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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第三章 感想・・・のようなもの その12 [アニメーション]


第10話 幻惑・危機を呼ぶ宇宙ホタル  (2/2)

※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください!

■コスモウェーブ再び

ゴーランド艦隊の前で光り輝くテレザート星。
そしてヤマトの直前に輝く光が。

真田さんの前には守ニーサン。久々の登場。

「時間も空間も障害にはならないが、
 近づかなければ見せられないものもある。
 確証もないのにお前たちはここまで来た。
 今度はこちらが証しを立てる番だ」

古代の前には、お約束の沖田艦長。

「沖田さん、俺はダメです。指揮官としてみんなを束ねることも
 スターシャさんとの約束を守ることもできず。
 これから俺は・・・ヤマトはどうしたら」
「古代、おまえはよくやっている。本当によくやっているじゃないか」

古代の目から涙が。
まあ、今の彼にとって、いちばん言って欲しかった言葉だろうから。

「とるべき針路はお前の心が知っている。」
「待って下さい艦長、沖田さん・・・」
「お前の心に従え」

いままでの「ヤマトに乗れ」「覚悟を示せ」という言葉とは
若干ニュアンスが異なっているような気がするが。

■ "幻影" の正体は

そもそもこの "幻影" とは、どんなものなんだろう。

テレサが "死者の影" を通して語っているのか、

それとも "死者の魂" というものが高次元の世界に存在していて
テレサがそれを "現世" にいる人間たちに引き合わせているのか。

はたまた、単にコスモウェーブを浴びた人間が
"自分の作り上げた妄想" を幻視しているだけなのか。

前にも書いたが、私としては古代の「沖田越え」を見てみたい。
「さらば」のラストシーンのように
沖田の幻影にすがる古代は見たくないし、
たとえ幻影が現れて何か古代に喋っても
「いいえ沖田さん、僕はそうは思いません」
って言える古代であってほしいのだが・・・

前にも書いたが、こんなことを言ってると
「さらば」のファンの方々からは石を投げられそうだが・・・

中空に浮かぶテレザートとテレサの姿。
今度はヤマトに乗っている全員が見ることに。

■土方の立ち位置

「話は分かった。だが」土方は艦長就任を断った様子。

このあたり、シナリオ集ではもうちょっと詳しく書かれていて
古代のことを慮って断っているのがわかる。

「だが、旅にはつき合わせてもらう。俺も見てしまったからな」
土方の見た幻影も沖田だったのだろうか。

■斉藤

斉藤に語りかける加藤。「あんたは誰の幻を見た」

彼が見る可能性として考えらるのは、
かつての上官で御影の父でもある桐生隊長あたりかな。
しかし彼が見たのは謎の黒いシルエット。
うーん、思わせぶりだなあこのあたり。

■沖田の子ら

真田が口を開く。「引き返す選択肢もある」
しかし古代は決断する。

「前に進もう。そこには救いを待つ何かが存在する。
 祈ることしかできない過酷な状況に置かれながら、
 でも、祈ることをやめようとしない。
 俺たち人間がそうであるように」

