの人で
 ギロロさんが例外なんだよね。
 でも、かみさんは「ケロロ軍曹」で中田さんを知った人なんで。)
とにかくみんな「ギロロさん」で済ませてしまって
中田さんとかフラーケンとかの固有名詞は使ってもらえない。

というわけで上映会は終了。
公開と同時にBDを売るというのは、
こういうことができるので、やっぱりいいね。

第四章の詳しい感想は、イベント上映が終了したあたりに
いつも通りネタバレ全開で書く予定。


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ヤマト2199、TV放映決定! [アニメーション]

第四章公開を翌日に控えた11日、
すごいニュースが飛び込んできた。

4月よりMBS・TBS系で日曜17時からTV放映決定だと。

まず4月というのが驚き。
早くても10月からだろうと思ってたからね。

時間帯も、日曜午後。
まあ現状では望みうる最良の時間帯じゃないかな。
最悪、地方UHF(って今は言わないのか)局で深夜じゃないかって思ってたからね。
テレビ埼玉とかTOKYO MXとかで
ひっそりと放送されるのは悲しいなぁ・・・と最悪の場合も覚悟していたから。

理想を言えば、オリジナルと同じ日曜19:30がよかったんだけど
あの頃とは時代が違うしね。
ゴールデンタイムのアニメはほとんど皆無になってしまったよ。

心配なのは、制作が間に合うのかということだ。
第五章が4月、、第六章が7月、第七章が10月くらいだろうと思ってた。
第五章は予想通りだったけど、上記のペースじゃTV放送に追い越されてしまう。
第六章を6月、第七章を8月くらいに繰り上げないと
映画館でイベント公開する意味がなくなっちゃうんじゃないか?

ペースアップが可能な製作体制になってるのならいいんだけど
TV放映に合わせてクォリティが下がってしまうのは願い下げだなぁ。
そうならないことを切に願う。

とりあえずはTV放映が決まったのはめでたいのだけど、
いままで映画館に通って(いっぱいお布施をして)盛り上げてきてくれた
ファンの人たちを裏切らないようにしてほしいなぁ・・・。


昨日(12日)、第四章を観てきた。
そのあたりの様子も、このブログ恒例の「鑑賞記」として今書いてるところ。
今晩か明日あたりにはアップする予定。


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「龍神の雨」 [読書・ミステリ]

龍神の雨 (新潮文庫)

龍神の雨 (新潮文庫)

  • 作者: 道尾 秀介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/01/28
  • メディア: 文庫



評価:★★★

ミステリとしては星3つ半くらいあげてもいいんだけど
小中学生くらいの子どもが(親がらみで)苦しい思いをする作品は
個人的に好きじゃないので星半分減。

19歳の添木田蓮(そえきだ・れん)と中学3年の妹・楓の兄妹は
継父・睦男と三人で暮らしている。
引きこもりで暴力をふるう睦男に対して、蓮は殺意を抱く。

中学2年の溝田辰也と小学生の弟・圭介の兄弟は
事故で母を、病気で父を失い、継母・里江と暮らしている。
辰也は(ある理由によって)頑ななまでに里江を受け入れようとはしない。

そして、彼らの住む町に台風が接近してきたある日、睦男が死体となる。
雨の中、蓮が楓とともに死体を始末する様子を目撃していたのは・・・

詳しく紹介するとネタバレしそうなのでこれくらいにしておく。
(これでもバラシすぎな気もするくらい)
文庫で約400ページの作品なのだが
いかにも道尾秀介らしく
ラスト100ページは「え~っ!!」ていう驚きの展開。
見事に今回も一本取られました。

あとエピローグにも、もうひとひねりしてあったんだね。
いやぁ~全く気づかなかった(解説を読むとわかる)。


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「インディゴの夜」 [読書・ミステリ]

インディゴの夜 (創元推理文庫)

インディゴの夜 (創元推理文庫)

  • 作者: 加藤 実秋
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/03/11
  • メディア: 文庫