いい台詞だなあ。
第6話で十一番惑星救出を決断したシーンの台詞も良かったが
さらりと人の有り様を示すあたり、なかなか深い。

「批準針路テレザート、二時間後にワープを行う」
「さすがはお前の子どもたちだ」

土方もまた、自らの意思でヤマトの旅に加わった。
彼の活躍もこれからが本番だろう。

この第10話は、いろいろな思いを胸にヤマトに乗り込んだ人々が
改めてテレザートへ向かう決意をする回なのだね。

■デスラー再登場

「あの男に艦隊をあたえるだと」
「死体同然で宇宙を彷徨っていた負け犬ごときに」

幕僚たちの陰口を背に受けながらマントを翻して現れる。

「わがガトランティスに敗軍の将の席も二度目の機会という言葉もない。
 御前のような者に艦隊を預けるなど異例なこと。
 大帝に感謝を!」

大帝の裁可が気に入らない様子のサーベラー。
リメイク版のデスラーも彼女にいびられるのでしょうか(笑)。

「サーベラー、一国の王には敬意を払え。
 我らに見せてもらいたいものがある。我々にはない言葉、『執念』。
 貴殿にはうってつけの獲物を用意した」

中空にヤマトの像が浮かぶ。

「どうかな、デスラー総統」
「感謝の極み」

ついに再登場を果たしたデスラー。
ガトランティスの力で蘇生させられたのですかね。
蘇生体みたいに何か細工されてませんかね。
敵ながらちょっと心配ですね。

しかもガトランティスには「愛」はもちろん
「執念」も存在しないらしい。

彼らが着々と宇宙の征服を進めているのも、
それが与えられた「使命」であり、それが「存在意義」だからで
「欲」とか「野望」なんてものは
もともと欠片さえ持ち合わせていないのかもしれない

■次回予告

「私は屈辱を忘れん男だ」

転送システムを使った攻撃はもうはずせませんよね。
問題は、これをヤマト側がなんと呼ぶか。
いくらなんでも今回は「デスラー戦法」はないだろうなあ・・・

今のところ、ここが第四章で一番気になる(おいおい)。

■終わりに

いつもはもっとおちゃらけて書いてるかと思う
この「感想・・・のようなもの」ですが、「第三章」は
内容が内容だけにけっこう真面目に(笑)書いてしまいました。
それだけ考えさせられるストーリーだったのですかね。

「第三章」については、とりあえずこれにて終了でございます。

いつもの通り、見たまま考えたまま頭に浮かんだものを
だらだら書いていて、長いだけでたいした中身はありませんが
まあ私の文章力ではこれが限界かと。
12日間にわたり、お目汚し失礼いたしました。
よろしければ「第四章」以後もお付き合いください。

明後日あたりから通常運転に戻して
読書感想録のアップを始める予定です。

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おか

mojo様
こんにちわ。
第3章のご感想、拝読いたしました。お疲れ様でした。
すでにいろいろ書かせていただいた通り、私の中で3章の評価は「保留中」といったところです。最大の要因は、以前も書かせていただいたことなんです。枝葉に思えるんですが、、、
また世の中的にはデスラー登場は盛り上がったみたいですが、「2」で観るのをやめた私にとっては、確かに「さらば」で、ちょっとカッコいいセリフを言って退場しましたが、その後の「活躍」を全く知らないので、なんでデスラーが「武士」で「ヤマトの盟友」になっているのか全く理解できていないためか、正直デスラーが登場してもしなくても、、、と思っていたのですが、これもファンからしたら石を投げられそうですね、、、
正直、色々な意味で4章が楽しみです。是非、今のモヤモヤを解消する展開になってくれることを期待しています。
by おか (2017-11-15 08:22) 

星野和雄

mojoさん、こんにちは。2202第三章の感想を興味深く読ませていただきました。大変申し訳ありませんが、以下のコメントは、mojoさんや他の第三章を楽しめた方には不快な内容のオンパレードになっています。本来なら、自分でブログを立ち上げて述べるべきことだと重々自覚しています。でも書かずにはいられなかったということで、ご容赦願います。読みたくない方は、遠慮なく読まない権利をご行使願います。

(1)ただのか弱い女の子になってしまった森雪。
再登場したと思ったら、いきなり自殺(未遂)ですか。「さらヤマ」の森雪死亡シーンは、私の完全なトラウマですので、森雪が身を投げた瞬間、息が止まりそうになりました。「さらヤマ」の『人の命を軽んじる』姿勢が、しっかりと2202に継承されていることを確認できちゃいました。
私がこの場面で期待していたのは、斉藤から事情を聞いた森雪が、心神喪失状態の古代進を叱咤激励し正気に戻し、何らかのヒントを掴んで、他のヤマトクルーと協力して、限られた時間の中で3名の蘇生体爆弾を特定・排除することでした。2199世界の漢前でかっこいい森雪なら、きっとそうしたはずです。
第三章上映開始直前の何かのインタビューで、福井さんは、古代進を主人公として際立たせるために、森雪は目立たないように描写しているという趣旨の発言をしていました。2202作り手としては、森雪の自殺(未遂)に大変満足しているのでしょう。

(2)必殺ビーム兵器の応酬も、派手な爆発も、大艦隊も観たかったけれど、一番観たかったのは「知略 vs 知略」の戦い。
ヤマトが単艦で戦っている以上、決め手の武器である波動砲の有効活用は当然です。私が観たかったのは、そこに至る「知略 vs 知略」の戦いでした。2199では、何度か遭遇戦はありましたが、ヤマト側もガミラス側もそれ以外はきちんと作戦を立ててから戦いに臨んでいます。そして、作戦通りにいかないピンチに陥っても、冷静に状況を分析し、新たな対策を立てて、事態を打開しています。典型的なのがメ2号作戦で、真田さんの「デブリが多いな」のつぶやきから始まって、反射衛星砲の存在を突き止め、使用される反射衛星を特定・破壊した場面です。
2202では、大スクリーン映えする派手な絵はてんこ盛りですが、「知略 vs 知略」の戦いは(アステロイドベルトを除いて)ほとんど描かれていません。

(3)ズォーダーのとんでも話に対して、古代進に反論させなかった2202作り手。
ズォーダーが言っていることは「男女が愛を育み子を成すこと、誰かを大切に思うこと、それこそが争いの原因だ。生殖器官を持たない我々こそが『真実の愛』を宇宙に実現できる。すがれ、私に」です。どこかのカルト宗教団体の教祖が言いそうな荒唐無稽な台詞です。こんな与太話に、古代進は何の反論もできず、一方的に精神的に追い詰められました。一応、ヤマトの敵として描いていますが、2202作り手は、この与太話に一理ありと思っているような気がしてなりません。
ガトランティスは、降伏の概念を持たず、ひたすら破壊と殺戮を目的とする対話不能のアンドロイド軍団という設定になっています。この軍団の頭目・ズォーダーにすがった星がどうなったかは、第三章までには全く描かれていません。そのせいで、「すがれ、私に」の台詞が空虚になっていますし、「真実の愛」の実体がかいもくわかりません。
2199では、ザルツ人の生き様・メルダの言動・デスラーの言動に振り回されるタランお兄ちゃん・ヒスの帝都緊急事態宣言などを通じて、作り手がデスラーの狂気に賛同していないというサインをちゃんと送ってくれていました。なので、安心して観ることができました。

(4)痛々しくて観ていられない古代進。
すでに第三章で心神喪失状態になってしまった古代進。今後、さらに厳しい局面が次々と襲いかかってきます。
ここからは私の妄想ですが、その中で古代進は、どんどん追い詰められ、最終的には狂ってしまうのでしょう。「狂人と化した古代進 vs 狂ったアンドロイド・ズォーダー」の最終決戦を描くことで、ラストの特攻シーンに説得力を持たせることが2202作り手の狙いだと思います。2202作り手が描きたいテーマは「相手が外道である以上、こちらも外道にならなくては勝てない」だと思います。

(5)民族自決権を擁護し、植民星の解放を目指す反デスラー派を、狂人のテロ集団として描きました。
2202作り手の政治思想が露骨に表れていました。反吐を吐きそうになりました。

(6)いなかったことになった、ユリーシャ・メルダ・エリーサ・ディッツ・バーガー・ネレディー。
ユリーシャたちが、ガミラス再建の主導権を握っていれば、独立を希望する植民星には素直に独立を認めたでしょうし、ガミロイドに頼らなければ維持できない拡大政策を転換し、困難ながらも少しずつ軍縮の道へ舵取りしていたことでしょう。しかし、降伏の概念を持たず、ひたすら破壊と殺戮を目的とする対話不能のアンドロイド軍団と戦っている状況では、ユリーシャたちの願いは無視されるのが当然と2202作り手は考えたようです。この辺の事情を描くのは面倒くさいので、いっそのこと、ユリーシャたちはいなかったことにしようと決めたのでしょう。毎回の上映冒頭で語られる、これまでのあらすじに、ユリーシャが全く登場しないのは象徴的です。