評価:★★★

フリーライター・高原晶(たかはら・あきら)は、もう一つの顔を持っている。
それはホストクラブ<club indigo>のオーナー(の一人)であること。
いちおう晶さんは女性です。念のタメ。

渋谷に構えるその店は、さまざまな事件に遭遇する。
勤めるホストが当事者だったり、通ってくる客が巻き込まれたり。

探偵役となる晶が、店のホストたちの協力を得ながら事件を解決していく連作短編集。
"明智小五郎と少年探偵団" ならぬ "高原晶と渋谷ホスト探偵団" だね。

とにかく、登場するホストたちのキャラが立っていて
ヒロインの晶がまた男前なこと。
彼女の活躍を追っていくだけでも退屈しない。

私はホストクラブなんてものには、おそらく一生縁が無いだろうが、
それでもとても楽しく読めた。
知らない世界のことを知るのは楽しい?ということか。
事件の内容も "夜の世界" ならではの展開を見せてくれる。

これもシリーズ化されているので、次巻を楽しみにしてる。


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「踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿」 [読書・ミステリ]

踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)

踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)

  • 作者: 北山 猛邦
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/06/29
  • メディア: 文庫



評価:★★☆

名探偵と言えば、たいていエキセントリックな性格の持ち主が大半。

頭の良さを鼻にかけて凡人を馬鹿にするようなイヤな奴だったり
頭のねじが何本か足りないんじゃないかってくらい理解不能な行動をしてたり。
そこまで行かなくても、奇人変人のたぐいに分類される輩が多いイメージがある。
(もちろん名探偵かつ常識人という人もいるけどね。)
この作品の探偵役・音野順くんも、まあ奇人変人のたぐいには入るのだろうが。
なにせ "世界一、内気な名探偵" なので。

引きこもりとまでは行かないが、外出は嫌い。
(坂木司だっけ、「引きこもり探偵」ってのあったよね)
友人で語り手の推理作家・白瀬にいやいや引っ張り出されて
おそるおそる事件現場に向かう。
推理力は折り紙付きで真相にもすぐ到達するんだけど
関係者を一堂に集めて「さて」なんて、とても言えない。
ユニークと言えばユニーク。

そんな気弱な名探偵が遭遇した事件・5編を収めたユーモア・ミステリ。
三津田信三みたいな凝った舞台と独特の雰囲気を用意した大作もいいけど
こんなふうなライトで手軽に楽しめる作品も私は好きだ。

シリーズ化されているので、続巻も楽しみにしてる。


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「QED ~ventus~ 御霊将門」 [読書・ミステリ]

QED~ventus~御霊将門 (講談社文庫)

QED~ventus~御霊将門 (講談社文庫)

  • 作者: 高田 崇史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/11/13
  • メディア: 文庫



評価:★★☆

棚旗奈々・沙織の姉妹が桑原崇を花見に誘う。
しかし、花見のはずが平将門に因む史跡巡りに変わってしまう。

崇に引き回されながらいつもの蘊蓄を披露される姉妹。
このメインの話に断片的に挿入されるのが
前々作から登場の神山禮子女史のエピソード。
この子、レギュラー化するのかなぁ?
このぶんだと次回作も出そうな雰囲気だ。
内容的にも、次回作「河童伝説」とつながっていて
今作は前振りみたいなものらしいし。

"ventus" と銘打った作品は、無印のシリーズ作品と違って
本編中に事件は起こらないみたい。
今回も崇と奈々たち一行の方には何も起こらず、
ミステリ的興味は禮子の出るパートの方に起こる。

私の将門に関する知識は、
NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」で得たものぐらいしかなく
(なんと36年前の作品じゃないか。将門を演じたのは若き日の加藤剛だったなぁ。)
しかも内容はほとんど忘れてるし。
でも、この作品を楽しむには全く支障は無かったよ。
読んでる内にいろいろ思い出すこともあって、それなりに懐かしかったり。
(真野響子や山口崇や佐野浅夫や露口茂とか、共演者の顔も浮かんできた。
 そういえば吉永小百合も出てたよなぁ。藤原純友は緒形拳だったかなぁ。)
けっこう楽しい読書の時間でした。


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