(7)土方さん、あなた本当に沖田さんの親友ですか?
ヤマト出航前の8年間、ガミラスとの戦いで地球側が勝利できたのは、第2次火星沖海戦だけで、他は全敗です。メ号作戦は、陽動作戦としては成功しましたが、引き換えに地球防衛艦隊はほぼ壊滅してしまいました。沖田さんも土方さんも、負け続けていたわけです。
こんな状況でも、沖田さんは「最後の一人になってもわしは絶望しない」と言いました。一方、土方さんは、第11番惑星の戦いに負けただけで「俺は負けた男だから」とつぶやきます。もちろん、沖田さんと土方さんは別人ですから、個性が違うのは当然ですが、親友ならば「最後まで絶望しない」という思いは共有して欲しかったです。

(8)便利ツールと化した波動砲。
重力崩壊を始めたシュトラバーゼを前にして、真田さんは「惑星規模の質量を送り込めば、重力崩壊を止められる」と進言し、土方さんが波動砲で大規模エネルギー(=質量)を送り込みます。しかし、重力崩壊している場所に、さらに質量を加えれば、重力崩壊は止まるどころかかえって加速します。重力=万有引力なのですから。
しかも、凄まじい威力を持つ波動砲の射線近くにいた古代進と森雪、3隻のガミラス艦は素粒子にまで分解し蒸発してしまったでしょう。
2202作り手の中には、まともな科学考証のできる人はいないようです。

(9)復讐にとらわれた血に飢えたゴロツキ=斉藤始。
フラーケンやハイニ、ゴラン・ダガームは愛すべきゴロツキでした。
2202作り手は、ゴロツキの描き方が上手ではないようです。

(10)トドメは、「2202で絶対に観たくなかった男=デスラーの再登場」です。

福井さんは、「元のストーリーを尊重するけど、それをそのまま現代に再現しても意味が無い」と言いました。2202作り手は、2017年の今、対話不能な勢力が現実に存在し、それと対峙するには軍事力しかないと訴えたいのでしょう。

以上、長い駄文にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
by 星野和雄 (2017-11-15 14:19) 

mojo

鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2017-11-15 23:18) 

mojo

@ミックさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2017-11-15 23:19) 

mojo

おかさん、こんばんは。

>私の中で3章の評価は「保留中」といったところです。

ヤマトファンが100人いれば、「観たいヤマト」も100通りですからね。
絶賛、保留、酷評、ネットにもいろんな感想があふれてます。

>また世の中的にはデスラー登場は盛り上がったみたいですが、
>正直デスラーが登場してもしなくても、、、と思っていたのですが

これは私も同意見です。旧作「2」~「新たなる旅立ち」~「Ⅲ」と
どんどん "なし崩し" 的に古代の "盟友" になっていくデスラーには
違和感しか感じませんでしたから。
個人的にはデスラーは "復讐の鬼 "のまま、
ガトランティス編のラストでお亡くなりになるべきだったと思ってます。

「2202」については、デスラーが登場しようがしまいが
私は「どっちでもいい」というスタンスでした。
デスラーを再登場させるなら扱いはけっこう難しそうな気もして
反対はしないけど積極的に賛成もしない、ですかね。

ただまあ、かみさんはデスラー(というかCVの山寺宏一さん)が
大好きらしいので、彼女の前では口にしませんが(笑)。

でも出さないと旧作ファンがうるさいでしょうねぇ。

>正直、色々な意味で4章が楽しみです。
>是非、今のモヤモヤを解消する展開になってくれることを期待しています。

まだ全体の1/3が終わっただけですからねえ。
伏線の回収もこれからでしょうし。
私も期待しています。

ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

by mojo (2017-11-15 23:19) 

mojo

星野和雄さん、こんばんは。

私のブログに寄せられたコメントとしては史上最長でしょうね。

「読まない権利」とありますが、
私のブログに書かれたコメントですから読まないわけにもいきません。
さっそく目を通させていただきましたが、
いやはや強烈なパンチの連続でサンドバッグになったような気分です。

以前からこのブログで書いているとおり
「100人のヤマトファンがいれば観たいヤマトも100通り」で、
「2202」が星野和雄さんの "観たいヤマト" から
かけ離れたものであることもよく分かりました。

以下に私の「返事」を書きますが、
これは星野和雄さんのコメントを読んで
「私はこう思った」という内容を綴ったものです。
星野和雄さんのご意見を否定するものでも
反論するものでもないことをまずお断りしておきます。

しかしながら、星野和雄さんのコメントと異なる見解を
記している部分も多々あります。
星野和雄さんの「俺ヤマト」と私の「俺ヤマト」が異なるものですから
同じものを見ても異なる評価が出てくるのはむしろ当たり前です。
私の解釈を読んで不愉快に思われるかも知れませんが
そのあたりはご容赦を。


(1)ただのか弱い女の子になってしまった森雪。

>「さらヤマ」の『人の命を軽んじる』姿勢が、
>しっかりと2202に継承されている

記事にも書きましたが、「2199」23話で自分の命よりも
古代の命を優先した決断を出来る雪のことですから、
私はここでの雪の判断は受け入れられます。
いささか即断即決だったのには驚きましたが(笑)。

雪がこのまま死んでしまえば『命を軽んじる』と言われても
反論できませんが、雪も古代も三隻のガミラス艦も助かってます。
9話の展開は一見すると「さらば」のラストをなぞっているようで
最終的にはそれを回避していると思ってます。
これについては後の項目でも触れます。

本当に『命を軽んじている』のなら古代が波動砲の使用で
あんなにうじうじ悩まないんじゃないかなあ。
ヤマトファンの中には「波動砲一発ですっきり解決!」って
展開を望む人も少なからずいて、
そういう人たちも第三章を酷評してみたいですが。

>限られた時間の中で3名の蘇生体爆弾を特定・排除する

まさに、そういう展開が出来ないように
9話は作られていると思います。
蘇生体が爆発するのは1分後かも知れないし1時間後かも知れない。
でも、ズォーダーの言葉からするとガミラス艦が
シュトラバーゼの引力圏を脱出してしまえば
とりあえず推進力を失っても、惑星に落ちて(重力嵐に吸い込まれて)
しまう心配はなくなりますから、時間はさほど残されていません。
ましてやズォーダーは透子を通じて古代の言動を把握していますから
蘇生体爆弾を特定・排除するように古代が行動したら
その時点で即座に爆発させるでしょう。

>福井さんは、古代進を主人公として際立たせるために、
>森雪は目立たないように描写している

そうかなあ。8・9話の雪はビンビンに目立ってますよ。
それに雪の「記憶喪失」の謎も描くと言ってます。
雪にはまだまだ見せ場があると思ってます。

(2)必殺ビーム兵器の応酬も、派手な爆発も、大艦隊も観たかったけれど、一番観たかったのは「知略 vs 知略」の戦い。

そうですねえ。知略が描けていないと言えばそうかも知れません。
でも、あとまだ4章分あるんです。戦闘シーンだって
デスラーとの戦い、テレザードの戦い、そしておそらく
太陽系に戻ってガトランティス艦隊との戦い、
そして白色彗星との最終決戦と盛りだくさん。
まだ判断は早いのでは。

(3)ズォーダーのとんでも話に対して、古代進に反論させなかった2202作り手。

>どこかのカルト宗教団体の教祖が言いそうな荒唐無稽な台詞です。

そうですかねえ。愛が原因で起こっている争いって
現代の地球上には枚挙に暇がないくらい起こっていますよねえ。
神への愛、祖国への愛、同胞を愛するがゆえの戦い。
愛イコール平和ではない、というのが「2202」のストーリーの
出発点であると福井氏は語ってましたよね。
そしてそれを体現したのズォーダーの言葉。
超絶的な絶対権力者がすべてを支配すれば争いは起こらない。
これもまた一面の真実。

>こんな与太話に、古代進は何の反論もできず、
>一方的に精神的に追い詰められました。

状況の支配権をズォーダーが全て握っていましたからね。
それに、第9話時点での古代はズォーダーに反論できるだけの
精神的成長を遂げてないんだと思ってます。
何かと沖田にすがってますしね。
古代が9話の試練とこの後の戦いを経て成長し、
最終的にズォーダーと再び対峙するときまで待ちましょうよ。

ガトランティスによる支配についても、
まだ "出自" が明かされただけなんですから
もっと詳しいことは後の章で描かれるんじゃないですかね。

(4)痛々しくて観ていられない古代進。

>すでに第三章で心神喪失状態になってしまった古代進。
>古代進は、どんどん追い詰められ、最終的には狂ってしまうのでしょう。

それこそ先走りすぎですよ。そんな古代を描いたら
ヤマトファンから総スカンを食らうのは目に見えてますからね。

>ラストの特攻シーンに説得力を持たせることが
>2202作り手の狙いだと思います。

第9話で「さらば」のラストをなぞったような展開を見せたのは、
逆に「さらば」と同じ展開にはならない、
ということを暗示していると思ってるのですが
都合がよすぎる解釈ですかね?

>「相手が外道である以上、こちらも外道にならなくては勝てない」

まさにそうならない、そうさせないための第9話だったと思ってます。
ズォーダーの "外道な愛" を古代と雪が否定するための。

(5)民族自決権を擁護し、植民星の解放を目指す反デスラー派を、狂人のテロ集団として描きました。

独立運動と言ってもさまざまです。
ガンジーのような非暴力不服従運動もあるでしょうし
ISISみたいな軍事テロ集団もあります。
ガミラスの植民星はそれこそ星の数ほどあるのでしょうから
独立運動も一派だけとは限りません。
中には8・9話に描かれたような過激派もあっておかしくないかと。

(6)いなかったことになった、ユリーシャ・メルダ・エリーサ・ディッツ・バーガー・ネレディー。

先ほどの項目と関連しますが、ガミラスの様子は描かれていませんので
植民星の現状は不明です。
独立を果たしている星もあるかも知れませんが
相変わらずガミラスが支配している星が大多数でしょう。
(一部は地球に割譲されてるみたいですが)

もっとも、独立したからといって
その星の住民が幸福になるとは限りません。
8・9話の反乱軍のような狂信的な指導者に
支配されたらどうなることか。
もっとも、独立した後のことはその星の人民が決めることだ、って
意見もあるでしょうけどね。
ユリーシャならそれを見越して、あえて
「(現状では)独立を認めない」って判断を下すような気もします。

>この辺の事情を描くのは面倒くさいので、

面倒くさいというより煩雑になりませんか。
ただでさえ登場人物が多いのにさらにキャラと舞台を増やして。
現状はヤマトとガトランティスに絞って描くのが正解だと思います。

それに、バレラスのことものちのち描かれると聞いています。
判断はその後でもいいのでは。

(7)土方さん、あなた本当に沖田さんの親友ですか?

8年間負け続け、ヤマト帰還後は軍部の政争にも敗れて左遷され、
赴任地の第11番惑星も守れなかったんですから
心が折れないまでも自信を失ってもおかしくないかと。

でもヤマトの危機には颯爽と現れて指揮を執るわけで
決して戦う心を失っているわけではないでしょう。

ヤマトの艦長就任を断るのも、「沖田のフネ」という遠慮と
その沖田の "息子" たる古代の立場を慮ったわけで、
私は立派な親友だと思いますけどね。

(8)便利ツールと化した波動砲。

>2202作り手の中には、まともな科学考証のできる人はいないようです。

まあ便利ツールと言われたらその通りですね。

でもヤマトに100%の科学考証を求めたら
それはヤマトではなくなってしまうとも思います。

ではどこのラインまでが許容範囲なのか。
それこそヤマトファンが100人いれば
100通りのラインがあるのではないのでしょうか。

それに、大戦艦群のど真ん中に撃ちこんでしまって
『命を軽んじる』ことより
重力嵐の中心を撃つ方がなんぼかマシではないですか。

(9)復讐にとらわれた血に飢えたゴロツキ=斉藤始。

「2202」での斉藤は、サンタのためにもみの木を用意したり
女性の永倉を救援のために送り出したり
女性と子どもを守るために命を張り、避難民から慕われて。
いい男じゃないですか。

愛情深い男だからこそ、ガトランティスが許せない。
そういう風に描かれているんだと思ってます

(10)トドメは、「2202で絶対に観たくなかった男=デスラーの再登場」です。

なぜデスラーが観たくないのか理由は不明ですが。
私のデスラーに対する考えは、別のコメントにも書きましたが
「登場してもしなくても、どっちでもいい」です。
旧作の、特に後半の描かれ方が好きではないので。
ただ、デスラーの登場を理由に「2202」を否定しようとも思いません。
出すならば、その必然性を見せてほしいなとは思っていますが。



最後に、ちょっと苦言を呈します。

星野和雄さんが「2202」に対してどのような感想を持とうと自由です。
このブログにどんな意見を書き込もうと、それも自由です。
ですが、書く以上は表現に気をつけてほしいものです。

ネットの向こう、ディスプレイの向こうには「人」がいるのです。
そして「人」には「感情」があるのです。

「確認できちゃいました。」のような、相手を揶揄するかの表現。
「反吐を吐きそうになりました。」のような品性を欠く表現。

どのような意見を書こうと自由ですが、ここは私のブログです。
私以外の不特定多数の方を対象にした文章かも知れませんが
私の記事へのコメントである以上、
第一義的には私あての文章と解釈します。

そして、ご存じのように私は(いまのところ、という限定付きですが)
「2202」を評価し、楽しんで観ている身です。

星野和雄さんも考えてみてください。
あなたが、自分の好きな作品について語っているとき、
面と向かって「その作品を観ていたら反吐が出そうになった」と
誰かに言われたら、どんな気持ちがしますか?

他人のブログに書き込むのなら、もう少し相手のことを慮って、
表現に気を遣うべきじゃないかと思います。

星野和雄さんのコメントを読んでいて、
上記の「反吐うんぬん」のところまで読んだところで
返事を書く気力が9割方失せたのですが、
せっかく書いていただいた文章なので返事を書かせていただきました。
さぞかし星野和雄さんにとっては
不愉快な文章になっていると思いますが、これがわたしの感想です。

どうしても今回のような表現、文章をネットに載せたいのであれば
アンチの集う掲示板に書き込むなり、
それこそご自分でブログを開設するなりされてはどうですか。

これだけ情熱を持って書けるのですから、
こんな場末のブログの隅っこにちまちま書きこむより
ご自分のステージを用意して堂々と世に問うては如何かと。
そしたら、私ものぞきに行きます。
コメントも書き込ませていただきますよ。

最後はちょっとキツイ表現になってしまいました。
お気を悪くされたかも知れませんが、
思った通りのことを書かせていただきました。

以前、「2202」から下船なさると窺いました。
個人的には残念ですが、こればかりは
他人がどうこう言えることではありません。

それに、私だって今後の展開如何では
いつ "下船組" に加わるか分かったものではありませんからね(笑)。
人のことは言えません。

「さらば」みたいに途中で "置いてきぼり" にされずに
最後まで「見届けさせてくれ」って願っている今日この頃です・・・
by mojo (2017-11-15 23:20) 

星野和雄

心の広いmojoさんが、返信をためらうほどのひどいコメントをお送りしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。結果として「荒らし」と同じ行為をしてしまいました。心よりお詫び申し上げます。
今後もmojoさんのブログは拝見させていただきたいと思っていますが、コメント送信の際には、表現や長さも含めて、細心の注意を払ってお送りいたさせていただきます。
この度は、本当に申し訳ありませんでした。
by 星野和雄 (2017-11-16 10:03) 

たか

mojo様
初めまして、いつも楽しくブログを拝読させて頂いてます、たかと申します。
このコメント欄のヤマト論議も、興味深く読ませて頂いてます。
特に今回、厳しい意見が寄せられていますね。
私自身、思うところもありました。雪があんなに即決で身を投げるのはどうなのか、とかですね。

ただ、私はこの2202、結末まで見届けたいと思っています。

私が「さらば」を見たのは中学生の時なのですが、あのラストには衝撃を受けました。今でも、あのラストには肯定的になれません。
なので、mojo様と同様、ラストシーンで、幻影の沖田に反論できる、そんな古代が見れたら、とても良いな、と思います。

どんな結末を迎えることになるのか、楽しく妄想しながら、このヤマトの旅を見届けたいと思います。

駄文長文、失礼しました。これからも、読書録含め、mojo様の記事を楽しみにしております。ありがとうございました。
by たか (2017-11-16 21:18) 

mojo

星野和雄さん、こんばんは。

私はそんなに立派な人間ではありません。
貶されればすぐに凹むし、褒められれば有頂天になる、
至って器の小さい人間です。
心だってそんなに広くはないのです。

このブログでも、感情を押さえきれずに
(私としては)過激な文章を載せたことも何回かあります。
たいていは、時間がたつと反省して削除してたりしますが。

器が小さいが故に、私はこのブログの運営に関しては
なるべく寛容であろうと努めてきました。
記事についても、のぞきに来た人が不快な思いをする文章は書くまい、
と思ってきました。

 とは言っても、何せ記事が1400件を超えてますので、
 すべての記事でそれができているかはちょっと自信がありません。
 中には、私の記事で不快感を覚えた方もいるかも知れませんが。

私と見解を異にする意見も排除するものではありません。
読んでみて「なるほど」と思うこともあれば
「それは違うんじゃないかなあ」と思うこともあります。
人それぞれ価値観が異なりますから当たり前のことです。


記事にも書きましたが、「2202第三章」には
批判されても仕方がない部分があるのは事実です。
それを否定するつもりは毛頭ありません。

ですがそれを充分承知した上で、それでも好意的に評価して
楽しんで観ている人も一定数いるのです。私もその一人です。


この「第三章」に限らず、リメイク版ヤマトは「2199」のときから
毀誉褒貶にさらされてきました。

私は一貫してリメイク版を評価する側で記事を書いてきましたが
否定的な意見を述べる人たちに対しても
一定の敬意を払ってきたつもりです。
意見が異なる相手であっても、記事の中で
茶化したり貶めたりするような文言は書いてこなかったつもりです

あり余る "ヤマト愛" を持つが故に、厳しい意見を吐く。
批判的な人もまた紛れもなく "ヤマトのファン" だからです。
星野和雄さんもそうでしょう。

そして、そういう人たちにも、理解してほしいのです。
リメイク版を評価し、楽しんでいる人がいることを。

作品自体に対する批判はどんどんしてもらって構いません。
(私がそれに同意するかどうかは別問題ですが)
しかしその矛先を
"楽しんで観ている人々" に向けないでほしいのです。

敬意を払えとまでは言いません。
ですが、少なくとも "楽しんで観ている人々" を
茶化したり貶めたりするような言動は慎んで頂きたい。
ただそれだけです。


こんなに長く書くつもりはなかったのですが
気がついたらけっこう書いてしまいました。

今後、このブログにコメントを書き込む際には
上記の内容をご理解頂けると幸いです。

よろしくお願いします。
by mojo (2017-11-17 01:54) 

mojo

たかさん、はじめまして。

>特に今回、厳しい意見が寄せられていますね。

「今までになかったヤマト」でしたからね。
受け入れられない人もいるのはわかります。

>雪があんなに即決で身を投げるのはどうなのか

そこもまた批判される部分の一つでしょう。
行動自体の是非も含めてあまりにも "超展開" でしたから。

>どんな結末を迎えることになるのか、楽しく妄想しながら
>このヤマトの旅を見届けたいと思います。

幻影の沖田が現れるのかどうかも含めて
どういうふうにこの "問題作" の幕を引くのか。
私もそれを見届けたいと思ってます。


これからも、ヤマト関係の記事と読書録を
双方ともマイペースで書いてこうと思ってます。
拙い駄文の羅列ですが、よろしかったらこれからもお付き合いください。

ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
by mojo (2017-11-17 02:02) 

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